表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
青い本をよんでいく件  作者: あや
6/6

1.1 Homogeneity

DeepLを使うと「均質」と出てきて、文章中が「均質」だらけになり悩んだところです。


「このHomogeneityというのが調べても分かりにくいです。

 何が均質なのですか。」

後ろの方を読んでいくと、2次元だと(x, y, w)という風にwを追加する

ということは分かったのだけど、それが日本語と結びつきにくい。


『この文脈だと同次の方が良いかも。

 従来のデカルト座標を拡張したもんで、スケールを表現する座標を追加する。』

『あとは同次座標系の文脈だと、投影空間における点と線の表現が均一であることを意味する。』

確かに、後ろの方で双対の話が出てくるから、納得できそう。


「でもなんで”同次”っていうんでしょうね。」

輪読会では咎められていたような質問をしてみる。


『ラテン語の"homogeneus"が同種とか一様とかの意味があったようやね。

 スケーリングすると同じになんで』

ちょっとスマホで調べるとラテン語のスペルが間違っているようだ。


「ラテン語だと"homogenea"みたいですね」

ちょこっと間違うところは気をつけないといけない。


『ごめんなさい。ラテン語だと"homogenea"です。』

茶谷さんとエルさんから同時に謝られた。


「ネットで調べていくと、同じような座標系で同次、均質、斉次の三種類が見つかりました。

 違いはなんでしょうか」

なぜか急にエルさんが悩み始めた。


「あのー、壮太さん、それだと三つともhomogeneousになるみたいなんやけど、どうする。」

意外なところで止まってしまった。

同次と均質は何となく同じっぽいが、斉次も同じなのか。

スマホで斉次を調べてみる。

そのものでは出てこないので、斉だけで調べてみる。

斉しい(ひとしい;そろっている)という意味らしい。なるほど。


「すみません、日本語の用語の問題らしいですね。」

こんどはこっちが謝った。



DeepLを併用していますが、同次と均質の翻訳が両方とも"homogeous"になったのは実際の話です。

「同次と均質の違いは何ですか。」の英訳結果を確認せずにChatGPTに聞いたとき、

「タイポですか」と逆に突っ込まれました

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ