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046 新しい能力の情報(その1)



 ルキウスとのプグナのあとに竜眼が覚醒したジーノは、仲間のチロ、リザイア、フランコを自分の衛士にすると、他の竜眼主を殺して力を奪い日ミツル半世界の支配者になると言い出した。



 「まずは、この王都にいる竜眼主どもをぶっ殺す」



 それにはまず竜眼主を見つけなければならない。



 そのために使える能力はないか?



 実は竜眼が覚醒したときにジーノは、〈サクセイ〉以外にも、いくつかの能力と、竜眼主に関する記憶というよりは情報のような何か、も一緒に得ていた。



 その新しく得た能力の中に、一定の範囲内にいる自分以外の竜眼主を感知する能力があったので、早速その能力を使ったところ、五人の竜眼主を感知することができた。しかし……



 「くそ、場所がわかんねえじゃねえか! これじゃぁ探せねえだろぉ」



 ジーノが怒るのも無理はない。ジーノが使った感知能力でわかるのは、他の竜眼主が何人存在するかだけで、感知している範囲もわからない。なので、どの辺りを探せばよいのか、その見当すらもつけられない。



 新しい能力を得たのは僥倖(ぎょうこう)でも、使ってみるまで出来ることと出来ないことがはっきりしない、では使い勝手が悪すぎる。



 他の能力はどうなのか、そう思ったジーノはいくつかの能力を試しに使ってみた。だが、いずれも大差なく、使い勝手はいまいちだ。



 どうやら、覚醒したときに得た新しい能力に関する情報は、それぞれのおおまかな内容と使い方だけのようであった。



 では能力以外はどうか、と得た情報を色々手繰(たぐ)ってみたが、どれも似たような感じで、結構ざっくりとしているのだ。



 (……ダメだ使えねぇ。ちゃんと調べねえと……)



 戦に勝つには情報は多いほうがよい。そう考えたジーノは、竜眼主や継嗣戦のことを調べるために祭祀殿(さいしでん)に向かった。




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