我が家にUNDERTALEがやって来た
うちの子がUNDERTALEの実況動画を見始めてから、2〜3年は余裕で経っていた頃だと思う。
あんまり熱心に見てるので『UNDERTALE、そんなに好きで欲しいんだったら買うよ?』とこちらから何度か尋ねたことがあったが、欲しいとねだることはなかった。
だから動画で満足してるんだと思ってた。
しかし、ある日ついに口にした。
『クリスマスプレゼントはUNDERTALEがいい』と。
はっきりとケツイをみなぎらせて宣言したため、サンタさんにもそのケツイが届き、クリスマスの日にはちゃんとUNDERTALEが家に届いた。
そしてサンタさんからの請求は、ちゃんと私の口座から引き落とされた。
それはまあ仕方ない。物価高な世の中だ。サンタさんだって無償で子どもたちにプレゼントは配れないのである。
だがしかし、うちの子には致命的な弱点があった。
うちの子は一人遊びがめちゃくちゃ苦手な人だったのである。
スーパーマリオも集まれどうぶつの森も、一人でやれるゲームなのに、しゃにむに親と一緒にやろうとする。
誰かと一緒じゃなくちゃ遊べない性分みたいなのだ。
だからUNDERTALEだってきっと、すぐにやらなくなるだろう。
一人でクリアできずに、そのうち途中で諦めてやめてしまうだろうと思っていた。
まさか2日でクリアするとは思わなくて正直びびった。
その数日後に2周目もクリアしていた。
マジでびびった。
お前さん、そんなにゲームできる子だったのかい? と、非常に驚愕した。
一人で黙々とゲームに集中して、親の力を借りずにクリアしたのは初めてのことだった。
一緒にいた家族の話を聞くと、2周目のクリアのときは感動して泣きながらプレイしていたそうな。
どんな感動系見ても泣かないあの子が!? なにそれずるい! 私もその姿見たかったのに! つーかUNDERTALEすごい!
俄然どんなゲームなのか興味がわいた。
うちの子が一生懸命ストーリーを説明してくれる表情からも、良いシナリオなのは伝わってきた。
だがしかし難解で複雑なシナリオのため、うちの子の説明ではさっぱり理解できなかった。残念。
そして、うちの子がすっかりUNDERTALEにハマりまくりなある日、家族でドライブに出かけた。当然話題はUNDERTALE一色になる。
UNDERTALEはマルチエンディングRPGで、ルートは大まかに3つ用意されている。
そのうちのひとつが、どうしても自分にはクリアできない。
だから代わりにそのルートをやってほしい。
そんなお願いを、うちの子が私にしてきたのだった。