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転生の始まりはcharactermaking  作者: Mist
旅編~ついに旅がはじまりました
32/34

森の民の制裁に遭遇しちゃいました?


前回のあらすじ


奥様がたの井戸端会議は情報収集に最適でした


やっぱり村長はアウトな人でした

翌朝。いつもより早く目が覚めてしまった僕です


森の民が楽しみだったんだもん。


仕方なくない?


現在時刻は4時前です


村長宅へジョギングついでに見てこようと思います☆


外に出ると、空が少し明るくなってるかな?と言ったところです


僕がいる家から村長宅へは結構近いんだよ?


森へ行ってみようと思って村長宅の前を通ると、玄関が開いて中から何かが出てきた


「…村長?」


中から出てきたのは半泣きの村長でした


「貴女は!!」


村長は助けてください!!とかいいつつ僕の背中に隠れた


「盾にしないでくれるかな~?」


僕は村長の襟首をつかむと、村長の家へと入った


「おっじゃましま~す」


中へ入ると、村長の息子と奥さんだろう女性が縄でグルグル巻きにされているのが見えたよ


森の民らしき者はいないようだね


家の中を見回しつつ、とりあえず椅子に座った


ら、ふと後ろに気配がしたので、反射的につかんじゃった


掴んだものを目の前に持ってくると


「…うさぎ?」


うさぎさんでした


そっと抱きかかえてみると、モフモフな毛の感触が…


「モフモフ…」


幸せ…


ちなみに村長の家の中の椅子に僕が座っていて、足元に村長(脚で踏みつけてる)腕の中にうさぎ


なんだ?この状況?


腕の中のうさぎさんは、ちょこんとおとなしく座っている


可愛いな~


うさぎさんの頭を撫でていると、部屋の物陰から何かが沢山出てきた


僕の前に姿を現したのは


沢山のうさぎでした


やべえ、超可愛い


リーダーらしき個体が一歩前に出て、警戒しつつ質問をしてきた


「ソナタはそれの味方か?」

「違うよ?」


うさぎさんの質問に即否定しておくよ


「…何故、それを庇うような行動を取っている」


庇うような行動?


僕のした事って…


家の前を通ったら村長が出てきてすがりついてきたから襟首つかんで家に入って


椅子に座って村長を足蹴にして、飛びかかってきたうさぎさんをめでただけだよね?


「かばった覚えないよ?」


僕が逆に質問したい


僕の言葉を聞いたうさぎさん達は何かをこそこそと話し始めた


ちなみにね今日の僕の靴は、靴底が固いけど脚が痛くなりにくいブーツをはいてるんだよ


つまり、体重をかけて踏めば、それなりな痛みがあるんだよ?


現に村長の背中を踏んでるんだけど、時々力を入れて踏むと、うめき声が聞こえるからね


うさぎさん達も、どうすればいいのか困ってるみたい?


「君たちは…森の民でいいのかな?」


僕の唐突な質問に、最初に質問してきたうさぎさんが答えてくれるみたいです


「そうだ。そなたは…我らの事を知らぬのか?」


「だって僕はこの村の人でなければ、この世界の人間じゃないからね」


僕は普段髪の毛と帽子で隠れている耳を彼らに見せた


忘れがちだけど、僕エルフなんだよね


「…ソナタはエルフだったのか…」


「僕はミストだよ。制裁の邪魔しちゃってごめんね?」


とりあえず謝っておこうと思って、首を傾げつつ謝れば


「嫌、こちらこそまきこんで済まない。どうせなら、ミストも参加していくか?」


「やる!!」


楽しそうな事は大好物です!!


本格的な制裁は村に帰ってからするんだってさ。


今日はとりあえず、新しい村長を指名してから村に帰るんだってさ。


村に帰るときに、一緒に行く約束して僕はいったん白夜達の処へ戻る事にしたよ


森の民は兎でした


可愛いけど強いって素晴らしいと思いませんか?

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