表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
54/123

再会

 『久しぶりだな、二人に会うのは。』


 この一カ月の間、俺はウィンの街の郊外に拠点を移して毎日、限界まで魔力を消費させる事で魔力の上限を大幅に向上させていた。 また、森の中でホルンとフラット二匹同時に〈意識共有〉を使用した状態での〈気配感知〉を魔物に常時使用していた事で〈斥候〉のポイントカードも目標を達成しジョブに加えている。 


 『後は〈同化〉の継続時間を伸ばしていければ良かったけど、使えるようになっただけマシかな。』


 フレイムウルフとアイスウルフの〈同化〉は未だに苦戦していて、一カ月前のトラバスさんの半分の五分間であればオルトロスの進化を維持出来るようになった。 現在の俺のステータスはこんな感じだ。


 ラッキー 男 十歳

 ジョブ 〈テイマー〉〈魔法戦士〉〈大司教〉〈斥候〉

 魔法属性 〈光魔法〉〈上位回復魔法〉

 スキル一覧 

 〈テイム〉〈意識共有〉〈同化〉〈鑑定〉〈隠蔽〉

 〈連続斬り〉〈斬撃〉〈魔法剣〉〈索敵〉

 従魔一覧 

 フレイムウルフ アイスウルフ

 犯罪歴 無し


 『あっ、ラッキー。 久しぶりだね、ホルンとフラットも会いたかったよ!』


 『ラッキー、元気だった? 少し身体つきが逞しくなったんじゃない?』


 コルネはアルトと同じ宿を拠点にしながらも、それぞれ自分の能力を高める為、普段は別行動をしていたようだ。


 『アルト、コルネ、久しぶり! 確かに、魔力の向上だけでなく、剣の腕も磨いていたから前より強くなったと思うぞ。』


 二人に一カ月の特訓の経過を報告する。


 『ラッキー、私も魔力をかなり向上させたから今まで契約してきたアンデット達は一度に全て召喚出来るようになったのよ。 勿論、一体ごとの指示も単調な動きでなく普通に操作出来るから、かなり強くなったと思うよ。』


 『アルト、それは凄いな! これはハウスアンデットの家がどんな豪邸に成長したのか見るのも楽しみだぜ!』


 『ラッキー、私は二人程は強くはなっていないけど、冒険者ギルドの研修や単独で依頼をこなしていたから、冒険者ランクが二人と同じDランクになったのと、新たに〈忍び足〉と〈索敵〉そして弓矢の〈乱れ撃ち〉を覚えたよ。』


 『コルネだって随分と成長したじゃないか! 一カ月でスキルを三つも増やすなんて相当頑張ってたんだな。』


 『それじゃあ、二人とも。 新たな目的地として予定していた海の見える街について話し合いたいから、いつものスィーツの店に移動しよっか。』


 『アルトはあの店、本当に好きだよな。 コルネは利用するの初めてだよね、メニューが多いからきっと迷うと思うよ。』


 『私ね、前にアルトの話しを聞いてからずっと行ってみたいと思っていたの。 お店に早く行こうよ!』


この小説を読んで「続きが気になる」「面白い」と少しでも感じましたら、ブクマと↓の☆☆☆☆☆から評価頂けると嬉しいです。 いいねもよろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ