表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
銃は剣よりも強しっ!  作者: うらにうむ
第一章 転機
3/87

転生成功



光が収まったようだ。


目を開けると、俺は芝生の上に寝転がっていた。


陽の光が当たっていて、少し暖かい。


「ん、ぁあ…」


わっ、声変わってる。ネムと同じ声だ。


ということは既に受肉は済んでいるのだろう。


『ふぅ、私の声は聞こえますか?』


頭の中でネムの声が聞こえる。


他人の声が頭の中で響くってなんか、変な感じだ。


「おう、聞こえてる」


『成功ですね。体の調子はどうですか?』


「んー、身長の落差が激しすぎて慣れない以外は大丈夫だな」


確かにさっき向こうの世界で見たネムはロリのサイズだった。


ということは俺の身長はそこまで下がっているはずだ。


『誰がロリですか!?あなたの心の声聞こえてますよ!』


「げ、マジかよ」


ということは俺は文字通り一心同体ってことか。


なんかヤダな…


『ヤダってなんですか!はぁ、なんでこんな人の中に入らなきゃ行けないんだろ…』


「おい、聞こえてるぞ。なにがこんな人だこの野郎。お前がここに送り出したんだろ」


『あらごめんね、私の心の声も聞こえるんでしたね〜』


こんの…馬鹿にしやがって…


てか、わざわざ口に出さなくても心の中で会話できるじゃねえか。


『やっと気づいたんですか〜?ふふっ』


「よーし喧嘩売ってんなら買ってやろう。どこか人が多いところに出たら全裸で走り回ってやる。女神の裸体を世に知らしめてやろう」


『待って!やめて!私が悪かったです!わかりました!仲直りしましょう!』


「へっ、俺の勝ちだな」


口に出さずに会話する…念話は、簡単そうに思っていたが、割と制御が難しい。


(えっと、こんな感じか…)


『はい、そんな感じですね』


念話の練習をしていると、何かが脚に当たった。


もふもふとしていて、くすぐったい。


後ろをふりかえってみると、自分の尻の上あたりから、白くてふわふわした尻尾が生えていた。


(ん?尻尾?)


『そうです。さすがに私があの姿のまま外に出たら目立つじゃないですか。ほら、私ってこの世界の神様なんだし。だから髪の色を変えて、人狼になってみました』


確かに先程のネムの黒い髪とは変わって、今は白くなっているようだ。


しかも頭の上に大きな耳が2つ生えている。


(おぉ〜、ふわふわだ…癖になる)


『そうでしょうそうでしょう!創造の女神なんですからこれくらい楽勝ですよ!ちなみに狼人は獣人の中でも運動能力が高いので、多少無茶な動きをしても楽々こなせちゃったりします』


動物が好きからしてみれば、動物の毛並みをいつでも堪能できるのはちょっと嬉しい。


ひとしきり身体の確認をして、走ってみたりジャンプしてみたりもした


こんなに身体が小さいのに、男子高校生の俺よりも運動能力が高い。


なんかちょっと複雑な気持ちだ。


『では、身体の確認はここまでにしましょう。次は能力のお話です』


(さっき言ってた創造の女神がうんたらとか言うやつか?)


『そうです。えーっと、適当に欲しいもの考えてみてください』


(あー、なんとなく、ナイフかな)


『ではナイフを想像出来たらそのイメージを引っ張り出す感じで』


(いやいや、引っ張り出すって…そんな簡単に言われても)


引っ張り出す…引っ張り出すってなんだよ…


こうか?


(おわっ、でてきた)


手には一本のナイフ。


『お〜、上達早いですね。もうちょっとかかると思ってました。そうそう、忘れてましたが、創造の能力で創ることができるのは、自分の知っているものだけです。それに、一度に4個までしか同時に出せないので、忘れないようにしてくださいね』


(ってことは、今4分の1使ったってことで、あと3つしか出せないと?)


『はい。まぁ、そのナイフを消滅させたらストックが3つから4つに増えますので、実質無限みたいな感じです』


(んで、消滅ってのはどうやってさせるんだ?)


『簡単です、要らないものと認識して投げてみてください。そしたら消えます』


(要するにポイ捨てしたら消えるって訳か。なるほどな)


『なんか悪いことしてるみたいだからポイ捨てって言わないでください…!』


ナイフを投げ捨てると、真っ白な灰のようになり、空中に流れていった。


〜〜1時間後〜〜


色々と練習をしてみて、すこし疲れてきたのか、自然とあくびが出た


「ふぁ〜、ねみぃ…昼寝していいか?」


『ダメです!こんな森の中で寝たら動物の餌ですよ!』


「えっ、俺さっきまでそんなやばいところで叫んでたの?」


『ええ、私と話す時は極力口に出さないように会話する癖をつけましょう』


(だな。ってかどこに行けばいいんだ?)


『えーっと、ここから8キロくらい東の方に冒険者が最初に通る街と言われるマッシュっていう街がありますので、そこに向かいましょう。東は向かって右側ですね』


(こっちか)


右をむくと、木々が生い茂る先の見えない森だった。


キキキキキ…とかギィ!ギィ!とか、なんか変な声がめっちゃ聞こえる。


(なぁ、森の中に行くってことは、モンスターとかいるよな?)


『はいもちろん。でも、チュートリアルみたいな感じです。適当に剣とか創造して戦ってみましょう!』


(んー、じゃあとりあえずM870でも…)


『…ん?なんですかそれ』


(え?銃だよ銃。散弾銃。ショットガン。ここまで言ったらわかるだろ)


『さ、さすがにファンタジーの世界でそれは…』


(あ?これはお前の能力だけどよ、今は俺のもんなんだぜ)


弾が山盛りに入っている弾薬ポーチを創造して腰に巻き、同じく創造したショットガンを手に持ち、森の中に足を踏み入れた。


『もうちょっと世界観っていうのを大事にしてくださいよ!』


(うるせぇ)


お前が転生させたんだ。好きなようにやらせてもらうぞ。


ユウキが言っている通り、この作品はご都合主義盛り沢山ですが、あまり気にせずに雰囲気だけでも楽しんでね。


「弾が山盛りに入っている弾薬ポーチを創造して腰に巻き」とありますが、「弾が山盛りに入っている弾薬ポーチ」で、1個ということになってます。

要するに、弾薬ポーチとショットガン以外にあと2つ創造できるのです。

なんたってご都合主義ですからね!!


あと、銃なんかしらねぇよって人もいるでしょう。

分からなくても「なんか強い鉄砲持っとるわコイツ」って感じで、あまり気にしないでください。

気になる人は、出てきた銃の名前で検索してみてね。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ