ライオス君とは仲良くなれそうです
前回のあらすじー
エロ親子以外に謝られました
ライオス君が専属護衛になりました
メリルさんに言われた通り、王様に呼ばれるまでいた部屋へとライオス君と共に移動しました。
現在部屋にライオス君と2人っきりです
ちなみにライオス君がお茶を入れてくれて、メイドさん…使用人かな?がお菓子をくれました
やーお茶もお菓子もおいしいね
ちなみに、雪花は今、遊びに行ってしまったので、本当に2人っきりなんだよねー
「ライオス君はさー、何歳?」
とりあえず話を振ってみたいと思いまーす
「私は22に今年なります」
22歳?
「なんだ、同じ年じゃん。敬語辞めようよ」
タメなんだしさー
「…そういうことなら」
よし。辞めてくれるッぽいね
「ライオス君って呼び方も変えたいなー…よし、ラス君って呼ぶわ―」
短くしようぜ!!
「ラス…まあいいよ。えーとミストはエルフだよね?」
「そうだけど?」
だからどうした?
「その年齢は、生まれてから22年…ってことかな?それともエルフとしての歳…?」
へー違うんだ
「生まれてから22だよ」
あ、ホッとしてる
「ラスの職業つーかクラス?ってなにかな?」
やっぱり一緒に旅するなら職業とかは知っとかないとね
「僕の職業は王子で、クラスは剣士だよ。しいて言うなら魔法剣士と言ったところかな?」
魔法剣士かー
「ミストは?」
俺?俺の職業は…
「えーっと賢者と召喚師と精霊術師かな?」
剣士とマフモフマスターと調教師もあるけど
「3つ…多い方だね」
「最大何個の職業を持った人がいるのかな?」
多いほうということは3つ以上持っている人がいるってことだもんね
「僕が知っているのは、最大4つかな?」
二つ俺の方が上なんだね
「4つなんだ」
「うん、今まで確認されている中で、4つの職業持ちが一人いて、3つは少ないけど何人か確認されているんだ」
へー3つだけにしといてよかった…言うの
モグモグとお菓子を食べていると、ラス君が急に真剣な顔で聞いてきた
「ミストはさ…人間とエルフの恋って…ありだと思う?」
んーつまり、異種族間の恋愛は有りか無かってことだろ?
「んー?本当に好きなら種族関係ないんじゃないんじゃない?」
喉が渇いたからお茶を飲みつつ答えると、ラス君が凄く嬉しそうに頷いていた
「だよね。ありだよね」
変なラス君だねー
それにしてもこのお茶とお菓子おいしいわ―
「ミストは…甘いもの好きなの?」
ん?クッキー頬張っていたらラス君がほほ笑みながら聞いてきたよ
「大好きかなー。あと可愛いものも好きだね」
おいしくて可愛いっていいよねー
俺の発言の後、ラス君が何かをぶつぶつ呟いていたけど、俺は何も気にしないし気にならなーい
おいしいお菓子さえあればきにならなーい
そろそろお菓子やめとくべきかな…?
暫くして復活したラス君ともうすこしお茶会をしました
結構ラス君と話すのは楽しいね
ライオスと友人になりました
ライオスは軽く最後暴走しました
頑張れライオス!!




