表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
銃は剣よりも強しっ!  作者: うらにうむ
第一章 転機
26/87

日常


宴会から一週間。


魔王領での生活にはもう慣れた。


起床は日が昇る5時くらい。


顔を洗い、服を着替えて食堂で朝食を食べる。


朝食後はディードと街で軽いランニング。


帰ってきたらゼノビアとエメラと合流して、兵士たちと一緒に戦闘訓練。


昼前に訓練は終了し、昼飯を食べる。


その後、メレスの部屋に行き、勉強の時間。


魔界における一般常識、地理、周辺国との関係など。


他にも、戦闘系幹部として、戦場での兵士への正しい指示の出し方など、面倒臭い事が多い。


4時から8時までは自由時間。


8時に夕食を食べ、9時から幹部の会議がある。


俺はまだ新米なのでほとんど聞いてるだけで終わるが、各々担当部署の報告などが行われる。


「それでー…ちょっとユウキ様?聞いてるんですにゃ?」


「ん?ああ、聞いてるぞ」


「ほんとかにゃ~…」


「…それで、お前はいつまでサボる気なんだ?」


目の前で紅茶をすすっている、いかにも猫っぽいメイドは猫人のミーナ・シトラス。


俺が割と規律とかに緩いことに気が付いたミーナは、メイドとしての仕事中でも俺の自由時間を見計らって紅茶を飲みに来る。


「うぐっ、ミーはサボってないって何回も言ってるにゃ!ただの休憩にゃ!」


「許可を取ってない休憩はサボりだからな。アメリ姉さんに言いつけるぞ?」


アメリ姉さんも、魔王城で働くメイドで、ミーナの先輩である。


同じ猫人で同郷ということで、ミーナは姉のように慕っている。


「そんなこと言いつつも、ミーが来た時に毎回お茶を淹れてくれるユウキ様は大好きだにゃ♡」


「…アメリ姉さむぐっ」


「分かったにゃ!今日はこの辺で仕事に戻るにゃ!」


「おう、頑張れニャー」


こんな感じで、幹部以外とも仲良くはできているものの、いまだにヘイルからは警戒されている。


すれ違った時に挨拶したら、返してくれるが、それ以外何もない。


ツムギは「いずれ心を開いてくれますよ」と言っていたが、ほんとかな…


「ユウキさーん、ミーナちゃんが慌ただしく部屋から出ていきましたが、何かあったんですか?」


「いや別に?ところでお茶飲むか?」


「おお!いいですね!ちょうどお菓子貰って来たので一緒に食べましょう!」


部屋に入ってきたネムが袋に入った焼き菓子を皿の上に出し、もぐもぐと食べ始めた。


これが魔王国での日常である。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ