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第二章:ギルド

――見つからない。


 少女は思い溜め息をつきながら街を歩いていた。


昨日、街でひと騒ぎがあった。報告によれば急に二体の化け物が唐突に出現し、周囲の人間に猛威を振るったという。


 しかし、その報告が街の警備隊に入り向かった時には既に鎮静化されていて、残っていたのは瓦礫に数多の死体だけだったという。



嫌な事件だと思う。それにこれ以上領主への不安を積み上げたくはない。


 だが見つからないのだ。その現場にいて化け物を倒した黒衣の少年と赤長髪の少女が。



そしてその力を借りたい!



 だからヘレン・アズマールは絶対に見つけて見せると意気込み歩を進めた。



その時だ。ヘレンは何かと衝突して吹き飛ばされた。




         ※



 賑やかだな。ユーリィは街の活気づいている様子を見て思った。


 昨日のあの事件、化け物が現れた後なのにだ。外出禁止などや警備兵の増強など起こしてない。


なんでだろう?ユーリィは疑問を感じた。


 それに比べ――


「ねぇねぇ。ユーリィはどれが似合うと思う?」



エレナはショッピングを楽しんでおり、両方の手にはアクセサリーが握られている。

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