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銃は剣よりも強しっ!  作者: うらにうむ
第一章 転機
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冒険者の街 マッシュ


この寒さの中、湖に入りたくはない。


しかし、逃げ回るだけで汗をかいたし、解体するときの返り血も肌にこびりついているので、浸かる方が手っ取り早いだろう。


『えっ、マジで浸かるんですか?』


(おう、マジ)


『感覚共有を切るので少し待…』


「そいっ!」


俺は服を脱いで湖に飛び込んだ。


「くううっ、冷たい…!」


『わああああ!!なんで最後まで聞かないんですか!早く出てください!風邪ひきます!』


「うるさい!血を落とすまで我慢しろ!」


『ひいいい!』


〜〜数分後〜〜


「よし、こんなもんでいいだろ」


『寒いです…なんでそんなに平気そうなんですか…』


「俺も寒いっての。我慢してるだけだ」


タオルを創造して、体を拭く。


…それにしても小さいけど綺麗な体してるよな、俺。


身体全体の体毛は薄く、下の毛も…


『えっと…さすがに私の裸をそこまでじっくり見られるのは…』


「一応言っとくけど今は俺の体だからな。女体に興味がないとは言わないが、決して下心でやってるわけじゃない。自分の身体を知るのは大切なことだ。わかるだろ?我慢してくれ」


『それはたしかに…わかりました。我慢します』


(胸は小さいな…予想通りとはいえ、なんか残念)


『はぁ!?下心丸出しじゃないですか!しかもその発言!女神とはいえ私は女ですよ!?流石にそれは許されませんよ!?』


おっと、念話をオンにしたままだったようだ。


先程の血まみれのダウンを消滅させて、新しいのを創る。


怒り狂うネムをなだめながら、さっさと街へ行こう。


〜〜1時間後〜〜


『ここがマッシュです』


(おぉ…賑わってんな)


『首都までは無いですが、結構冒険者の街として有名な街ですからね。とりあえず冒険者として登録するためにギルドへ向かいましょう』


たくさんの通行人の中に武装している人がチラホラと見える。


きっと冒険者なのだろう。


『ギルドはこの道をまっすぐ行ったところにある、大きな建物ですね』


(なぁネム、この内臓とかってどこで売れんの?臭いから早く手放したいんだけど)


『ギルドに行ったら買い取ってくれますよ。どっちみち行くべきところはギルドです』


(了解)


だんだん見えてきたギルドと思しき建物は、とにかくデカい。


(なんかショッピングモールみたいだな)


『そんな感じのイメージで間違いないと思いますよ。一日の仕事を終えた冒険者たちがお酒を飲むための酒場や、一般の人でも利用することができるお店もあります』


(酒場か…この国の飲酒も20歳以上から?)


『いえ、この国の成人は15歳からなので、お酒も15歳からです。ひょっとしてお酒に興味あるんですか?』


(まぁ死ぬ前でも17歳だったし、飲んだことないから興味はある)


『そうですか。でも、お酒なんてそんな美味しいもんじゃないですよ。ビールなんて苦いだけです。果実酒あたりなら飲みやすいし、甘くておいしいですよ』


(そうか…まぁ飲んでみて自分に合うのを探してみる)


~~数分後~~


『受付は向こうです。平日ということで少し並んでますが、仕方ないので並びましょう』


周りにいる冒険者からの視線が痛い。


この服が目立つのもあるし、何より俺みたいな子供が冒険者を目指すのが珍しいのだろう。


「次の方どうぞー」


「冒険者になりに来ました。手続きをしたいんですが」


「はい、かしこまりました。では、今から冒険者カードを作ります。こちらに5分ほど手を乗せてください」


「ん」


大きな白い水晶に手を乗せた。


(これ今何してんの?)


『これは魂のスキャンをしてるんですよ』


ネムが言うには、冒険者カードは自身の魂に記録されている情報を一部だけ可視化させるための道具らしい。


名前や年齢、ステータスなどが記録されるらしい。


「お待たせしました。こちらが冒険者カードです。狼人なだけあってステータスの初期値が相当高いですね。すでに中堅冒険者のステータスと変わりません。初期値がこれなので、これからの成長次第では、相当な実力者になれるかもしれませんね…一つ質問をしてもいいですか?」


「はい?」


「その…この討伐モンスターの欄に、巨大熊って書いてあるんですが…」


「「「!?!?」」」


おっ?なんかザワついてんな。


「そうそう忘れてた。これの買い取りお願いしたいんですが」


「これは…?」


「熊の内臓。売れるかなって思って持ってきた」


「おいおい、あいつ一人で森の熊を…!?」


「…中堅パーティでさえ壊滅させたことがあるってのに…!」


『いいですね!なんかチート持ち主人公らしくなってきたじゃないですか!』


あの熊そんなに強い奴だったのか。


そりゃ驚かれるよな。


「えっと、確認したところ、本物ですね…あ、あなた一人で?」


「おう、まぁな」


「で、では買取額ですが、高級品ということで、20万ヴァリ…それと、大熊の討伐クエストが出ていたので、その分の報酬、40万ヴァリ。合計で60万ヴァリです!」


(なぁ、1ヴァリって日本円でどれくらい?)


『1ヴァリは1円です。一気に60万渡されたってことですよこれ!』


なんと、冒険者1日目にして大卒初任給の3倍くらい貰ってしまった。


これは既にヌルゲーでは?

・魂について


魂は、生物には必ず備わっているもので、もちろん視認することはできない。

生物が他の生物を殺すと、その生物の魂は吸収され、勝った方の魂の養分になる。

魂を吸収すればするほど、魂は成長する。


・冒険者カードの機能について


名前や年齢、ステータスなどが記録されている。

カード自体に魔法がかかっており、常に魂と繋がった状態を保っている。

カードには吸収した魂を見ることができる機能も備わっている。

例:巨大熊 一匹 みたいな感じ。


・ステータスについて


体力、パワー、スタミナ、スピード、魔力の5つ。

魂を吸収すると、徐々に成長していく。

MAXは999で、ユウキの初期値は全て300くらい。


本文では入れづらくてカットした説明を簡単に書いてみました。

書き忘れとかあったら随時あとがきに書いていこうと思います。

ちなみにローズは女神様なので、人間如きが作った道具では感知されなかったみたいです(適当)

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