欲がなくなった場合
これは、年取ると枯れてくるというか、自分の実力が見えてくるんですよ。だから若い頃みたいな「読んだ人が吹き出す四コマ漫画を描いてやる」(説明すると20代の頃は4コマ漫画家志望だったのです)みたいなのがなくて、「小説書くけどさ、駄作だからあんまり期待しないで」みたいなメンタルで書いている。
なんでこんなになってしまったかというと。ランキング駆け上がって出版化って気持ちがないんだよね。いや、お金はないし、自分労働できないし、そういうのは魅力的なはずなんだけど、なんか骨抜きになって。ここに来た時点でその兆候はあった。
おそらく、今書いてるのが「これが書きたい」系列の作品でないからじゃないかという気がする。むしろ、某エッセイの方が、文字数少ないけどやる気は入ってると思う。だから「どうしてもこれを書きたい」ってのが出てこないと、ちょっとこの空気の抜けた抱き人形状態は続くんじゃないかなと思う。
今書いてるのを無理矢理終わらせて、それを持ってくるかしかないんじゃないか。それが何なのかが分からないから困っているんだけど。発達障害ものは、ほぼ書ききった気分でいます。
今は変な話、小手先で書けるものを書いてるから、意欲があんまりわかないんだと思う。ツイッターにはまっているから書けないって思う人もいるかもしれないし、確かに投稿者はつるむとダメになるって、塩山芳明さんも言っていたんだよな『ズンドコジョッキー』で。「君らが孤独なうちは読者欄も安泰です」ってさ。だから、塩山誌『Comic〇ate』にかけた情熱は、今こちらで小説書いているモチベの30倍ぐらいはあった。
ただ、こんなもん書いてる私には言われたくないと思うけど、ここの人たちはある意味、戦友だと思うから、まだそんなに承認欲求が満たされているわけではないし。なんか、昔から有名人に弱くて、名の知れた人にフォローされると、全力で全身を委ねに行くという悪い癖があって、これセーブしないとまずいなって思い始めてる。昔からだもん。有名な作家が「居心地のいい他人の家では、家人があなたの事を『来なきゃいいのに』と思っている」っていうのを常に念頭に入れておかないとダメだと思うんですよ。最近になって、自閉症スペクトラムの受動型は、これをやるっていうのが判明したから、節度を持って動かなきゃだめだ。
とりあえずは、今の連載を半分でいいから終わらせて、本当に自分が書きたいものを見つけて、書かないと、このままじゃ書き手としてはおしまいだと思う。丁度、今チャンスなんだよな。




