表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
銃は剣よりも強しっ!  作者: うらにうむ
第一章 転機
17/87

三女神

夏休みなので週2くらいで投稿しようと思います。


この世界には原初の三女神と呼ばれる神がいます。


全世界を統べる大神の命により、一つの世界を作ることになりました。


創造の女神ネム、感情の女神ゼラン、知識の女神ベリーの三柱は、それぞれの部下を連れて世界を作りました。


この私、創造の女神ネムは、大地を作り、海を作り、山を作り、川を作りました。


それから生物を作りました。


感情の女神であるゼランは妹たちと共に生物に感情を授けました。


知識の女神であるベリーは、生物に知恵を授けました。


そうしてできたのがこの世界です。


文明が発展するに連れ、人間と魔族は自然に分離して出来たのが人間界と魔界です。


私が人間界を、ゼランが魔界を、その二つを同時に管理するのがベリーという風に決めました。


『でも、ある日突然ゼランは「下に降りてくるわぁ」と言って天界から姿を消しまいました。噂では魔王を名乗っていると聞いていて、前から私の邪魔なんかしていたので、よからぬことをやっているのだろうと思って、私もユウキさんと一緒に降りてきたのです。まぁ、予想通り人間界に侵攻を始めたんですけど』


「ふーん…お前ってこの世界の一番上の神の一人だったんだな。なんか意外」


『そうですよ!なんか失礼な言い方ですね!…そういえば、ベリーに黙って降りてきちゃったから今頃上は大変なことになってそうですね…』


「なんで言わなかったんだよ。迷惑な奴だな」


『だって…私が何かしようとするとすぐに「ネムちゃんは大人しくしてて!」って言われるんですよ…』


「…お前嫌われてたんじゃねぇの?」


『え…いやそんなことは…断じて…』


あ、これ本気で傷ついてる奴だ。


「ま、まぁ元気出せよ。少なくとも俺は嫌ってなんかないから」


『そういうフォローが一番傷つくんですが!!』


「そんなことより、この道で合ってるよな?」


『そんなこと…はい、この速度ならあと2時間ほどで着くはずです』


夜に街灯もない道をバイクで走るのは危険だが、そんなことは言ってられない。


早く魔王のもとに行って、軍の侵攻を止めないと…


ゼランは感情の女神の中では長女で、愛情の女神。


妹には怒り、喜び、悲しみ等、それぞれの感情をつかさどる女神たちがいます。



この世界の始まりのお話…なんて壮大なものでもなく、ほかの女神もいるよーっていう話。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ