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日本男児、異世界を征く。  作者: 益荒男中年
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エカテリーナ、驚愕する。

        第四十七部


 それぞれが、私の指示を実行に移さんとする


まさにその時・・・”それ”は、突然現れた。


 私達の前方で、突如”景色”が歪んだ・・・。


 その歪みの中心に、小さな黒い”穴”が生じ


る!?と同時に、”空気”の壁に行くてを阻ま


れる・・・。吹き飛ばされるのとは、違う。


 ”重圧”で、ゆっくりと押し戻されるような


感触・・・。圧が凄い!全身が、緊張で汗ば


むのを感じる。


「エカテリーナ様!これは?空間に穴が?


『スプートニク』の流れも乱れています!


収束が出来ません!このままでは、私達


・・・地面に落ちます!」 


「強大な”力”!空間が歪む!まさか、”異界


の力”ですかっ?まさか、転生者は異界から


”災厄級の魔獣”を召喚・・・?エカテリー


ナ様!」


 アリーナとエリザベータが、取り乱す!


 確かに、私達は今”危機”に直面している。


 私達(私とアリーナとエリザベータ)なら


ば、『スプートニク』の”乱れ”にもかろうじ


て対処出来る。ここに留まるくらいは・・・。


 でも、お嬢ちゃん達(配下の女子高聖達)は


無理だ!混乱状態にあるし、間もなく地面に


落ちる・・・。


 !?前方空間の”穴”からの”圧”がより強


まる!苦しい!私でも押しつぶされそうだ!


「退避!退避!落ち着けっ!落ち着いて距離


をとれっ!退避っ!」


 全員にこの指示は伝わっただろうか?


 !?猛烈な勢いで、”空間の穴”から、


”金色の霧”が噴出する!と同時に、強い


衝撃波が生じ、私達は吹き飛ばされた。


 爆発した?なんとか態勢を整えようと足


掻く私の視界に、吹き出した後周囲に拡散


していた”金色の霧”が、収束・・・いや、


”何か”を形作りながら、その色も変化させ


ながら、転生者やナターシャ達のいる辺り


にゆっくりと移動するのが見えた。


 その”何か”は、”災厄級の魔獣”ではなさ


そうだ。巨大な城郭のような印象・・・。


 解らない、解らないが、転生者と”共鳴”


している気配がある。そのように見えない


が・・・あの”何か”は生物?いや、違う!


 生物ではない!しかし、”魂”はある!?


 ・・・全員、なんとか踏みとどまる事が


出来た。衝撃波に吹き飛ばされ、自然と距


離をとる事が出来た。態勢を立て直し、皆


固唾を飲んで見守る!


 転生者と”何か”の”共鳴”がより強まり


・・・意志の疎通を果たしたか?しかし、


何を召喚した?あきらかに、”異界由来”


だろう。あんなもの、見た事がない。


 ”破壊の使者”のような、圧倒的な”力”


と”存在感”・・・。


 違う、凶悪な感じはしない!むしろ、そ


の”力”をもって、全てを護る”崇高な理念”


を内に秘めた、誇り高き”武人”の如き威容!


 まさに、”威風堂々”・・・。いつの間にか


未知の”何か”に、私は心惹かれていた。


 転生者が、先に召喚・・・いや”創造”?


した”塊”が、”何か”に取り込まれる!


 ”金色の霧”が一際輝き・・・”それ”は


起こった!


 見た事のない、衝撃的な・・・。


 その時、世界は揺れた・・・。


 




 

お読み頂きまして、ありがとうございます。番外編、次回も続きます。次回で終了し、本編に戻る予定です。実現出来るように頑張ってみます!引き続き、宜しくお願いします。

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