私だけのSF幻想図書館 15作品の稀覯本の蔵書目録より
私だけの図書館がある。
といっても、、それは実はどこにも、、現実にはない。
というか私の空想上にだけ存在する図書館なのだ。
そんな私の空想図書館の蔵書目録から
ほんの少しだけ、、御覧に入れようかと思います。
果たして、あなたの好みの?本がそこにあるかどうか?
それは保証はできかねますが、
いずれの、蔵書も、それは
奇想と幻想とに彩られたアラベスクであることは保証します。
私の幻想図書館の蔵書票より、、、。
○ 「氷」 アンナ・カヴァン作 ちくま文庫邦訳
そのころ地球は氷河時代になっていて、絶対の氷結世界に、少女は閉じ込められているのだった、
少女を救出する私は氷の世界をどこまでも行くのだった。
○「ミサゴの森」 R・ホールドストック 角川書店邦訳
魔の森に暇られた秘密とは?
父が死に、魔の森近くの、その屋敷に戻ったスティーブは父の研究の魔の森を自らも探検しだす。その森に足を踏み入れるとそこは太古の魔が息づいていて、、。
○人類皆殺し トマス・ディッシュ
インベーダーは地球上に謎の植物の胞子をばらまく、それは瞬く間に全地球を覆いつくし、
驚異的なスピードで繁茂し、全地球を覆いつくすのだった。
○地球の長い午後 ブライアン・オールディス
凡そ、、200万年後、地球は自転を止めて、片面は永遠の昼、、もう片面は永遠の夜だった。
かろうじて生き残った人類は、異様に進化した捕食性の凶暴な植物に囲まれて細々と生き延びていたのだった。
○高い城の男 ディック
第2次大戦で勝ったのはドイツと日本だった?という仮想歴史SFですよ。
アメリカは今や西半分が日本統治、東半分がナチスドイツの統治下なのですよ。
そこで起こる陰謀とは?そして高い城の男が書いたというSF小説「イナゴ身を重く横たえる」ではなんとアメリカが勝利したという内容だったのですよ。歴史改変SFの傑作、さあそれからどうなるのか?
○タイタンの妖女 ヴォネガット
何か言い知れぬ神の力?により宇宙の果てまで流浪させられる主人公の冒険譚。
○タマスターラー タニス・リー 短編小説集
リー版、インド幻想物語集。
○闇の公子 タニス・リー作
リー版アラビアンナイト物語。
○リトル・ビッグ ジョン・クローリー
とある森のはずれに、此岸と彼岸とをつなぐ一軒の広大な屋敷「エッジウッド」が建っていた。そこでは現実と空想の世界が交錯し、一族は妖精の存在を信じていた。19XX年夏のある日、一人の青年スモーキィ、バーナブルが「エッジウッド」邸の主ドリンクウォーター博士の娘と婚礼を挙げるために屋敷を訪れた(ブックデータベースより引用)
○恋人たち フィリップホセファーラー
昆虫が進化して人間型の知性生物になったオザゲン星の女性と恋に落ちたハル・ヤロウは、、。
○スラン バンボークト
超人類スランとの戦いと、なぞの少女との恋。
○ナイトランド ホジスン作
およそ100万年後、太陽は光を弱めて、地球には永遠の暗闇が支配していた。
その闇には異様な進化を遂げた、妖魔がはびこり少数の人類はかろうじて金属ピラミッドの中で生きながらえているのだった。そこへ遠いピラミッドから助けを呼ぶ乙女の声が、
青年は敢然と妖魔のひしめくナイトランドへと旅立ってゆくのだった。
○「魔法の国ザンス」、シリーズ ピアス・アンソニー
とにかく面白いファンタジーシリーズです。
○ノーストリリア コードウエイナースミス
はるかかなたのノーストリリア星には巨大羊から不死の妙薬が取れる。
そこに住む、少年は野望を抱きやがて地球を買い取るまでに大富豪となる。
○月は無慈悲な夜の女王 ハイライン作
2075年「月世界行政府」は、万能マザーコンピューター「マイク」が一切を仕切っていた。ただし地球政府の月世界行政府への搾取は苛烈を極め月は独立を主張するのだった。独立と革命を模索する月政府と地球との戦いは火ぶたを切られた。
○伝道の書に捧げる薔薇 ゼラズニー作
語学の天才ガリンジャーは火星の古寺の文書の解読を託される。
そして火星人の滅亡の運命を知った彼は、彼らの救済を図るのだった。
㊟ 以上の作品の詳しい解説は、、近いうちに追記・掲載する予定です。
現時点では簡略な?解説のみでご容赦ください。
なお、、待ちきれない方はネット検索でご自分でお調べくださいませ。