神界内戦。
なんと、評価を付けて下さった方がいます。
なんとなんと、ポイントが入っています。
本当にありがとうございます。
私の作品に何かの拍子に立ち寄り、読んで頂けた。
正直、誰も読んでいなそうだ、と感じていました。
とても、嬉しいです。ありがとうございます。
第十一部
「言いたくなる気持ちはわかるけど、ちょっ
と、神を甘く見過ぎているんじゃない?」
リュドミラ嬢が口を開いた。この方は、口調
がきつめだ。
「あなたに3神の加護があるのは、そんな
間抜けな話しではないの。この際だから教
えてあげるけど、あなたが亡くなった直後
に、いえほぼ同時かしらね。アース神界で
は、主神ガイア一家にその地位を剥奪され
て、邪神や堕天使として神界から放逐され
た他の神々と配下の天使達がクーデター
を起こして内戦状態になったの。流石に生
者の世界(現世)に影響がないよう、注意は
払われていたようだけど。本来の寿命やあ
なたのように誤りで亡くなった死者にまで
は配慮が行き届かなかった。『死者の道』
を通り冥界に向かうあなた達は、戦火に
巻き込まれ運の悪い者は、魂も消滅して
しまった。(魂が)瀕死の状態で辛うじて
生き延びた者は、事態に気付いたクーデ
ター側の一部の神々に保護された。」
危うく、二度死ぬところだったようだ。
しかし、生者の世界に悪影響はなかった
ようだ。家族は無事だ、きっと・・・。
それだけが、せめてもの救いだ・・・。
リュドミラ嬢が続ける。
「クーデターは成功し、まぁ正統な地位
の復権を求める戦いなんだから、当然よ
ね。絶対的な実力を持ち、子が出来るま
では本当に真面目な、まさしく仕事の鬼
だった主神ガイア夫妻は、多数の監視が
つき自身の職務の決裁も、他の神々の同
意が無ければ出来ないながらも留任。
お子様方も、邪神より本来の神の地位に
復権した神々の監視の下で、後処理を済
ませた後に天使に降格。同じく堕天使か
ら復権した天使達に、見習い天使以上に
激しく、厳しく。愛情たっぷり!にしご
きぬかれているでしょうね、今頃・・・。
まぁ、内戦は終結したの。そして、あな
た達辛うじて保護された魂は、再生処置
を施された。軽度の損傷なら冥神の力だ
けでなんとかなる。
でも、本当に消滅寸前だった魂は、主神
と生命創造神の力もなければ、どうにも
ならなかった。最高レベルの集中治療を
受けたなかの一人なのよ、あなたは。
まぁ、消滅してしまった、再生が出来な
かった者達は本当に可哀想なんだけど
ね・・・。」
確かに、(本当ならば、神の誤りで死な
なかった事がベストなのだが・・・)俺
は運が良かったのかもしれない。
最高神が全力で行う、集中治療か。
再生が間に合わなかったら・・・そのま
ま、本当に消滅してしまったら、と考え
るとぞっとするどころではないと思った。
第十一部書き上げました。アクセス解析を見ると
この作品にアクセスして下さった方がいるようで
す。(私が投稿作業をした時間ではないので。自
分でした(汗)・・・)ではないようです。ありが
とうございます。アクセスして下さったご縁で、
少しでも読んで頂けたら嬉しいです。そして、感
想やご意見(優しめ)なんか頂けたりしちゃった
ら、もっと嬉しいです。宜しくお願いします。