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魔装転生  作者: ライブΩ
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そういえば、主人公の転生後の名前がまだ出てなかった…

あの不思議空間から転生してから何だかんだで5年たち、僕はすくすく育っているわけなんだが、この世界は『ケルト』というらしい。

なんでも3つの大陸と2つの諸島があって大陸には4つの国が、諸島にはそれぞれ1つずつの国があるらしい。


大陸にある国はどれも大国で、諸島の国は小国に分類されていて…って


(全部で6つしか国がないのかよっ!?)


とか思いましたよ…


大陸は大きい順に


カデナ>エトミナ>ロルト


と呼ばれていて、カデナに2つ、エトミナとロルトに1つずつ国がある。


カデナにある国は、1番大きなカデナ王国と2番目に大きなシトー帝国があり、

エトミナには商業が盛んなカール中立国が


ロルトには魔法の研究が盛んな魔法国家ロルトがある。

ちなみに、魔法国家ロルトには魔法学院があるらしい。


(魔法学院って、ファンタジーだな…)


現在、カデナ王国とシトー帝国は戦争ほどではないが国境付近での小競り合いが頻発していて、「その内戦争になるんじゃないか~…」

なんて僕の両親は話していた。



2つの諸島のほうはマルクス諸島とスーラン諸島と呼ばれていて、マルクス諸島にはマルクス王国、スーラン諸島にはスーラン共和国がある。



で、この世界には世界の管理者の美人さんが言ってたように魔法が存在していて、さらに魔法だけでなく魔力動力炉とかいうエンジン?で動く『魔装機人』なるロボットがあるとか…


(すげー!ここは魔法と科学が発達しているのかっ!?)


なんて思っていたんだけど、調べてみたら『魔装機人』は召喚によって呼び出すもので、人の手で造り上げたモノではないらしい。


どこから召喚するのかとか、誰が最初に見つけたとかは文献が残ってないのだとか…


まぁ、それは置いといて、


『魔装機人』を召喚できる人達は『魔法騎士』と呼ばれていて、魔法が得意なだけで『魔装機人』を召喚できない人達は一般的には『魔法士』というらしいのだ。


『魔法騎士』は『魔法士』のように魔法が得意で、さらに『魔装機人』を召喚できるということなのだ。


しかも、『魔法騎士』は『魔法士』より魔力総量も多いとか……半分チートじゃないか!


ところで、なんでまだ5歳なのにこんなこと調べたのかというと、ぶっちゃけ娯楽がないのですよ…

ヒマだけど、親父の書斎で本を読むくらいしかすることないという


で、親父の本を読み漁ってたら両親が



「まだ5歳だし、きちんとした教育を受けてないのに高等書籍を読めるなんて天才なんじゃないか!?」


なんて興奮してたよ…


なんか魔力と身体能力だけじゃなく理解力の補正まであったみたい。


魔力のほうは、親父の書斎に初級の魔法書(初級魔法の魔法書は普通に本屋で売ってるらしい…安くはないけどね!)があったから、試しに魔法書読みながら魔法を使ってみた…うん、普通に使えた、才能くれたの本当だった。身体能力のほうは…客観的に見て5歳児の動きから逸脱してたね。


そんなこんなでさらに七年過ぎて12歳になりました。



12歳になったらロルト魔法学院の基礎学科の入学試験を受けることができるので、試験を受けることになったんだけど、ロルト魔法学院には基礎学科と上級学科があって12歳~14歳は基礎学科、15歳~17歳は上級学科と分かれてるらしい。


(なるほど、中等部と高等部みたいなもんか…)


前世ではもう社会人だったから、もう一度学生ができるのが嬉しかったり。


しかも、魔法学院とか…テンション上がるじゃないか!


なんでも、事前に調べたところ魔法学院は首都にありそうなイメージだったんだけど別の街にあるらしく、実は魔法学院を中心とした学園都市にあるらしい。


今から行くのが楽しみだなぁ♪


さてさて、魔法学院は色々な国からの入学希望者を受け入れていて、全寮制なわけですよ。


試験前日に宿屋で部屋を借りて翌日の試験、受かれば更に翌日に入学手続きと入寮ってな感じで寮生活が始まるらしい。



だから僕もでっかいトランク持ってやって来ました学園都市!

街の入口に兵士の兄ちゃんがいるぜ…


「すいませーん、魔法学院の試験受けにきたんですけど。」


「はい、じゃあ身分証代わりに受験票見せて」

「これですか?」


「オッケー、通っていいよ」


「ありがとうございまーす」


ちょっと緊張したけど、すんなり通れたな…てか、兵士の兄ちゃんノリ軽いな。


それはさておき、取りあえずは宿屋だね。





はじめての街なもんだから、あちこち見ながら歩いていると同じ年くらいの女の子が大きめの建物の前でなにやら中の様子を見ているみたいだ。てか、ここ宿屋じゃないか…



声かけてみよう。


決してナンパじゃないよ!ホントだよ!


「入らないの?」


「っ!?…あ、いや、入りたいんだけど一人じゃ入りにくくて」



ちょっと驚かせてしまったみたい…


「ここ宿屋でしょ?宿屋使ったことないの?」


「住んでた街から出たことなかったから、宿屋使ったことない…」


なるほど………そういや僕も街から出たことなかったな。


「僕も宿屋に泊まるのって今回がはじめてだから、一緒に入ろうか?」


なんか、連れ込んでゲフンゲフン


「そうなんだぁ、じゃあおんなじだね。」


「僕はシン・ラインベル、魔法学院の試験を受けに来たんだ。」


「私はマリナ・マリス、私も試験を受けにきたの。」



「じゃあお互い明日は頑張ろう!」


「うん!」


僕たちは自己紹介をすませ宿屋に入った。


なんと部屋はお隣さんでした。

ちなみに、マリナは髪は綺麗なブロンドで碧眼のカワイイ系だった。


部屋に荷物を置いたのはいいけど、まだ日は高い。


昼飯時なこともあって街を散策がてら昼飯でも食べるとするか。


マリナも誘ってみよう。

部屋にいるかな…



コンコン


「マリナ、いる?」


「はーい、ちょっと待って。」

どうやら部屋にいたようだ。


「どうしたの?」


「今から昼食と街の散策で出かけるけど、お昼まだなら一緒に行かない?」


「行く行く!準備するからまってて。」


「じゃあ宿屋の入口で待ってよ。」


「はーい」




ということで、マリナと昼食&散策に出たわけですが、なかなか活気があるし露店なんかも出てるから楽しいかったし、いい感じの食堂を見つけて入ってみたらなかなかおいしかった。


夕方まで街の散策して宿屋に帰ってきたんだけど、はしゃぎすぎて疲れた…


そうそう、学院を見てきたんだけど、一言で言うとデカイ!


あれはもう城だね!キャッスルだよ!


街の入る前にすでに外から城が見えてたんだけど、まさかあれが学院だったなんて…




そんなこんなで夕食はこれまたマリナと宿屋で食べて明日に備えて寝ることにした。


オヤスミなさい…zzZZ



お風呂はちゃんと入ったからね!

小説書くのって難しいですね…

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