ラスボスのアズゴアが憎めない
ついにラスボス、モンスターの王様、アズゴアの城までたどり着きました。
エンカウントするモンスターたちがアズゴアが地底に落ちたニンゲンを殺そうとする動機を教えてくれます。
その理由は子を持つ親として、共感する部分もあり……だがしかし、ニンゲン用の棺桶保管ルームで既に自分の棺桶が用意されているのを目にした瞬間、『やべー! アズゴア殺す気マンマンじゃねーか! 超こえー! 殺意パねー!』と、びびってケツイが四散していきそうになります。
ちなみにその棺桶ネタが多くの伏線に繋がるということを一周目の私はまだ知りません。
だがしかし。
実際に対面したアズゴアさんは、すごく優しそうでいい人でした。
あ……アズゴアさん、好きだわ。
今までプレイしてきた中で一番好感を持てたモンスターがアズゴアさんです。
そしてすっごく個人的感想なんですが、アズゴアさんをみてると、うちの会社の先代社長にしか見えなくなってくるんです。
アズゴアさんがモンスターたちからフワリンってあだ名で呼ばれてたように、先代社長もかわいいあだ名で呼ばれてました。
本当はみんなと現場で楽しく笑いながら働く方が性に合ってる人なのに、いろんな事情で社長になっちゃって、みんなに言いたくもない厳しいことを言わなきゃいけなくなってしまった先代社長。
社長になる前に一緒に現場で働いたこともあった経緯で、社長になったあとに、ボソッと私に対して社長らしからぬ声かけをしてくれたことがありました。
嬉しかったけど、社長の立場でその言葉を現場の人間には言っちゃいけないんですよね。
もちろん選んだ上で言ってくれたんだと思うけど。
社長という立場に立ってしまうと、本音と建前っていうダブルスタンダードが取れなくなってしまう。
現場の人間と同じ立ち位置で物が言えなくなってしまう。
上に行けば行くほど、人は孤独になっていく。
アズゴアさんもそうなんだよね。
みのがすのコマンドを破壊するのは、自分の弱さをケツイに変えるため。
だから、殺されるたびに次の戦闘でアズゴアさんに殺された回数を報告するのは、かわいそうだからやめてあげてって思いました。
ちなみにこのときは、『あなたに5回殺されました』まで自己申告してクリアしました。




