〜異世界やってきてトラップだらけですね〜
森には沢山のトラップがあった。
一個目はコショウまみれの木。ここは、ペッパーの森というだけあって、コショウがそこら中の木から降ってくる。
これは、事前にゴーグルとマスクをしながら森へ向かったおかげで被害を最小限にする事ができた。
二個目は、誰かによって仕組まれた落とし穴。これは、私たちに仕組まれた落とし穴ではないと思う。なぜなら、モンスター用のアミも一緒に落とし穴にあったからだ。
私たちは、モンスターなど連れていない。だが、前に通っていったパーティーが青色のウサギ型モンスターを連れていたので、そのパーティー用に作られた落とし穴だったようだ。
しかし、そのモンスターを連れているパーティーは落とし穴の事など知らなかった。私たちは、
もし帰りにこのパーティーが落とし穴に落ちたら危ないと思い、このパーティーに落とし穴の存在を知らせた。すると、そのパーティーの皆は、
「ありがとう!」
と告げ、お礼にブルーライオンの生息場所の地図をくれた。それに、
「こんなのくれるんですか!ありがとうございます!」
と感謝を告げた私たちは地図を受け取り、パーティーの皆と別れた。
そして、私たちは、その落とし穴を避けて進んだ。これで二個目のトラップも回避する事ができた。
最後のトラップは、謎に置かれた三つのレンガ。このレンガはバラバラの向きに置いている。そして、一番左に置いてあるレンガには当たりと記されており、それ以外のレンガにはハズレと記されていた。
私はこの
「当たり」
と書かれたレンガの上に立ってみる事にした。なぜなら、当たりのレンガの上に
「そこに立ってください!」
とも書かれていたのである。私は、
「なんだろう?」
と思い、レンガの上に立った。すると、突然この異世界からワープしてしまった。このレンガは一種のワープ装置の様なものなのであった。しかし、ワープするといっても一つの場所にしかワープできない。そして、ワープしている時間は全くカウントされない。つまり、ワープしている時は他の皆の時間は止まっているのだ。
私は、ワープし、ダンジョンに向かった。このダンジョンはまだ誰もなにもお宝が取っていないらしく、色々なお宝があるみたいだ。
私は、そこでただの石ころやエビなどを見つけた。ただの石ころやエビなどもこの世界では高級な物として扱ってくれるのだ。沢山の物を見つけた。ウニ、イクラ、マダイ、イカなど。なぜかこのダンジョンでは寿司ネタになる物が取れる。
私は、それを使って寿司を作るか、売るか考えた。そして、結論を出した。
「ウニとイクラだけ売って他は食べよう!」
今ここには海苔が無いのだ。その為、ウニやイクラの寿司を作る事が出来ないのである。
そして、現在ここにある白ごはんと酢と取れた物を使って、寿司ネタを作ろうと思ったのである。
しかし、お皿がない為、作った瞬間食べるというあまりお行儀は良くない食べ方になってしまった。
そして、私は食べ終わるとまたダンジョンの更に奥に向かった。奥には、やはり危険なモンスターと最高の道具が待ち構えていた。




