誘拐されちゃいました☆
前回のあらすじ
モンスターに囲まれたよ
一喝したら逃げちゃった
やらかした感半端ない感じがするよ?
皆さんこんにちは?
僕は今、大きなフクロウ?にもてなされています
何が起きたのか…僕もちょっとキョトン、となったよ
ビックリダヨネ
ちょっと思い出してみたいと思いまーす
たしか、ラビットマウスの群れに囲まれたところを抜けて…
暫く進んで、湖が見えたから、ちょっと休憩しようと言うことになったんだよね
白銀と白夜は湖で遊んでいるし、ラス君とクロさんは地図を広げて、森をどれだけ進めば出られるか…
という相談をしているんだ
僕?
僕は湖の近くに群生している花の近くで寝転んでいるよ
僕は話し合いに参加しないんだー
だって、森を出るのは確定してるからね
行程の確認は2人に任せているんだ―
で、大体行程が決まったらしく、ついでに昼食を…という事で
白銀と白夜がとってきた魚をクロさんとラス君が調理しているのが見えた時
頭上から視線を感じたんだよね
で、見上げてみると、真黒な鳥がいたんだよね…アレはダークバードかな?
で、ばっちり目があったんだよね
僕がとりあえず手を振ると、ダークバードは首を傾げた後、急降下してきたんだ
で、なんか身体が浮いたなーと思ったら、ダークバードに誘拐されたんだったね
で、連れてこられたのはでかいフクロウの家でした
眼の前にはでかいフクロウ
僕の横には目がキラキラした、僕を連れてきたダークバード
で、冒頭に戻り、もてなされてます
「えーっと…僕、なんで連れてこられたのかな?」
僕が首を傾げると、大きなフクロウがキョトンとした後、何かに納得したように頷いた
「説明が出来ていなかったのだったね…まずは、この子が急に誘拐してごめんね?」
フクロウはなんか…声が優しげなおじいちゃんでした
「なんでもな…こ奴が言うには、お主…こ奴に笑いかけて、手を振ったのじゃろ?」
僕が頷くと大きなフクロウ…おじいちゃんでいいか…は嬉しそうに笑ったよ
とりあえず頷いておくけどね
「ワシ等ブラックオウルはな、基本的に嫌われるか、恐れられるのじゃ。闇の猟人などと呼ばれておるからの~。人型はワシらを見ると、警戒し、討伐しようとするのじゃ」
えー可愛いのに…
「ワシらだって、人型と仲良くしたいのじゃよ。なのに噂ばかり独り歩きしてのぅ…」
なるほど!!
「嬉しさのあまりさらってきちゃったんだね☆」
「そういう事じゃ。悪かったの~」
「僕はかまわないよ~。こんなに可愛い子にさらわれるのは嫌じゃないかな☆」
可愛いよね?
手を差し出すと、頭を手にすりすりしてくれるんだ―
可愛いよね~
「この子はブラックオウルと、ダークバードの混合でな…」
おじいちゃんが何かを言おうとしてるけど、言葉をさえぎって、僕を連れてきた子に声をかけるよ
「…ねえ、僕と一緒に来ない?旅をしてるんだけど…君みたいに飛べる仲間はいないんだよね」
僕が、どうって首を傾げて聞くとキョトンとした後、眼をさっきまでより輝かせて頷いてくれた
「よろしくねー?…この子僕が連れてくね?」
おじいちゃんは嬉しそう?に笑いながら頷いてくれたよ
よし、見た目ダークバード…見た目は真黒なカラスで、飛び方とかは鷹系統…で翼はブラックオウルゲットー
というわけで、仲間が増えました~
「君の名前は…玄玻だよ。よろしくね」
誘拐されました
ミストのセリフが…
可愛い子に誘拐されるなら…
は本気で言ってるようです




