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男の聖女はダメですか?  作者: 茉小夜
ドラコニア王国
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第41話 奴隷のお仕事

シャンプー騒動で1日が終わり、奴隷の皆に説明できなかったので、再度時間を告げて寄宿の前に集まって貰った。


寄宿から出て来た彼女たちはあのエッチなシースルーからは脱却して私服になっていた。ちょっと残念です。


でも、ノアたちが夜に着てくれるそうなのでそっちを堪能しよう。


「主のミヤビです。そして、パートナーのノア枢機卿(仮)と妖精のミュウだよ」


自己紹介では、ノアとミュウに意識を持っていかれました。やはり、ノアの役職とおっぱい、ミュウの妖精はインパクトが強い様です。


俺はどうかって? 幼い少女見た目しかアピールポイントがないので無理です。


それでもずっと見続けていたのは愛玩希望の冒険者と宝石族姉だけでした。


ノアが認めた2人だ。たまに目が怖いし、何が共鳴するものが有るのだろう。


「では、順番に挨拶をお願いします」


これから冒険に参加して貰う事も有るかも知れないからレベルも確認しよう。


「元トリントス準男爵家の長女のアルフィリアです。長いのでリアとお呼び下さい。貴族の交渉役を務めます」


シャツにロングスカート。澄んだ青い目にピンクゴールドの長い髪を靡かせている。


名称:アルフォリア・トリントス

種族:人族

性別:女性(16歳)

職業:魔法使いLv.5


魔法は幾つか習得しているものの全体的レベルが低い。学生だったのかもしれない。


「ボクはチロル。行商人をしてたんだ。今回もその延長で一般交渉を担当するよ」


少年記者をイメージするような半袖に半ズボンをサスペンダーで吊った衣装。セミロングの緑髪にキャスケット帽を被っている。


名称:チロル

種族:人族

性別:女性(19歳)

職業:商人Lv.7


行商人なだけに店頭の商人よりはレベルが高い。


「アタシはメルーサ。親しい人はメルって呼んでるよ。元冒険者だけど色々あって戦えないからご主人様の愛玩用として頑張るよ」


胸の谷間だけ空いたシャツとミニスカから覗くガーターベルトが素晴らしい。赤毛の髪をアップポニーテールにしてうなじもアピールするとはやりよる。


名称:メルーサ

種族:人族

性別:女性(22歳)

職業:剣士Lv.20


レベルだけ見るならDランク冒険者の実力は有りそうだ。彼女の戦えない理由が気になる。その内話してくれる事を祈ろう。


「私はティファ二ア。ニアと呼んで下さい。一緒に居るのは兄夫婦で兄のテノールとお嫁さんのシャナさん。私たちは冒険者として活動する事になっています」


名称:ティファニア

種族:エルフ

性別:女性(65歳)

職業:精霊術師Lv.30


3人のレベルは同じくらい。この場の面子では高い方だ。年齢も含めて。兄夫婦なんか三桁に突入しているもんね。それでこの容姿とはさすがはエルフと言わざるおえない。


「私は鬼人族のオウカ。元冒険者だ。主様の護衛を担当する。望まれれば愛玩すら行うよ」


名称:オウカ

種族:鬼人族

性別:女性(19歳)

職業:侍Lv.28


元Bランク冒険者らしい。彼女は愛用の刀と鬼人のスペックで早く上り詰めたが為に傲慢になってしまったと後悔している。レベルの割にステータスが異様に高い印象を受けた。


「私はラピス。主様の望むままに全て差し出しましょう」


名称:ラピス

種族:宝石族

性別:女性(23歳)

職業:呪術師Lv.15


デバフに付与に錬金術。万能キャラと言えるような子だった。覚えている魔法は少ないがそこは後からどうとでもなる。俺がそうだった訳だし。

というか、妹さんの紹介は?


「……えっ、嘘? 紹介無し?ラチアです。奴隷じゃないけど頑張ります。暴走気味な姉ですが、共々宜しくお願いします」


名称:ラチア

種族:宝石族

性別:女性(17歳)

職業:錬金術師Lv.5


よし、彼女にはこれから色々頑張って貰おう。錬金術のレベルを上げても本職には敵わないからね。


「私はエリス。貴族の子息に嵌められて奴隷落ちしたわ。まだ狙ってるみたいだから迷惑を掛けると思う。ごめんなさい。ご主人様の要望にはなるべく応えるつもりだけど手加減してね」


名称:エリス

種族:狐獣人

性別:女性(17歳)

職業:妖術師Lv.15


薬術や幻術に秀でており、札を用いた遠距離を行える職業のようだ。錬金術の素養があるので商品作成に協力して貰おう。


「それじゃあ、一通りの自己紹介も終わった所でもう1人紹介するよ。お〜い、寝てないで出て来〜い。お菓子があるぞ」


自分の影を"トントン"と叩くとーー。


「お菓子!!」


途端に影が膨れ上がり、少女のヴィオレが飛び出してきた。


「よし、お利口さんだ。ドーナツ棒をあげよう」


「わ〜〜い!パパありがとうニャル!!」


「「「「「「パパ!?」」」」」」


彼女たちの視線が俺とノアを行き来していた。

まぁ、娘と言えるほどに似てるからね。


「この子は使い魔のヴァイオレット。長いから俺たちはヴィオレと呼んでる。魔法生物で色んな姿になれるんだ。ちょっと見せてあげて」


「分ったニャル!」


スライム体、大人、大型犬、鳥……と一通り披露して見せた。


「なるほど。女同士でも魔法生物なら作れるのね」


「やはりお腹で育てるのかしら?」


核さえ有れば作れるので、昔はそうした人といるらしい。失敗した時が危険だから外部で作るのが一般的だけどね。


「「「魔法生物ってこんなだっけ?」」」


そして、魔法生物の知識を持ってる者たちはニコラスさんの時と同様に首を傾げていた。


「さて、テーブルを出すからお菓子でも食べながら聞いてくれ」


〈ガイヤコントロール〉で人数分のテーブルと椅子を用意して、〈アイテムボックス〉から熊本のお菓子【黒糖ドーナツ棒】を出して配った。


黒糖ドーナツ棒の作り方は簡単だ。


ドーナツ生地を棒状にして揚げた後、水飴にした黒糖に潜らせてコーティングするだけだ。


人によってはドーナツ生地に使う砂糖から黒糖に変えるらしいが、そこまでいくと甘過ぎるので俺はした事がない。


「「「「「「「美味しい……」」」」」」」


美味しい物は心を和やかにする。皆の雰囲気がほっこりしたの感じた。


「それじゃあ、話す前に〈サイレントルーム〉〈ミスト〉」


魔法で出来たシャボン玉が大きくなり、自分たちを包み、中を水霧で満たしたので外から聞く事も見る事もできない筈だ。


「これで周囲から聞かれる事はない。さて、奴隷の皆は契約で知り得た情報を漏らすことを禁じられているよね? でも、それは完全なものじゃなくて抜け道も多い。それにニアのお兄さんたちとラチアに関しては契約すらしていない。だから、筆記なども含めた他言無用の契約をして欲しいだ」


「ここに特一級契約書が有ります」


「「「「「「ーーー!?」」」」」」


皆が驚くのも無理はない。ノアが用意したのは契約書の中で最も効力が強く、ペナルティで死すらも選択できる。一般目にすることはそうそうない。


「ミヤビさんの秘密にはそれだけの価値が有ります。無論、契約しなくても構いません」


「その場合でも無下に扱わないと約束するよ。誓約書だって書いていい。その代わり、愛玩も含めて対面する仕事は殆どない物だと思ってくれ」


性別はバレない方が良いよね?と思っていたら、ノア曰く、職業や加護もマズいそうでこうなった。


「「「「「「「契約します」」」」」」」


「お兄さん達はどうする? 冒険者っていう選択肢があるからしなくても良いけど」


「いや、私はするよ。妹の力になりたいから」


「ええ、私もよ。彼女に命を救ってもらったから」


「……私も契約します。色々思う所が有りますので」


「では、立ち会い人を私が行います。ペナルティはどの様に? 話せば直ぐに死ぬ事も可能です」


「それは怖いよ。うかっり喋って死んだら嫌だし……」


そうだ、定番のアレがあるじゃないか!


「ペナルティは話そうとしたら喋れない程に声を出して笑い始め、それでも続けようものなら最後は死ぬって事にしよう」


「つまり、笑い狂って死ねという事ですね」


「「「「「「「っ!?」」」」」」」


怖いものを見たみたいな視線を送るの止めて!?

これでも即死しないように考えたんだよ!!


「それで良いのならここに署名をーー」


皆はそれでも問題ないらしく、契約書に署名した。


「あとはミヤビさんが署名すれば完了です」


「うん。……んっ?」


「「「「「「「えっ?」」」」」」」


契約書が光輝いてそこから人影……ソフィアさんが現れた。

そういえば、彼女の本職は親の監督ではなく、秩序と法を司る女神だった。


「あと少しよ。頑張りなさい」


俺の頭を撫でると"スッ"と何事も無かったように消えた。


「「「「「「「………」」」」」」」


「よし、契約完了だね! お仕事の説明するよ!!」


「待って待って待って! 説明して!!?」


「今の何っ!? 契約で人が現れまるなんて見た事も聞いた事もないよ!?」


「「「「今のは神気……?」」」」


「強そうだったね」


「アレは天秤神【ソフィア】様!! 」


「やはり、この方が私の運命の……」


正気に戻った子達は問い詰めてくるか、呆然と契約書を見詰めていた。

その内の何人かは神気が分かるようで反応していた。


「分かりやすい様にステータスを公開します」


本来見えないステータスを水魔法と幻術を組み合わせて表示させる。


名前:上城カミシロ ミヤビ

種族:人族(半神半人:神度Lv.7)

性別:男性(26歳)

職業:聖女Lv.29


体力:A

魔力:SS

STR:B

DEX:C

VIT:C

AGI:B

INT:A

MND:SSS

LUK:SS


加護:創造神ウラノレーヴェの加護、豊穣神ニュンフェの加護、生命神イシュタルの加護、技能神ブリギッテの加護、天秤神ソフィアの加護、武神アレスの加護、魔法神イシスの加護、精霊神アネモイの加護、商業神ヘルメスの加護、時空神クロノアの加護


「えっ……男? でも、職業が聖女……男?」


「なんという加護の数だ……お遣い様なのか?」


「小さい割に力が強いと思ったら私とそんなに変わらないじゃないか」


「しかも年齢が……26歳」


「「「「「「「26っ!?」」」」」」」


えっ、そっちに食いつくの?

最初の子たちみたいに他のステータスに反応しようよ。これでもかなり優秀なんだぞ。


「あの、ノア様。本当にご主人様は男性なのですか?」


「ええ、男性ですよ。その証拠にほらーー」


「ん?ノア? 紐を掴んでどうーーきゃああぁぁっ、ノアのえっち!!」


法衣は袴みたいな構造で後紐を縛って前紐縛って着る。なので、後ろの紐を解くと前がペロンと倒れ、パンツ姿を晒すのだ。


「伝説級の聖槍を携えています!」


「いや、下げるな! みっ、見ないでぇええっ!!」


ノアによる強制公開露出。パンツまで下げてトドメを刺されました。(´;ω;`)


「聖槍……いや、アレは魔槍……」


流れ弾に当たったテノールさん。打ちひしがれて、奥さんに慰めてもらっています。


最初の話し合いは二人の被害者を出して終了しました。




その夜。


「本日はノア様の代わりに夜伽を務めさせて頂きます」


ラピスとメルが例のシースルーだけを着て部屋にやって来た。


「ノア様に許可は頂いております。契約にも有ります通り、誰かに言われた訳では有りません」


契約で性交渉はお互いの意思を尊重する事になっているので、自らの意思で決めてこの場に来たという事だ。


「アタシは訳あって戦えないからさ……。仕事以外だとこれくらいしか返す物がないの。しっかり尽くすから見捨てないでおくれよ?」


トラウマ的な何かだと聞いている。いつか話してくれる事を祈ろう。


『これが所謂、3P? いや、私も混ざるから4Pって奴かなw』


ミュウのエネルギー補給と合わせて、身体を借りたミューも参戦し、その夜はめっちゃハッスルしたのは言うまでもない。

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