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銃は剣よりも強しっ!  作者: うらにうむ
第一章 転機
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はじめてのおさけ

課題地獄っていうモンスターに襲われてたので更新できませんでした。

それと、ストーリーを進めるので精一杯なので読みづらかったらすみません。

ある程度進んだら修正しようと思います。


空が暗くなってきた。


そろそろ宿屋を探さないとまずいな…


(なぁ、この辺にいい宿屋ないか?)


『えーっと、そこを左に曲がってまっすぐ行ったところにありますよ。でも人気があるのでひょっとしたら満員かもしれないですね』


(了解)


言ったら怒られるだろうけど、こいつ本当に便利だよな。


~~数分後~~


「ふぅ、やっと一息つけるな」


『ですね。ちょうど部屋空いててよかったですね』


連泊可能、シャワー完備、ギルドに近くてしかも安い。


駆け出し冒険者に優しい街とネムは言っていたが、予想以上だった。


「…さすがに腹減ったな…飯でも食いに行くか」


『そうですね~…あ、行く前に少しやりたいことがあるんですが、いいですか?』


「お?別にいいぞ」


『ちょっとそこに座ってください』


言われたとおり、ベッドの上に座った。


『えっと…おりゃっ』


「お…お?」


何かが体から剥がれるような感覚のあと、目の前に黒髪で狼耳を生やした女が突然現れた。


「ふぅ、成功ですね」


「なんだ、出れんのかよお前」


見た目で分かっていたが、現れた女はネムだった。


「えへへ、私も食事したいですし、睡眠もこういう風に分かれてないと、思考が混ざってよく眠れませんからね。どうですか?変な所とかないですか?」


「ああ、特に変な所は…」


ぐうぅぅ…


「…待たせてすみません、行きましょうか」


「…おう」


街に出ると、すっかり空は暗くなっていた。


「ネム、何か食べたいものとかあるか?」


「決めてもいいんですか?それなら、屋台で売ってる奴がいいです!」


「お?金はあるんだから高い物でもいいんだぞ?」


「もちろん高い料理もおいしいですけど、天界にはああいうジャンクフード的なものがなかったので、食べてみたかったんです!」


「じゃ、決まりだな。好きなの選んでいいぞ」


「やったぁ!それならお酒とかも買って宿でプチ飲み会しましょう!」


~~三十分後~~


適当に美味しそうなのを買って、再び宿屋に戻ってきた。


ネムが楽しそうだったのでつい買いすぎてしまったが、食べきれるだろうか?


「それじゃあ、いただきます」


「いただきます!」


俺は牛肉の串焼きを口に入れた。


「…んまいな」


味は普通だが、キャンプ飯のような特別感があってとても美味しく感じる。


ネムは初めてのジャンクフードに感動しているようだ。


「これ、美味しいです!私、天界の料理よりもこっちの方が好きかもしれません!」


「確かに高い料理ってちまちましてるからな。俺もジャンクフードの方が好きだ」


「ですよね!」


もぐもぐと口いっぱいに串焼きを頬張っている。


「ほろほろおはへもおんえうぃわふは?」


「おい、汚いから食べながら話すな。まず飲み込め」


「んぐっ、えへへ、すみません。えっと、そろそろお酒飲んでみます?」


「うーん、だな…じゃあこれから飲んでみよう」


「もしも苦手だったとしても私が飲みますから、残しといてくださいね~」


俺はコップに酒を注いだ。


〜〜数時間後〜〜


「うふふ~、ゆうきさぁ~ん!ぎゅってしてくださいよぉ~」


「おい、ひっつくな」


「あん、振られちゃいましたぁ〜」


俺は色んな酒を飲み比べしたが、結局はほとんど飲めなかった。


果実酒は甘くて飲みやすかったが、それ以外は無理だった。


やはり俺に酒は早かったようだ。


俺はちびちびと飲んでいたが、ネムは屋台で買った食べ物をつまみにして、俺が飲めなかった酒をどんどん飲んでいき、すっかり出来上がってしまった。


こいつは酔うとスキンシップが激しくなるようで、やたらとくっつこうとしてくる。


「んー、次はこれを飲みましょうか〜」


「ネム、もう4本目だぞ。今日はこの辺で終わりだ」


「うえぇ…まだ飲みたいですよぅ…」


「だめだ。寝るぞ」


「うー…はい…」


ネムはふらふらとベッドの方に行き、ぽすん、と倒れ込んだ。


そういえばこの部屋、ベッド1つだけだったな。


一緒のベッドになるけど、まぁいいか。


俺は部屋の明かりを消し、ネムの隣に寝転がった。


「んー、寒いですよね~」


そう言ってネムはこちらの方に擦り寄り、ぎゅっと抱き着かれた。


「おい、寝づらいからやめてくれ」


「やです。んふふ、尻尾、ふわふわです〜」


「あっ、ちょっ、まて、くすぐったい、んっ、やめ、やめろっ」


「にへへ。ネムさん反応可愛いですね〜」


「こんのエロ親父が…!」


くそっ、うざい!


「はやく、寝ろっ!」


「ふぎゅっ!」


ネムの尻尾を強く握り、無理やり引き離す。


「むー、分かりましたよぅ…」


「はぁ、はぁ、今度から酒を飲む量は俺が管理するからな…」


「えー…」


「えーじゃない。おやすみ!」


「うー、おやすみです…」


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