エターナルしそうだったりする
小説を書く場合、普通はあらすじを決めて、プロットを立てたりするんですが。私は、だいたい何も決めないで見切り発車しています。今の所はエターナルを回避できているのですが。今回書き始めた小説が、どうやらエターナル発動しそうです。
小説を書くときスリルを求めて、無計画で書くのがまずいだろうってことはわかっています。今回はどうやってこれをクリアするか。
原因はわかっています。今の実力より上の事をやろうとして、つまづいています。私の手にあまるハードルの高さです。
沖縄での鉄道模型店経営による成功譚を考えていたのですが、圧倒的な知識不足と成功要因の少なさに頭を痛めています。当たり前ですが、沖縄の雰囲気や、暑さや土地の人たち方言など、その土地に住んでいないと書けないですよね(あるいは一回は訪問していないと)。
だから、主人公夫婦の沖縄行きを諦めてもらって、こじんまりとまとめて終わらせる事にします。今のままじゃタイトル詐欺になってしまうので、変更するつもりです。
もともと、小説の書き方に問題があるのですが、決めないで書くとつじつま合わせのスリルが快感だったりします。ただ完成させてから、後でチェックすると設定のミスがあって物語が破綻してたりすることに気づいたりします(気づかないことも多いかな)。
今まで、エタ-ナルが発生しなかったのは、知識不足でわからなくなった時点で、物語を終わらせていたからです。だから『守護霊会議』は学童保育で成功するまで書きたかったし、『素晴らしき時代の町へようこそ』は主人公がお刺身を切れるようになるまで書くべきでした。
コメディー作品の場合は、落語方式で「オチが付いたら強制終了」という形で終わらせていました。おそらく読み手の側からすれば「なんでここで終わりなの?」だったかもしれませんが。私の書くコメディーは全部そのパターンです。地口落ち(ダジャレ)で終わらせているものが多いと思います。