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第五話 冒険者登録

最初は四話で出た騎士Aさん視点になっています。

俺たちは侯爵令嬢の護衛をしていたらまさかのジャイアントウルフが出てきて相当焦っていた。


侯爵令嬢なのに護衛二人は少ないと思うが隣町のお嬢様の友達に会いに行くだけでこの王都付近には滅多に魔物は出なくて出たとしてもゴブリン程度の魔物しか出ないので当主様も二人で大丈夫だろうと判断したのだろ。


そこにまさかのジャイアントウルフが出て来たのだ。


ジャイアントウルフは圧倒的にスピードタイプの魔物だ。


俺たち二人は二次職の盾剣士、大楯使いのため二人で戦えば分が悪いが倒せないことは無いが上位種となると知能もあるためお嬢様の馬車を狙われたらどうしようも無い。


どうしようかと思っていると金髪の少年がまさかの助太刀すると言ってきた。


俺はてっきり少年がレッサーウルフを倒すからその間に俺たちでジャイアントウルフを倒してほしい事かと思ったらまさかの少年がジャイアントウルフを倒すと言ったのだ。


俺はそんなの無理だろ!と思ったがまさかの相方が了承して大楯でレッサーウルフを殴りに行っていたので俺は馬車を護衛しながら少年をすぐ手助け出来るように少年を見ていると


ジャイアントウルフが少年に突進を始めた。


やはりジャイアントウルフの突進はとても早く後ろ側しか見えなかったが少年は全く動けていなかったので、正直やられた。と思ってしまったがすれ違うと何故か少年は無傷でジャイアントウルフの目がつぶれていた。


俺はどういうことと思い今度は正面を見れるしじっくり見るとなんと彼は目を瞑っていた。

そしてすれ違い時に多分攻撃しているのだ。


何故多分なのかというと早すぎて攻撃しているのが見えなかったからだ。


何者なんだこの少年。


二次職だとしたら反射剣士なのではと思ったが反射剣士にしては剣を振るスピードが速すぎる。


もしかしたらさらに上位の三次職、全反射士なのかと思ったが流石にあの少年で三次職は無理だろう。


だとしたらもしかしたスキル持ちかもしれない。

それなら今までのことも説明できる。


そんなこと考えていると少年は何と最後は一歩も動かずに倒してしまった。


彼は強すぎる何者なんだと思っていると少年は何事も無かったように帰ろうとしていたので慌てて呼び止めようと思ったが行ってしまった。


せめて名前だけでも聞いておけば良かった。


でもこんだけ強い冒険者なら王都に行けばすぐに分かるだろう。


やはりこの世には天才はいるんだな。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー




朝になると今日は王都につくためうきうきで準備をして出発をした。


予定通りに行くと午前中には着くはずなのでもう少しで憧れの都会の王都だ。


僕は少しランニングのペースを速めながら行った。


数時間走ると大きな城とそれを加工城壁の王都が見えてきた。


僕はさらに興奮しダッシュに近いスピードで走り、検問の列に並んだ。


二十分位待つと僕の番になった。


門「少年は何しに王都に?」


ラ「冒険者になりにきました!!」


門「そうか冒険者登録はしているか?」


ラ「まだしてないです!」


門「そうかなら犯罪とかしてないと思うが一応この石に触ってくれ」


ラ「分かりました!」


僕は門番に従い犯罪歴があれば赤く光る不思議な石に触るように指示されたのでそれに従うと勿論光ることは無かった。


門「うん。心配はしてなかったが問題ないな。通っていいぞ」


ラ「ありがとうございます!!」


僕は無事に検問を通過して初めて王都に入った。


この国ペイプルート王国はダンジョンで儲けている国だ。

この国は各ランクのダンジョンが無数にあり、その魔石の輸出が主な収入源だ。


その為この国には冒険者養成に力を入れていているので学校があったり未成年の制限があっとりするのだ。


僕は取り敢えず冒険者登録を行うために冒険者ギルドに行くことになった。


冒険者ギルドは国とかに属さない独立した組織で全世界にある組織だが、その国ごとにも友好関係を結んで協力関係にあるためその国ならではのルールもあったりする。


僕は今日からの宿とかも探さないといけないが冒険者割引のある宿とか冒険者ギルドが運営している民宿のようなものもあるそうなので先に冒険者登録した方がいい。


この王都では様々な形で新人冒険者とかを優遇とかしてくれるとこもあるのですごく暮らしやすい。


僕はそんなことを考えていると冒険者ギルドに着いた。


冒険者ギルドは三階建てになっていて一階は受付と大衆酒場。二階にC級以上の冒険者の受付。そして三回はギルドマスター室や応接間などがあり、ギルドの後ろに大きな訓練場がある。


僕はドアを開けて中に入ると僕に注目が集まるかと思っていたがそれは杞憂で、まず昼前ということからほとんど人もいないで注目が集まらずにいる人も殆ど酒を飲んでいるので大丈夫だった。


僕はそのまま歩いて受付まで行き、受付の女性の方が三人いたが僕は一番優しそうな方の受付に行き、


ラ「すいません。冒険者登録したいんですけど」


受「冒険者ギルドにようこそ。初めまして私の名前はユリスです。よろしくお願いいたします。冒険者登録ですね。十五歳はすぎてますか?」


ラ「あ、僕はライヤです!よろしくお願いします!まだ十二歳です!」


ユ「ライヤくんですね!よろしくお願いします。十二歳なら親の許可とダンジョンの制限などありますが登録だけで大丈夫ですか?」


ラ「条件も知ってますし、親の許可も貰いました!明日からG級ダンジョンに潜る予定です」


ユ「戦闘職なら冒険者学校に入ることも出来ますが大丈夫ですか?」


ラ「冒険者学校は考えたけど行かなくていいです!あとユリスさん心配して下せりありがとうございます!!」


ユ「分かりました。では登録しましょうか。未成年のこともありますし何かあったら何でもいいので私に相談してくださいね」


ラ「ありがとうございます!!」


ユ「ではまず許可証の提出と戦闘職か確かめるためにこの石にタッチしてください」


ラ「分かりました!」


僕は許可書を出して石に触れると青色に光った。


ユ「はい。許可書と戦闘職であることが確認出来ました。ではこちらに、名前を書いてもらって、任意で職業も書いてください。あくまでも任意なので書かなくてもいいですが嘘の職業はやめてください。あと、こちらは未成年時の条件になりますのでこちらは確認し必ずサインしてください」


ラ「はい!」


僕は名前と職業を書き、条件も確認したが前調べたのと一緒だったので問題なくサインした。


ユ「はい。ありがとうございます。これで登録自体は終わりました。もうしばらくしたらギルドカードが出来るので少々お待ちください」


遂に冒険者登録が完了した。


今からは宿を探して明日からダンジョンに潜ろう!!












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