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日本男児、異世界を征く。  作者: 益荒男中年
44/52

時間切れ・・・。

        第四十四部


「あなた!落ち着いて!お願い、落ち着いて!


私が言った言葉で、取り乱して・・・。ごめん


なさい。内務委員部を、聖ヨシフ様を知ってい


るの?ううん、違うわよね?何か違う言葉を。


 N○VDって?鋼鉄の男って?あなたの世界で


あなたと何かあったの?」


 思わず立ち上げったものの、力が入らずすぐ


に倒れ込んだ俺に駆け寄り、抱き起こしてくれ


たエレーナ嬢が尋ねてくる。


「違うんだ。俺と直接関わりはないけど、俺と


は違う価値観の国にあった”恐ろしい機関”と、


そこの国の指導者で・・・!?敵っ?エレー


ナ、何か来る!何人なのか?どういう”意思”


か?細かく感知出来ないけど、新手が・・・」


 エレーナ嬢の問いに応えていた俺は、何かが


近づく気配を感じた。だが、”保険”だという


内蔵エネルギー(アース神界版スプートニク)?


切れな俺には、それ以上の事は解らなかった。


 また”敵”ならば、ナターシャ様達が迎撃する


のだろうが、先程の”器”とやらに俺を移す”儀


式”?を中断させてしまった俺は、本当に時間切


れだろう・・・。


 倒れ込んだ衝撃か?目も見えなくなってしまっ


た・・・。”暗闇”の中・・・また、か・・・。


 迫る気配の素性を探ろうと意識を集中したせい


だろう。”新手が・・・”の先が発声出来ない。


 いや、俺は”魂”なのに、発声してたのかな?


 でも、かろうじて・・・こうして”思案”は


出来るから、意思はエレーナ嬢に伝わるかな?


 ああ、怠さが急速に増してきた・・・。


 いや、脱力感かな?怠い、とにかく怠い。


 抱き起こされ、エレーナ嬢と向かい合って


いた、抱き締められていた筈だが・・・。


 エレーナ嬢の”温もり”や触れ合う”感触”も


感じられない・・・。


 座っているのかな?地面の感触も・・・感じ


ないな・・・。


 エレーナ嬢やナターシャ様達、そして”時空


を越えた”『戦艦長門』達にも、助けられたの


に・・・時間切れか・・・?情けない・・・。


「あなた!あなたっ!・・・」


「急いで!もう一度、始めから!急ぐの!早く!


・・・」


「・・・落ち着いて・・・詠唱を・・・」


「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」


 エレーナ嬢と・・・ナターシャ様は・・・


”儀式”?を再開した・・・ようだ・・・


 耳も、よく聞こえなくなって、きた・・・


 そういえば・・・新手は?・・・敵は・・・


「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」


「・・・エレーナ!・・・手伝うわ・・・」


「お姉様!・・・助けて!・・・私の・・・


私の愛する・・・・・・」


「エレーナ!・・・愛するって・・・」


「ナターシャ様、時間・・・”魂”が・・・」


「・・・エカテリーナ!あとで説明する・・・


”器”の用意・・・”魂”よ!・・・導き・・・


皆、いくわよ!・・・・・・・・!!」


 味方・・・?お姉様・・・?・・・・・・


 身体が持ち上がる?・・・いや、巻き上げ


られるような?・・・吸い込まれ・・・・・・




 


お読み頂きまして、ありがとうございます。後半、徐々に意識を失っていく様子を描写したかったのです。伝わったでしょうか?伝わって欲しいです!表現する事って難しいです。引き続き宜しくお願いします。

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