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銃は剣よりも強しっ!  作者: うらにうむ
第二章 魔王国
32/87

道中

今回の話からグロテスクな描写が増えていくと思います。

それと、今回から文と文の間隔が狭くなってます。

どっちが見やすいのかわからないのでとりあえずやってみました。


魔王国を出発してから二日目の夕方。

ゴロゴロと馬車の車輪が回る音を聞きながら、毛布にくるまって転寝していた。

今の季節は真冬で、白い息が出ている。

早く温かいシャワーを浴びたい。


「すぅ…すぅ…えへへ…」


「~♪」


隣にいるメレスも同様に厚手の毛布に包まって完全に眠っていて、ネムは鼻歌を歌いながら上機嫌に手綱を引いている。

外は暗くなり始め、そろそろ野宿の準備でも始めようかと思っていると…


「わわっ、ユーリ、突然どうしたんですか?」


「おっと…ネム、どうかしたか?」


「むにゃ…?ふわぁ…どうしたんだい…?」


突然ユーリが止まった。

前方をよく見ると、火が浮かんでいる…いや、複数人の男たちが松明を持って道をふさいでいた。

男達は動物から剥いだ毛皮のようなものを身にまとっていて、見るからに不潔だ。

ああ、盗賊か。

男たちは剣やナイフを抜き、こちらに近づいてきた。

…11人だな。

先頭に居るリーダーと思しき男がこちらに声をかけた。


「おいお前ら、手をあげて降りてこい」


(ちょっと…二人ともどうするべきなんですか?これ)


(知ってると思うけど、僕は非戦闘員だからユウキ君に任せるしかできないよ!)


(…俺が攻撃を仕掛けたら馬車の裏に逃げてくれ)


俺たちは手を上にあげ、馬車の荷台から降りた。


「おいおい、こんなご時世に女子供だけで商人してんのか?」


「…」


「こんなに小さいのに大変だなぁ?ほれ、どこに武器があるんだ。言ってごらん」


「…俺の腰の剣と右内腿にナイフが一本。俺たちが持ってるのはそれだけだ」


「よぉしいい子だ、命だけは助けてやろう。おいお前ら!こっちのガキ二人の腕を縛れ!奴隷商に売り飛ばすぞ!」


…まだだ、落ち着け。

確実に、殺す。


「没収するぞ?こんなに大人数の男がいるんだ、抵抗したらどうなるか分かってるよな?」


そう言って俺の目の前で男が屈んだ。

その後ろにいる男たちはロープを用意して、俺の後ろにいるメレスとネムを捕まえようと近づいてきている。


…リーダー(仮)は俺の脚をいやらしい手つきで触っている。


……その手はどんどん上に上がっていく。


………今だ。


俺は左手にナイフを創造し、リーダー(仮)のうなじにナイフを突き刺した。


「っ!?ぐ、ぎゃああああああ!?」


「「「「!?」」」」


そのまま右手にM92Fを創造し、驚きで硬直している、ロープを持った男の腹に二発、腹を押えて蹲ったその頭に一発撃ち込んだ。

一瞬でやられた二人を見て、後ろに控えていた男たちが一斉に動きだした。

弾倉に残っている限りの弾を男たちに向けてばら撒くと、被弾した男たちは倒れ、運よく被弾を逃れた三人のうち、二人はこちらに突進してきた。

手前に居た男がナイフで刺突。

それを体を横にそらして避け、弾の無くなったM92Fの銃身を握り、頭部をグリップ部分で思い切り殴る。

骨が砕ける音と共に男は崩れ落ち、手の中にあったM92Fがひん曲がった。

もう一人の拳をしゃがんで避け、膝を蹴る。

男の膝は嫌な音を立てて曲がってはいけない方向に曲がった。

体勢を崩したBの頭を掴み、その顎を膝で強打。


「あ…ガッ!?」


「…ふんっ」


頭に腕を回して顎を掴み、思い切り上向きに捻り上げる。

首が折れた男は、ボブルヘッドのように首をプラプラと揺らしながら男は倒れた。


「ひッ!ひいッ!?」


僅か数秒で崩れ落ちた仲間たちを見た残りの一人は、背を向けて走り出した。

L96A1を創造。

スコープを覗き込み、狙いを定める。

息を吐き、引き金を引いた。

…ヒット。

後頭部に銃弾が突き刺さり、頭部の上半分が弾け飛んだ。

ボルトハンドルを起こし、手前に引いて排莢。

前方に押し出してボルトハンドルを倒す。


「うぅ…ぐぶっ…だず、げ…」


「楽にしてやるよ」


「やめ」


ダパァン


足元に転がっていた男の頭を吹き飛ばした。

花が咲いたように頭が開き、頭の中身が飛び散った。

L96A1を消し、再びM92Fを創造。

銃弾を受けたが、死にきれなかったものがもぞもぞと動いているのを、全員に慣れた手つきでとどめを刺す。


「終わったぞー」


「お疲れ様ですー…え、全員?ちょっとやり過ぎじゃあ…?」


「うわあ…どうやったらこんな傷ができるんだろ…?頭がえぐれちゃってるよ」


「お前らは馬車に戻っとけ。死体を道端に退かしてから戻る」


死体を引きずり、道路を囲む森の中に置いておく。


『ガキ、が…舐めやがって!ぶっ殺して、やる!』


『ば、化け物め…!』


「…」


幻聴を、頭を振って誤魔化す。

返り血が付いたコートを捨て、新しいコートを創造する。

…ああ、早く温かいシャワーを浴びたい。

周りの友達の中にも「明日受験だわ…」っていう人が増えてきました。

そんな人たちのLINEに松〇修造の応援ソングを無言投下するのがマイブームです。

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