はじめてのおさけ
課題地獄っていうモンスターに襲われてたので更新できませんでした。
それと、ストーリーを進めるので精一杯なので読みづらかったらすみません。
ある程度進んだら修正しようと思います。
空が暗くなってきた。
そろそろ宿屋を探さないとまずいな…
(なぁ、この辺にいい宿屋ないか?)
『えーっと、そこを左に曲がってまっすぐ行ったところにありますよ。でも人気があるのでひょっとしたら満員かもしれないですね』
(了解)
言ったら怒られるだろうけど、こいつ本当に便利だよな。
~~数分後~~
「ふぅ、やっと一息つけるな」
『ですね。ちょうど部屋空いててよかったですね』
連泊可能、シャワー完備、ギルドに近くてしかも安い。
駆け出し冒険者に優しい街とネムは言っていたが、予想以上だった。
「…さすがに腹減ったな…飯でも食いに行くか」
『そうですね~…あ、行く前に少しやりたいことがあるんですが、いいですか?』
「お?別にいいぞ」
『ちょっとそこに座ってください』
言われたとおり、ベッドの上に座った。
『えっと…おりゃっ』
「お…お?」
何かが体から剥がれるような感覚のあと、目の前に黒髪で狼耳を生やした女が突然現れた。
「ふぅ、成功ですね」
「なんだ、出れんのかよお前」
見た目で分かっていたが、現れた女はネムだった。
「えへへ、私も食事したいですし、睡眠もこういう風に分かれてないと、思考が混ざってよく眠れませんからね。どうですか?変な所とかないですか?」
「ああ、特に変な所は…」
ぐうぅぅ…
「…待たせてすみません、行きましょうか」
「…おう」
街に出ると、すっかり空は暗くなっていた。
「ネム、何か食べたいものとかあるか?」
「決めてもいいんですか?それなら、屋台で売ってる奴がいいです!」
「お?金はあるんだから高い物でもいいんだぞ?」
「もちろん高い料理もおいしいですけど、天界にはああいうジャンクフード的なものがなかったので、食べてみたかったんです!」
「じゃ、決まりだな。好きなの選んでいいぞ」
「やったぁ!それならお酒とかも買って宿でプチ飲み会しましょう!」
~~三十分後~~
適当に美味しそうなのを買って、再び宿屋に戻ってきた。
ネムが楽しそうだったのでつい買いすぎてしまったが、食べきれるだろうか?
「それじゃあ、いただきます」
「いただきます!」
俺は牛肉の串焼きを口に入れた。
「…んまいな」
味は普通だが、キャンプ飯のような特別感があってとても美味しく感じる。
ネムは初めてのジャンクフードに感動しているようだ。
「これ、美味しいです!私、天界の料理よりもこっちの方が好きかもしれません!」
「確かに高い料理ってちまちましてるからな。俺もジャンクフードの方が好きだ」
「ですよね!」
もぐもぐと口いっぱいに串焼きを頬張っている。
「ほろほろおはへもおんえうぃわふは?」
「おい、汚いから食べながら話すな。まず飲み込め」
「んぐっ、えへへ、すみません。えっと、そろそろお酒飲んでみます?」
「うーん、だな…じゃあこれから飲んでみよう」
「もしも苦手だったとしても私が飲みますから、残しといてくださいね~」
俺はコップに酒を注いだ。
〜〜数時間後〜〜
「うふふ~、ゆうきさぁ~ん!ぎゅってしてくださいよぉ~」
「おい、ひっつくな」
「あん、振られちゃいましたぁ〜」
俺は色んな酒を飲み比べしたが、結局はほとんど飲めなかった。
果実酒は甘くて飲みやすかったが、それ以外は無理だった。
やはり俺に酒は早かったようだ。
俺はちびちびと飲んでいたが、ネムは屋台で買った食べ物をつまみにして、俺が飲めなかった酒をどんどん飲んでいき、すっかり出来上がってしまった。
こいつは酔うとスキンシップが激しくなるようで、やたらとくっつこうとしてくる。
「んー、次はこれを飲みましょうか〜」
「ネム、もう4本目だぞ。今日はこの辺で終わりだ」
「うえぇ…まだ飲みたいですよぅ…」
「だめだ。寝るぞ」
「うー…はい…」
ネムはふらふらとベッドの方に行き、ぽすん、と倒れ込んだ。
そういえばこの部屋、ベッド1つだけだったな。
一緒のベッドになるけど、まぁいいか。
俺は部屋の明かりを消し、ネムの隣に寝転がった。
「んー、寒いですよね~」
そう言ってネムはこちらの方に擦り寄り、ぎゅっと抱き着かれた。
「おい、寝づらいからやめてくれ」
「やです。んふふ、尻尾、ふわふわです〜」
「あっ、ちょっ、まて、くすぐったい、んっ、やめ、やめろっ」
「にへへ。ネムさん反応可愛いですね〜」
「こんのエロ親父が…!」
くそっ、うざい!
「はやく、寝ろっ!」
「ふぎゅっ!」
ネムの尻尾を強く握り、無理やり引き離す。
「むー、分かりましたよぅ…」
「はぁ、はぁ、今度から酒を飲む量は俺が管理するからな…」
「えー…」
「えーじゃない。おやすみ!」
「うー、おやすみです…」




