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独りよがりの眠る王  作者: 笛吹 和彦
4/4

異常と非情

少女は一瞬しか映らなかったが、きっと人目を集めただろう。

朝ごはんを食べた後、準備を終え、SNSをチェックする。

友達などいないが、有名人などの投稿などを見ているので楽しいのだが、今はそれを覆す奇妙な投稿を見てしまった。


ちょうど例の少女を撮影していた現場で、服が浮いているのを見たと言う。


その投稿を見て、次々とほかの目撃者が返信する。

中には、浮いている服を持っている人がいたらしく、その服の画像まで投稿されていた。


その服は、少女が着ていたもので、ほかの人たちは着ていなかったはずだ。

つまり、少女は―


「健太ぁー?いくわよー」

そろそろ学校に行く時間だったのか、母が呼ぶ。

俺が行く学校は、結構遠い山奥で、駅やバス停などはない。そのため、母が毎日車で送ってくれるのだ。

慌てて返事をし、鞄を持って玄関へ向かう。


憂鬱な学校の始まりだ。

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