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マジックスクール!   ~退屈回避!自由 がほしくて魔女になります!~  作者: 夢宮 心奈
第一章   面白そうなので魔女学校に入りました!でも、思ってたのと違う!
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第二話

今回もゆっくりお楽しみください!

            ではどうぞ!

 挨拶してからゆっくり部屋に入った。次は、なんて声をかけよう?どうしよう、

 緊張して話せない。いつも、美香が話しかけてくれていたし・・・・・

 あんまり自分から話したことないかも・・・・ちゃんと、喋っていればよかった。

「こんにちは、これからよろしく!私、フロスト・リタ。リタって呼んで!」

 ひゃっ。よ、よかった、先に話してくれた。髪が少しボサボサな感じで、少しボーイッシュだけど、

 フレンドリーで仲良くなれそうな人だな。あっ、私も話さなきゃ。

「こんにちは、これからよろしくお願いします」

 こ、こんな感じでいい・・・・かな。

「こんにちは。わ、私、ブルージュ・バーレットです。よろしくね・・・・・」

 おっとりとした顔で可愛い。髪の毛がショートカットで内巻きだからかな?おとなしそう。

 あっ、そういえば・・・。私、まだ制服貰っていない。どうしよう・・・。

 と、とにかく。ナイト・ハニーさんに言わなきゃ。

「あの、ナイト・ハニーさん。私の制服って、あるんですか・・・・?」

「あらっ、忘れていましたわ。さ、制服を取りに行きましょう」

「はい」

 良かったー。制服がなかったらどうしようかと思ってた。安心、安心。

 安心したけど、もし出来るならばナイト・ハニーさんの友達になりたいなぁ。

 なんて、無理だと思うけど。だって生徒会長でしょ、なんかレベルが違いすぎるってか、

 今優しい優しいのは転入したばっかりだからだと思うし。でも、考えるより聞いてみよう。

「あの、もし出来るなら、ナイト・ハニーさんの友達になってもいいですか?」

 どうだろう、友達になってくれるかな?きっと無理だ無理!

「私でいいのでしたら、よろこんで友達になりますわ」

 えっ、そんな簡単にいいって言ってもらえた。本当にいいのかな。

「本当にいいんですか?」

「はい。私、生徒会長だからか少し皆さんに怖がられてしまっていて、あまり友達がいないのです。

 だから、友達になってくださり、とってもうれしいです」

 そっか、私みたいに学校の紹介とか、みんなはしてもらったこと無いだろうし。私だって、

 相手のことを何も知らないで、生徒会長に友達になってください。なんて言えないよ。怖いし。

「あの、もし出来たら、ハニーさんと呼んでも・・・・・」

 何言っているの!私!そんな、友達になったからって先輩をしかも生徒会長にハニーさんだなんて。

 なれなれしいって思われるに決まって・・・・・・・。

「いいですわよ」

 ええ、またもそんな簡単に。

「では、私もマリーさんと呼んでも良いですか?」 

 やった!私も名前で呼んでもらえる!しかも、「さん」付け!

「はい!もちろんです」

「では、これからよろしくお願いします。マリーさん」

「はい、よろしくお願いします。ハニーさん!」

 そんなことを話しているうちに制服があるところについたらしい。

「さぁ、つきましたわ」

 やっぱり広いなぁ。わぁ、当たり前だけど制服がいっぱい並んである!

「これが、マジックスクールの制服ですわ」

 可愛い。グレーのワンピースに、ピンクと黒のチェックになっているボレロとベルト。

 黒のハイソックス・・・・・。こんなに可愛い服が私の制服だなんて、うれしすぎ!

「可愛い制服ですね」

「そうなんですの!寮へ戻ったら着てくださいね」

 そういって制服を渡された。生地も滑らかでいいなぁ。

「それから、まだ話さなきゃいけないことがありますの。マリーさんは十二歳ですわね」

「はい、そうですが・・・」

 どうしたんだろ?急に年齢を聞くなんて。

「良かったわ。マジックスクールは、丁度十二歳が一年生なんですの」

 へーそうなんだ。一年生でよかった。魔法の勉強とか、少ししか遅れてないもの。

 あぁ、ほかのみんなはお母さんが魔女とか、もともと習っているとかありそうだけど・・・・。

「そういえば、何組に行けば・・・・」

「ごめんなさい。クラスまでは知らないのですわ。後でわかったらお知らせしますね」

「はい、ありがとうございます」

 そっか、じゃあクラスは後でのお楽しみにしとこ。

「では、寮へもどったら荷解き、それからもう一度校則の紙を読んでくださいね。

 もう話は終わりですが、何か質問は」

「大丈夫です」

「それなら、もう寮に戻りましょう。一緒に行きますわ」

 そうだ、荷解きあるの忘れてた。ちゃんと終わるかな。まぁ、終わらせなきゃいけないけど・・・・。

 あれ、もう寮についた。始めてきた時より早い気がする。

「では、クラスがわかったら連絡するね。マリーさん」

「はい、ありがとうございました。ハニーさん」

 さぁ、マジックスクールの生活、頑張らないと。いったいどんなことがあるのかな。

 ちょっとドキッとする。

「ねぇ、ねぇ!マリーさん!なんだ、ナイト・ハニーさんのことをハニーさんって呼んでも

 怒られないんだ?」

 ビックリしたー。そうだちゃんとした会話、初めてだ。ちゃんと話して距離を縮めないと。

「えっ、リタさん・・・・なんでハニーさんって呼んだら怒られるの?」

「それは、ナイト・ハニーさんは、したの名前で呼ぶと起こられるってうわさがあるからなんだ」

「そ、そうなの!普通に聞いたらいいよって言われて、ハニーさんは私の友達だよ」

 そんな噂があったんだ。ハニーさん、そんなこと一言も言ってなかったのに。

 そんな噂があるから、ハニーさんが怖がられるんじゃ。

「すごい!マリーさんびっくりだよ」

「そんなにびっくりすることかなー」

 な、なんか照れる。ハニーさんの噂も気になるけど、なんかほめられてる気分♪

「ああ、すごいと思うよ」

「そっか。あっ、そういえば、話変わるけど。この部屋って五人部屋だよね。

 でも、私が来たときは、私を入れて三人しかいなかったよ。何で?」

「あーそれはね。うん、すぐにわかるよ。それより、まだ荷解きしていないでしょ。

 手伝ってあげるよ」

「ありがとう」

 もう一人いるみたいだ。どんな子なんだろう?すぐにわかるって言ってたけど・・・・・・・・。

 それより、リタさんが荷解きを手伝ってくれるから、早いけど、全然終わんない・・・・・・・・・。

「ふぅ~。やっと終わった終わった。疲れたな」

「手伝ってくれてありがとう。リタさん!」

「リタでいいって。私もマリーって呼ぶよ!」

「うん、ありがとうリタ!」

 うわぁ、荷解きしてから見ると広いし、綺麗。魔女学校って言うからもっと

 おどろおどろしいのかなって思ってた。カーペットは、赤と白のチェックだし。備え付けのタンスは、

 薄茶色でおしゃれ。

「あれっ、そういえばバーレットさんいないよ。どうしたの?」

「あーあ、バーレットまでいなくなっちゃったか。ちょっとめんどくさいことになるなぁ」

 えっ、面倒って何が・・・・ちょっと確認・・・・・。

「ちょっとお待ちなさいですわ!一年十組ラシエル!」

 えっ、ラシエルさんって誰なの!それにハニーさん?

「ちょっと待ってください!ラシエルさん」

 バーレットさんの声。何があったんだ!えっ、人が飛んでる・・・・?

「い、イッター」

 なんだ?何にぶつかっ・・・・・・た?

今回も読んでいただきありがとうございます。

       また、次回もお楽しみに!

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