新たなポイントカード
年末年始の連休が終わってしまった為、更新頻度が今までよりは少なくなると思います。 ご了承くださいm(_ _)m
晴れて正式に俺とアルトはパーティを組む事となりメリーさんにパーティの登録申請を行った。 パーティの名前は二人で考えたがすぐに浮かばなかった為、暫くは名無しのパーティで活動する事となった。 報酬パーティ結成と冒険者ランクが上がったお祝いとして、ウィンの街で有名なレストランで普段は食べられない高級ステーキを二人で堪能した。 もちろん一緒に活躍してくれたホルンもお店に入れてあげたがったのだが、入店を断られた為、レストランを出る時にテイクアウトしてご馳走する事にした。
『そう言えば、ラッキーの〈戦士〉に関する記録ってどうして冒険者カードに表示されないの?』
街の公園でホルンにテイクアウトした肉をあげているとアルトが質問してくる。
『その質問に答えるには、俺のユニークスキルについて説明しないとな。 実は俺、神託の儀で〈適正職業〉つまりジョブ無し判定されて〈ポイントカード〉というスキルだけ授けられたんだ。』
今までの出来事を説明するとアルトは目を輝かせて質問してくる。
『何それ! 凄すぎるんだけど! じゃあジョブの発動条件を見つけてポイントが貯まれば全てのジョブを極める事も出来ちゃうじゃない! チートすぎるわ…』
『今のところ、〈テイマー〉と〈戦士〉のジョブも極めていないから新しいジョブに関してあまり意識してなかったんだけどね。』
『ねえ、物は試しで新しいポイントカードが発行されないか試してみない?』
『何か条件になりそうなのが浮かんでいるの?』
『やってみないとだけど、私の杖を貸してあげるから杖に魔力を流してみて魔法をイメージしてみるのなんてどうかな?』
『じゃあ試してみようか。』
魔力の流し方はホルンを〈テイム〉した時に体験しているので同じ感覚でアルトの杖に少しだけ魔力を流してみた。
『ユニークスキル〈ポイントカード〉の〈魔法使い〉のポイント獲得の条件を達成しました。 魔力を杖に10ポイント循環させました。 2000ポイントで目標達成となります。』
『ラッキー凄いよ! 〈魔法使い〉はジョブの中でも数が少なく、人気すぎてパーティにいれられてる人達も多いというのに。 まぁ、私の〈ネクロマンサー〉はさらに珍しいジョブではあるけど、ラッキー以外には誰からも相手にされなかったんだけどね…』
『他の人の事は知らないけど俺はアルトが優秀でとても頼りになると思っているよ。』
『そうかな、えへへっ。 じゃあ期待に答えられるよう頑張っちゃおうかな! 私も強い死霊を召喚出来るよう鍛えていくね。』
『アルトの杖だけど、日中の依頼をこなしてから解散する前に毎回借りて魔力を循環させるポイントを稼がせてもらってもいいかな? 魔力が低下した状態で冒険するのは危険なんで。』
『もちろん大丈夫よ。 ところでラッキー、小剣だけだと魔物と戦ってる時に万が一落としてしまったら戦えなくなってしまうから、武器屋でロングソードを見に行ってみない?
『そうだね。 まだお金に余裕があるからそうしよう。』
俺はアルトの後ろについて歩き、武器屋に行く事にした。
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