街でお買いものがてら探索しましょう☆
前回のあらすじ~
出発したいと言ったら準備をしてくれるみたいです
司書さんがプレゼントをくれるみたいです
今日は僕と白夜と2人で、城下町に来ています!!
いや~ちゃっかり王様からお金をせびって、お財布はずっしりと重いよ☆
ん?不敬罪?
気にしちゃ駄目なんだよ?
そんなの今さらじゃないか☆
「さて、どこから見ようか」
僕は司書さんがくれた城下町の地図を広げて、白夜とのぞきこんでいる状態です
司書さんがね、街に買い物に行くんだ~って言ったら、机の引き出しから出してくれたんだ
ちなみに司書さんお勧めのお店は赤丸でチェックが入ってるよ
司書さんは甘党らしくて、おいしいケーキのお店を教えてくれたよ
「僕はねー、雑貨がみたいな。後、武具屋と、武器屋☆」
雑貨と武具と武器がみたいのか…
「わかった、雑貨屋さんにいこうか。その後武具屋と武器屋を見に行こうか」
「うん」
白夜が凄く楽しそうだね
とりあえず、城下町の雑貨屋さんを目指して歩き出したんだけど、人が多いね
財布はとられないように、鞄に入れるふりをして、亜空間収納なんだよ
素晴らしいよね
亜空間収納…白夜と白銀に教えてもらったんだ
自分の魔力で空間を作り出して…
これはイメージと魔力、両方大事だよ
固定するんだ
で、後は、念じれば手に持ってるモノや触れているモノ、もしくは、僕の魔力が染み付いてるモノは離れてても収納可能になるんだ
ようは
鍵=僕の魔力
ってことらしいよ
すごいよね~
なんて考えていたら、雑貨屋さんに着いたよ
結構いろいろあるな~
ラス君になんかお土産に買って帰ろうかな~
リリスちゃんにあげてもいいかも
お店を見て回っていると、特に良いモノはなかったんだ
しいて言うなら白夜が気にいったストラップくらいかな?
竜の鱗を使ったストラップ(100円
だよ☆
ちなみに通貨は円でした
素晴らしいね
覚えなおす必要なかったよ
ラッキー
で、武具屋を冷やかして、武器屋でナイフと刀を買って、さっさと収納して、魔具屋へと入ったよ
魔具屋にはいろいろと面白そうなものがあったんだ
「コレ面白そうだな」
僕が手に持ったのは何かの卵x2
一つは白い卵で、もうひとつは薄く黄色が混じった卵
なんか…気にいっちゃったんだ
「それ、気にいったの?」
白夜は僕の手の中の卵を見て、にやりと笑った
2人でみていると店員さんが話しかけてきた
「それ気にいったの?」
「うん、いくら?」
値段を聞くと、店員さんは苦笑いをしつつ答えた
「それねー、卵型の何か…って事しかわかってないんだ」
「どういうこと?」
僕の質問に店員さんは答えてくれた
「それ、私の知り合いが持ち込んだモノなんだけど、落としても、叩いても、何しても割れないの」
割れないのか…凄いな!!
「で、中に何かあるのかと思って温めてもかえることないから、卵ではなく、卵型の何か。っていう結論に達したんだけど…それでも買う?ただのガラクタかも知れないよ?」
店員さんは確認をしつこいくらいしてくるよ?
「うん。ガラクタでもいいから買うよ。色とか気にいったし」
僕が言うと、店員さんも、僕が納得しているなら…という事で売ってくれるようです
「返品は受け付けないからね?」
「わかってるよ」
買って、鞄にそっとタオルを敷いてその上に置いた
「さて、次行こうか」
ってことで、ケーキを食べて帰ったよ
ケーキはショートケーキと、レアチーズケーキを食べたよ
司書さんのお勧めの通り、おいしかった…
帰って卵を見せると、ラス君と白銀は驚いていたよ☆
ちなみにリリスちゃんには魔具屋で見つけた、一回だけ効果がある髪飾り(三日月の形で蒼い石がついている
をあげたよ
笑顔が可愛かったです
白夜がテンション高めだったようですね




