表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/4

第三話 少年少女

話をどう進めようか?

フカフカのベットにカーペットと洋風の部屋。

「愛華さん、もう7時ですよ!」

どんどんどん!

「愛華さん!」

高い声で愛華を呼ぶ声。

愛華ははいはい、と言って起きた。

ドアを開ける。

「おはようございます、愛華さん!」

嬉しそうな声の12、13くらいの少女が立っていた。

緑色の着物で短い黒髪にウェーブをかけた愛華の侍女、陽菜だ。

「陽菜、もう帰ってきたの?

 明日まで旅行に・・・」

「愛華さんがヤバい奴にあったって!

 そんなのでゆっくり旅行なんて出来ませんよ!」

陽菜が泣きださんばかりで叫ぶ。

「五月蝿いわよ、朝から。」

パンを持っている陽菜と同じくらいの少女がきた。青色の着物に腰まである茶髪を揺らしてスタスタと歩く。

「おはよう、紗奈。」

「おはよう御座います愛華様、後で汚部屋の掃除を致しますのでこちらをお召し上がり次第、お呼び出しの御座います沙夜香様の家へ。」

キビキビとした切れ目が怖さを増している紗奈。

しれっと吐く毒も強烈だ。

「分かったわ、沙夜香へ何か持って行きたいから用意してね。」

「畏まりました、其方は美菜に任せます。

 では、後ほど。」

パンを置いてさっさと部屋を出て行ってしまった。

ささっと着替える。

ちゃんと枕元に着替えまで置いてくれている。

(さすがだなぁ、巫女としての育成も順調)


[愛華の侍女というのは表面上の立場だ。

  本当は巫女として育成中の愛華の弟子だ。

   この4人には、みんな同じ過去がある。

    みんな親を失った。]


巫女服を着た愛華。

パンを食べて部屋からでた。


「師範!」

「ねぇねぇー、師範」

「師範、薪割り終わりましたよ!」

「師範師範、ご褒美!」


わらわらと着替え終わった愛華の周りに集まった4人の男の子だ。

みんな紺色の作務衣。

一番大きいのが陽太、次に大きいのが咲也、双子が宏也と宗也だ。

この子たちと陽菜たちは、天涯孤独の少年少女だ。

陽太たちは神主、つまり巫女をまとめる10人の候補生だ。

厳しい試験の突破をしなければいけない。


「これからお出かけだからご褒美は帰ったらあげるよ、それと各自鍛錬していてね。

 陽菜たちにも言っておくのとちゃんと着替えるんだよー」

「「「「はーい!」」」」

(良い子だなぁ)

内心にっこりだ。

「いってきまーす!」

だだだった走り出す。

暫くして、少し立ち止まる。 

周りから田んぼから住宅地にかわっている。

空を見るとお日様がキラキラしてる。

気持ちのいい風が吹いている。


何だか少し、いい気分だった。

そろそろ話を進めなければ。

キャラをどかっと投入。

番外編できるぞっ!

ちなみにカラーリングの元ネタは信号機です。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ