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マジックスクール!   ~退屈回避!自由 がほしくて魔女になります!~  作者: 夢宮 心奈
第一章   面白そうなので魔女学校に入りました!でも、思ってたのと違う!
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第四話

遅れてしまい大変すみません!

では、どうぞ!

「おーい、起きろー」

 あっ、お母さんかな?ふぅっ、なんか寒いな。

「朝だよー!起きてー」

「えっ、朝!?」

 体をゆすぶられて起きたら、リタとラシエルが私を見てる。

 そうだった、ここはマジックスクールだった。

「リタ!マリーがおきたよ」

「そうか、よかった。このままおきなかったらどうしようかと思ったよ」

 そっか、ここは寮なんだよね。まだなれないな、まぁ二日目だし、仕方ないけど。

 それに寒い!って、見たら少し窓が開いてる。そりゃあ、寒いはずだよ。

 朝に窓は、開けちゃ駄目だよ。私のベット、窓から一番近いんだから・・・・・。

「あれ、バーレットはまだおきてないの?」

「バーレットがなかなか起きないから、先にマリーを起こしたの」

「そうなんだ」

「そーなの、そーなの!なかなかおきないの!」

 ラシエルは、また元気いっぱいに・・・・・。今朝だよ?何でそんなに元気なんだろう?

 その元気のよさ、私にも分けてもらいたい。

「マリー、ラシエル。バーレットを起こすの手伝ってよ」 

 バーレットが起きないなんて、ちょっと意外。まじめっぽそうだから、早起きなのかと。

「うん、わかった。何すればいいの?」

「オーケー、って私はさっきから手伝ってるよ」

「あっ、そうだった。でも、手伝って。じゃあ、マリーはバーレット手を押さえて、ラシエルは足を」

 ん、何で、手と足なんて押さえるんだろう?まさか、魔法でもかけるんじゃ・・・・。

「うん、了解。ついにあれをやるんだね」

 あれってなんだろう?なんか、やばそうな感じがする・・・・・。

「じゃあ、やるぞ」

「うん、ほらマリーも」

「う、うん」

「じゃあ行くぞ、せーの」

〈こちょ こちょ こちょ〉

「きゃ、はははははは」

 すごい笑いながら、バーレットがおきてきた。するとリタがほっとしたような顔になった。

「よーし、おきたな。お疲れマリー、ラシエル」

「ふぅ~、やっとおきたね」

「なるほど・・・・こうやって起こすんだね」

 くすぐっておこす人、始めて見た。でも、くすぐらないとおきない、バーレット・・・・・・・・・・

 すごい。

「はぁ、はぁ。こうやっておこすのはやめてよ・・・・」

 バーレットが、息を切らしながらいってる。確かにやりすぎだったんじゃ・・・・。

「バーレットがおきないのがいけないんだろ?今回で、何回目だと思っているんだ・・・・・。

 まぁ、別に迷惑じゃないけど。さっ、三人とも朝の体操をするぞ。立ち上がって!」

 おー、怒りながらも次に進める・・・・・。リタすごい・・・・・・・。

「そうだね!バーレットは布団から出て、ラシエルは寝始めないで。

 七時半には、ナイト・ハニーさんに健康報告しなきゃいけないんだからな。もう、七時十分だよ」

「はーいはい!さっ、おきよっか!バーレット」

「はい、おきましょう・・・・・」

 ふぅ、健康報告もあるんだよな。マジックスクールは意外と厳しいんだな。

 まるで、体験学習で泊まりにいったみたい。

「そうだった。マリーは体操の仕方、知らないんだよな」

「うん、リタどうやるの」

「背中を伸ばしたり、アキレス腱を伸ばしたりすれば平気さ。簡単な準備体操みたいな感じ」

「へー、そんな簡単でいいんだ」

 意外と楽なんだな。よかった。

「始めるよ、1・2・3・4・5・6・7・8・2・2・3・4・5・6・7・8・

            ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 お疲れ、さぁ制服を着て。準備するぞ」

「はーい!」

「はい・・・・」

「そうだね、リタ」

 よし、可愛い制服を着れる!昨日は着れなかったし・・・うれしい!

 うん、髪の毛も整えたし、オッケー。私は、後ろに結ぶからちょっと大変。

 でも、バーレットとリタは髪をとかすだけでいいんだし・・・・・うらやましい。

 あれ?ラシエルはどんな髪型だっけ?そうそう、確かハニーさんとここなと同じ、長いロング。

「おーい、ラシエル!昨日、このヘアピン落としただろ?ほれっ!」

「おー、サンキュー!リタ、ありがとっ、探してたんだ!」

 へー、ラシエルは、ヘアピンを着けるのか。ヘアピンにしては大きいけど。

 あー、飾りじゃなくて、これで髪を全部まとめるのか。たしか、バレッタとか言うんだっけ?それ。

 ラシエルは、髪を全部右に持ってきて、そのヘアピンでとめた。

 そのヘアピンには、とめるところの上に絵が描いてある。何の絵だろう?・・・・・・・・・・ 

 ん?それは、コウモリ?コウモリの絵とは・・・・・まぁ可愛いけど。

 なんだろう・・・・・・・魔女っぽいよ・・・・・・・・・・。

「ほら、もう時間だ。ナイト・ハニーさんに、健康報告しに行くぞ」

 リタって、リーダーっているかお母さんみたいだ。なんとなくだけど、

 みんなをまとめているって感じがする。

             ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

〈トントン〉

「失礼します。ナイト・ハニーさん、おはようございます。健康報告をしに来ました」

「おはよう。では、リタさん。報告してください」

 おぉー、リタの報告を座って聞くハニーさん。生徒会長っぽい。

「はい、皆健康です。今日、寝坊してしまったのはいつもの通りバーレットさんだけで、

 マリーさんは、ギリギリおきました」

 やっぱり、リタがリーダーなのかなぁ。健康報告もリタがするってことは、リーダーなんだよね。

「わかりましたわ、ありがとうございます。バーレットさん!

 朝、おきないのは何回目ですか!気をつけてくださいね」

「はい、すみません・・・・・・」

 こんな、感じなんだ。健康報告ってこうやって注意されたりするんだ。本当に、体験学習って感じ。

「あっ、マリーさん。丁度よかった。これは、教科書と今日から一週間の予定ですわ」

 急に席を立ったハニーさん。な、なんか怖いよ・・・・。

「あ、ありがとうございます」

「マリーさん、次は朝食です。少し、話したいことがあるので、一緒に行きましょう」

「は、はい」

 な、何かな。怒られなきゃいいけど。何もしてないし・・・・きっと、怒られないよね。

「では、ほかの皆さんは帰っていいですわ」

「はい、失礼しました」

「じゃあ、またねマリー」

 こそっと耳元で、リタが言ってくれた。緊張しているからか、落ち着く・・・・。

「うん、またね」

 ハニーさんの話ってなんだろう?それに、魔女が食べるご飯って虫とか入ってないよね。

「じゃあ、マリーさん。行きましょう」

 ほp、昨日の優しいハニーさんに戻った。よかったぁ、怒っているんじゃなさそう。

「はい、それで話って何ですか?」

「別に、すごく大切なことではないんですわ。ただ、一日どんな感じだったかなと、思いまして」

「はい、楽しかったですよ。呼び捨てで呼び合ったり、ペットの話をしたり・・・・・

 そのあと、校則を呼んだんですが、長くて疲れちゃいました」

「そう?でも、あれは基本的な校則よ。もっと詳しくは、今度教えるわね。さぁ、つきましたわ」

 来ちゃった、ついに。どんメニューがあるんだろう。

 普通のご飯があるといいな、魔女用じゃなくて人間用の・・・・・。

次はもっと早くに投稿したいと

思います

次回もお楽しみに!

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