イントロダクション 3
場面設定はここまでです。
「それでは、よろしくお願いします」
食堂の隣のカフェテリアで茶谷先生と授業が始まる。
茶谷先生は緑髪の眼鏡をかけた女性だ。
そしてその隣には青髪の女性も並ぶ。
「ウチは茶谷先生のツレのエルです。よろしくお願いします」
エルさんは茶谷先生の友人で、外国語翻訳レベルがAの先生とのこと。
「ところで壮太さんは英語できます?というのも茶谷は英語で会話した方が間違いが減るやけどー」
ちょっと意地悪そうな顔をしながらエルさんは聞いてきた。
『ボクもその方が助かります。壮太さんの都合次第ですが、どうでしょうか。』
ちょっと申し訳なさそうな顔をしながら茶谷先生はこちらを向いた。
「僕は日常会話くらいしかできません。」
青い本は英語版しかなく、ネットの翻訳サイトを使いながら読んでいるのだった。
「ほんなら、ウチが通訳させてもらってもいいですけどー」
食い気味にエルさんが乗り出してきた。
「でも正直なところ二人分の代金はちょっと・・・」
さすがにこれ以上バイトは増やせないことを頭がよぎる。
「いや、ここの茶谷への依頼でのウチの分は料金不要です。ツレの役にも立てますしー」
なるほど、であれば断る理由はない。
「分かりました。それではご好意に甘えてよろしくお願いします。」
青い本は英文だし、英語で質問できるのはむしろ好都合かもしれない。
茶谷先生とエルさん、三人で青い本を読み進めることになった。
会話を分かりやすくするため、茶谷は僕っ子で『』、エルは関西弁風にしました。
次回から青い本の疑問点をchatGPTに質問していきます。
chatGTPは日本語よりも英語の方が回答の精度が上がると聞いています。
元ネタのchatGPTへの質疑応答も、日本語ではなくDeepLを使って英語にしました。