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第八話 謎の男

 僕たちは村の奥から出る。

そこには、あの女が。



 「見つけた、見つけた、見つけた」

女は剣を見つめながら言っている。



 「なんなんだよ。僕、あんな女知らない」

僕はそういう。




 「やつはどこかのものだろう。俺が戦ってやる。お前は二人を見ててくれ。

 あの女だけではないと思うからな」

 そういいハオさんは女の方に向かって言った。



 「ハオさん、は!危ない!」

僕は二人を掴み避ける。




 「くっ!なんなんだよ」

僕が振り向くとそこには一人の男が。




 「見つけたぞ、異世界転移者よ。お前は、ここで殺す。

 あの方の命令無視は良くないが、俺らはイライラしているんだ。

 恨むなよー!」

 男は剣を振りかぶろうとしている。



 守るんだ!二人を、僕は、なんのために居るんだ!

 普通の生活をするんだ。そのために障害になるものは全部!



 「邪魔をするなぁ!」

僕は、思いっきり剣を抜き男に向って斬り掛かった。



 「くっ!こいつ!やるな!だが、くらえ!メテオファイア!」

 男は魔法を放ってきた。



 ファイアか、あたるわけにはいかない!



 僕は、男の方に近づき、



 「僕の普通の生活を送るためだ!お前らは死ねー!」

 僕は男を斬った!




 「ぐはあ!な、なんだこいつは、まさか!」

 男は怯む。



 「終わりだ!サンダーボルト!」

僕は雷を天から振らせ男に命中させる。



 「ぐわあー!ゆ!許せねぇ、ち、ちく、しょう」

男は地面にバタリと倒れる。





 「はぁはぁ。やったのか?」

僕は剣を収める。




 「大丈夫?怪我は?」

フローラちゃんが駆け寄ってくる。




 「うん大丈夫だよ。なんとか勝てたみたい。ハオさんの方は・・・、あ、来たみたい」

 僕はハオさんが走ってくるのが見えた。




 「お、そっちは大丈夫だったか?・・・、この男は?」

 ハオさんは近くに倒れている男に気づく。



僕は先程有ったことを話した。


 

 「そうか、やっぱり来ていたか。昨日出会ったフード男の言うとおりか。

 あいつは一体」

 ハオさんは小さくつぶやく。




 フード男?ハオさんは何か知っているのかな?






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