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ポンコツ魔神 逃亡中!  作者: 鏑木ハルカ
第13章 vs勇者編
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第129話 絶対的防御

いつもよりかなり長めです。ご注意ください。

 森の中をシノブとカツヒトが駆け抜ける。

 カツヒトの肩には捕虜にした兵士を担いでいるにも関わらず、その足取りは全く乱れない。

 すでに距離は相当に稼いでいるはずなのだが、シノブはさらに足を早めていた。


「おい待て、シノブ。もう追いつかれる事は無いだろう? なぜそんなに急ぐ?」


 先を急ぐシノブに、カツヒトは訝しむ。

 戦闘中にシュルジーに述べていた通り、すでに時間は充分に稼いでいる。

 それに助けに来てくれたラキアならば、そう簡単には敗北する事は無いはずだ。


「……勝てないからだ」

「なに?」

「ラキアでは、あの勇者には勝てないからだ」


 歯を食いしばり、押し殺すようにシノブはそう告げてくる。

 その言葉に、カツヒトは思わず足を緩めようとした。


「先を急げ! 早く村に……上手くいけばアキラが戻ってきてるはず……」

「あ、ああ……だがなぜラキアが負けると?」

「彼女は一度勇者たちに負けている」

「だがそれは三人揃っていたからだろう? 攻撃を受け持つ勇者はすでに居ない。彼女が敗北する理由はない」

「敗北するとは言っていない。勝てないと言ったんだ」


 カツヒトとて、アキラからラキアの能力の高さは聞いている。だからこそ安心して彼女に後を託してきたのだ。

 だが過去の対戦ではラキアはシュルジーに傷一つ付けられず、敗北している。

 それは彼女の攻撃がシュルジーの防御に及ばなかったからだ。それと同時に、シュルジーもまた、ラキアの防御を破れなかった。


「つまり、あの二人の戦闘は間違いなく持久戦になる。どっちが勝つかはわからないが、ラキアには援軍は無く、シュルジーにはそれが期待できる。それに体格や性格というのも影響してくる。長引けば、ラキアの方が不利になる可能性が高い」

「だが……ラキアなら援軍はまとめて吹き飛ばす事ができるだろう?」

「魔力だって無限じゃないだろう。ラキアのそれは確かに桁外れだが、シュルジー相手に無駄遣いする余裕は無い。倒されなくても、魔力切れから疲弊して捕縛される可能性だってある」


 だからシノブは先を急いでいるのだ。

 ラキアではシュルジーに勝てない。シュルジーもラキアに勝てない。

 持久戦になれば体力の勝る方が有利だ。そして体格的にも、能力的にも、シュルジーの方がその点で有利なのだ。


「ラキアの体力だって、桁外れだと思うのだが……」

「彼女のもう一つの弱点は応用力の低さだ。彼女の思考力では『まとめて吹き飛ばす』と言う戦術しか取れない。その攻撃に対応されたら、さらに状況は不利になるだろう」


 基礎能力の反面、ずば抜けて低い彼女の知力は、彼女から『戦況に応じた戦い方』を奪っている。

 それをシュルジーに学ばれたら、彼女の状況はさらに悪くなる。

 カツヒトもその状況を知り、村へ戻る足を早めたのだった。





 アロケンの町の騒動から、俺は逃げるようにエルフの村へ戻ってきた。

 今回のきっかけを提案したリニアも、これには反対しない様で、珍しく騒動を起こして怒られないと言う結果に安堵も覚えていたのだ。

 だが戻ってきたエルフの村は既にもぬけの殻になっており、地下牢のあった建物などは、薄く煙をたなびかせていた。


「なんだ、これは……あの煙、ひょっとして襲撃でもあったのか?」

「ご主人、アロケンがあの有様なのに襲撃がある訳ないじゃないですか。あの斥候部隊の男が逃げる時に、騒動を起こしたのでは?」

「そういや、『村に被害出さない様にすれば見逃す』とは言ってなかったなぁ」


 逃亡の際、村人に被害を出す可能性を全く考慮していなかった。

 もし奴が逃げる時にエルフ達を傷付けていたらと考えると、あまりにも迂闊な判断だったと言わざるを得ない。


「ご主人、それアロンゾさんには言わないでくださいね。お仕置きされちゃいますから」

「アロンゾのお仕置き……考えたくねぇな」


 ヤツの性癖を考えると……尻が痛くなるな。

 

「わかった、言わない。絶対に」

「ならばよし」

「だが、どこに避難したかまでは俺達も知らないしな。ここで待っていれば、向こうから見つけてくれるかな?」

「まず大丈夫でしょうね。森の事はエルフに任せるに限ります」


 ならばまず置き去りにされた俺に対して、置手紙などあるかもしれないので、自分たちのコテージに向かおうとした。

 すると森の方角からシノブとカツヒトが駆け寄ってくるのが見えた。

 どうやら俺達を迎えに来てくれた……ようには到底見えなかった。


「おう、シノブ元気そうだな」

「アキラ! よかった、戻って来てた!」

「あー、そういえば、あのメールな。あれは俺が悪いんじゃなく、リニアが――」

「ご主人、しれっとわたしのせいにしないでくださいよ!?」


 事の発端を提案したリニアが、厚かましくも無実を主張している。

 だがシノブはそんなリニアを無視して俺の胸に飛び込んできた。


「うぉっ!?」

「あー! ズルいですよ、シノブ!?」

「アキラ、ラキアが……お願いだ、助けてやってくれ!」

「ラキアがどうかしたのか?」


 半ば涙目になりながら、珍しく俺に助けを求めるシノブ。

 彼女は気丈な性格と、責任ある立場にいたせいで、こういった泣き言を口にする事はほとんどない。

 そんな彼女が、なりふり構わず助けを求めて来る事自体が珍しい。


「実は西からファルネア帝国の斥候部隊が近づいてきていてな……」


 胸の中でしゃくりあげ始めたシノブに代わり、カツヒトが事情を説明してくれた。

 なぜか彼の肩に尻を丸出しにした男が担がれているが、今はそれどころではない。


 カツヒトの説明では斥候部隊が接近、それを迎撃に出たが、そこへ勇者シュルジーがやってきて危機に陥ったとの事。

 そこへラキアが現れ、代わりにシュルジーの足止めに残ったのだとか。

 ラキアとシュルジーは相性が悪く、持久戦に持ち込まれ、下手をすれば捕らえられるかもしれないと伝えられた。


「それは――放っておけないな」

「すでに三十分以上経ってる。そろそろ魔力切れになっていてもおかしくない」

「わかった、わかったから襟元を締め上げるな」


 彼女も仲間であるラキアが危険な目に遭っているとあって、珍しく取り乱しているのだ。

 戦争を経験したからこそ、その後の女性の無残な扱いを目にしたからこそ、冷静ではいられないのだろう。

 三十分となると、すでに100近い魔法を放っていてもおかしくない。

 ラキアもそれほどの数の魔法を放って、魔力が持つか怪しい所だ。


「案内してくれ――いや、シノブ、ちょっと失礼するぞ」


 事態が逼迫(ひっぱく)しているのなら、一刻も早く現場に戻らねばならないだろう。

 それにはシノブの足でも、まだ遅い。それに俺の速度にシノブはついて来れない。

 ならば俺がシノブを担いで走った方が早いだろう。

 俺はシノブを左手一本で抱え上げ、その場を駆けだした。


「リニア、カツヒト。二人はこの場でその男を見張っとけ!」


 捕虜なら逃げないように一人は見張っておく必要があるだろう。

 そして見張りは最低でも二人は必要だ。一人だとトイレに行くにも不都合が出る。


 こうして俺は、シノブのナビゲートでラキアの元に駆け付けたのだった。





 森の中を駆け抜け、俺達が戦いの場に駆け寄った時、ラキアの上にシュルジーが圧し掛かっている場面だった。

 しかもシュルジーの身体がリズミカルに上下している。

 その現場を見て、俺はシノブが言っていた敗戦者の身残な取り扱いを思い出した。


「シノブ、飛び降りろ」

「へ? えっ――きゃああぁぁぁ!?」


 半ば投げ出すようにして、シノブを下ろし、俺はシュルジーと言う男に問答無用で蹴りを入れた。

 通常ならばそれだけで吹っ飛び、弱者ならば上半身が弾け飛ぶような蹴りを受け、シュルジーは地面を転がる程度で抑え込んで見せた。


「おい、人の女に勝手に乗っかてんじゃねぇぞ!」


 地面を滑るように蹴り飛ばされたシュルジーは、驚いたような表情で立ち上がってきた。

 俺の攻撃をまともに受けたはずだというのに、掠り傷程度しか受けていない。その姿に俺は驚愕を隠せない。

 半ば地面にめり込んでいたラキアに目をやると、さいわいな事に服装には戦闘以外の乱れは見られなかった。

 彼女をここまで追い詰めるとは、正直驚きだ。油断しないためにも、【識別】で能力を見抜いておこう。



  ◇◆◇◆◇



名前:シュルジー・ノルド=ボストーク 種族:人間 性別:男

年齢:42歳 職業:英雄 Lv:40


筋力 114

敏捷 68

器用 56

生命 121

魔力 34

知力 87

精神 98


スキル:

【鉄壁防御】 Lv10

【ダメージ減少】 Lv10

【能力値補完】 Lv10

【装備性能強化】 Lv10


◇◆◇◆◇



 なんだ、コイツ……なんだコイツ!?

 俺が愕然としていると、ラキアが身を起こしてこちらに告げてくる。


「これがシュルジーじゃよ」


 ラキアが起き上がりながら、奴のスキルを解説してくれた。一度戦った経験もあるので、お互いの能力には詳しいらしい。

 【鉄壁防御】は生命力をレベル倍にする効果があり、ダメージ減少は受けるダメージをレベル分の1にするこうかがあるらしい。【能力値補完】は防具の性能を生命力に加算する。そして【装備性能強化】は防具の性能をレベル倍にするそうだ。


 つまり、俺の攻撃力をおよそ1万2000まで減らし、防具を100倍近い性能に変えてダメージを減らすという事になる。

 防具については……まぁ10倍しても誤差の範囲だが、それが生命力に加算されるとなると話が変わる。

 100の防御力を持つ鎧をアイツが着ると、【装備能強化】で性能が10倍され、それが【能力値補完】で生命力に加算されて、さらに【鉄壁防御】で倍率が掛かる。


 見るとアイツが今来てる胸甲(ブレストプレート)は防御力が400程度の物だった。

 これでも奴が着ると、4000の防御力になり、それが生命力に加算される。そしてそれが10倍になり……4万を超える防御を発揮する事になる。 

 俺の攻撃力のおよそ四倍。掠り傷を追わせる事ができたのは、不意を突いて鎧を着ていない所を蹴り飛ばせたからだろう。


「この私を蹴り飛ばすとはな。何者だ? ここは勇者と魔王の決戦の場、一般人の介入する隙は無いぞ」

「うるせぇ。ラキアは俺の仲間だ。勝手に手を出してんじゃねぇぞ」

「魔王に対して保護者を気取るか? 滑稽だな」

「それなら俺は資格有りだな。魔王と魔神の間に割り込むんじゃねぇよ。勇者の一角風情が」

「魔神――? まさかワラキアか!」


 俺の言葉を受け、シュルジーは再び手にした戦槌を構えた。

 十字を模した武器は+20の強化を施され、699の攻撃力を保持していた。

 それは一般的な武器のそれを大きく上回っている。だがそれだけではラキアにダメージを与えられないはずだ。それでも有効打を放っていたのは、【装備性能強化】と【能力値補完】で攻撃力を10倍以上に引き上げていたからだろう。

 充分な装備さえあれば、こいつ一人でラキアを倒せたんじゃないか?


「これはまさか……だな。魔王ラキアに続いて、魔神ワラキアまで立ち会える機会があるとは」

「俺の名を聞いて戦意を漲らせる奴がいるとは思わなかったよ……ラキアは退がっていてくれ」

「あ、ああ……でもアキラ、大丈夫なのか?」

「任せろ」


 立ち上がったラキアが、シノブの元に歩いていく。その足取りは多少ふらついてはいるが、危うい所はない。

 ラキアが充分に離れた所で、シュルジーが間合いを詰めてきた。それを見て真っ先に反応したのは、シノブだ。


「アキラ、これを!」


 シノブがアンスウェラ―をこちらに投げてきた。

 この場で最も強力な武器。それを俺が手にする。

 俺はアンスウェラ―を引き抜いて、グランドクロス攻撃を受け止めた。

 だがその攻撃に、俺の刀が押し込まれていく。


「ぐ、ぬぅ……」

「ふむ、しょせんは力任せの素人――だな」

「うっせぇ!」


 武器のやり取りでは分が悪いと判断し、蹴りを繰り出して間合いを広げに掛かった。

 その攻撃を飛び退いて躱したシュルジーは、顔に警戒の色を浮かべている。

 先ほどの蹴りが脳裏によぎったのだろう。


 そうやって稼いだ隙に俺はバーネットから習った基礎の構えを取る。

 この構えは攻撃の基礎にもなり、防御の基礎にもなる。

 再び踏み込んできたシュルジーの攻撃に、先ほどよりもスムーズに対応する事ができた。

 

 五合、十合と撃ち合ううちに、その構えがしっくりと馴染んでくるのが実感できる。そして、その一合ごとに衝撃波が跳び回り、周囲の地形を変えていく。

 元々俺の速度について来れるほど、シュルジーの能力は高くない。だが俺の攻撃は、シュルジーにはろくにダメージを与えられずにいた。

 奴の防御力が桁外れすぎるのだ。


「テメェ、どこまで頑丈なんだよ!」

「それを言うなら貴様こそ、なんだその速度と力は!」


 俺の攻撃力をまともに受けて平然と切り返してくる、この耐久力はあまりにも異常だ。ラキアが持て余したのも無理はない。

 だが俺まで奴の持久戦に付き合う義理はない。

 アンスウェラ―を使って通らないのなら、斬る事を諦めればいい。


 俺はアンスウェラ―を投げ捨て、拳を握り締めて振り抜いた。

 その攻撃はシュルジーの戦槌に衝突し、奴は大きく仰け反る事になった。


 この隙は、見逃すにはあまりにも大きい。

 俺は一息に懐に潜り込み、拳を防具の無い腹に叩き込こむ。防具の無い場所をピンポイントに狙う攻撃は、剣術スキルを持っていない俺にとって難しい。そこで剣を捨てて、拳で腹を狙った。

 全力の拳の一撃。それは地を裂き、衝撃波を巻き起こすほどの一撃のはずなのだが、驚くべき事にシュルジーはその一撃にすら耐え抜いて見せた。


「なっ――んだと!?」

「ぐふっ、く、このバケモノめ……」


 初めてダメージらしいダメージを受けたシュルジーだが、衝撃を受けたのは俺の方が上だろう。

 今まで俺の拳を受けて立ち上がってきた者はいないのだから。


「だが……耐えたぞ! 今度はこちらの番だ」

「バケモノはどっちだ、この野郎!」


 シュルジーの戦槌が俺の顔面を捉えるが、これは俺にダメージを与えるほどではなかった。

 やはり防御重視の勇者と言うのは本当なのだろう。

 とは言え、俺もコイツに大したダメージは与えられない。このままではラキアの二の舞になってしまう。

 戦闘を長引かせて援軍に駆けつけられるのも面倒な事になる。

 ならば手っ取り早く戦闘を終わらせねば……


「なら――これはどうだ!」


 戦闘を終わらせると言うのは、なにも相手を倒すだけが結末ではない。

 その場に最後まで立っていた者が勝者なのだ。


 俺は振り下ろされた戦槌を受け止め、その腕を取る。

 そしてそのまま大きくシュルジーの身体を振り回す。


「おおおおぉぉぉぉぉぉぉ!?」


 驚愕の声を上げてグルグルと振り回されるシュルジー。

 俺はその身体をハンマー投げの要領で全力で投げ放ったのだ。


「うおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉおおおぉぉぉぉぉぉぉ――――!!」


 ほぼ水平に、森の木々を薙ぎ倒しながら吹っ飛んでいくシュルジー。

 そう、なにも戦って倒す必要はない。この場に立てないようにする。つまり投げ捨てて退場させればいいだけの事だ。

 シュルジーはバケモノじみた耐久力を持っているが、実のところはそれだけだ。

 体重も体格も、一般の成人男性と全く変わらない。

 ダメージを与えるのは難しいが、投げ飛ばすには何の問題は無いのだ。


 こうし、て俺と勇者シュルジーとの初戦は、一旦の幕を閉じたのだった。




  ◇◆◇◆◇




 勇者シュルジーはワラキアに投げ飛ばされた後、彼の率いていた部隊を蹴散らし、さらに西へと飛んでいった。

 森を吹き飛ばし、山を抉り、そして草原を超えて大陸西部最大の都市に衝突する。

 そこはファルネア帝国、帝都ルネアだった。

 シュルジーは一般民家を薙ぎ倒し、その中央にそそり立つ城門を打ち壊し、皇帝の謁見の間まで到達してようやく止まったのだった。


「な、何事……シュルジーか?」

「……これは、陛下。お久しゅうございます」


 そこまでの惨劇を引き起こしたシュルジーは、さすがによろめきながら立ち上がった。

 胸や背中、胸部に絶え間ない激痛が走る。それは彼が生まれてからこれまで、受けた事が無いような痛みだった。

 恐らくは手足に(ひび)くらいは入っているだろう。

 それでも敬愛する皇帝の手前、臣下の礼を取って膝をつく。


「よい、楽にせよ。何事だ、これは……」

「は、エルフの集落を攻略に参りましたが、そこで魔王ラキアと魔神ワラキアに遭遇いたしまして……」

「ラキアにワラキアだと!?」


 魔王と魔神、その二人が現れたと聞き、動揺を隠せない皇帝。

 彼等がエルフの集落に加担していると聞いて、皇帝は再び頭を抱え込んだのであった。


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