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未知なるジョブ

新作始めました。

よければこちらも読んでみてください。

https://ncode.syosetu.com/n7775kf/

 シチリヤ島を離れて一週間が経過。 海や空から現れる魔物が時々現れるものの、好戦的なジュピターが都度退治してくれる為、航海は大きなトラブルも無く進んでいく。


 「おめでとうございます。〈吟遊詩人〉のポイントカードが2000ポイント貯まりました。 目標を達成した為、新たに〈吟遊詩人〉のジョブが追加されました。」


 「よし、ようやくポイント達成だ!!」


 「良かったね、ラッキー。」


 俺は航海の空き時間を利用して皆んなの前で楽器の練習を繰り返し行ってきた結果、ついに〈吟遊詩人〉のジョブを覚える事が出来た。 ポイントカードから更にアナウンスが続く。


 「今までに〈テイマー〉〈戦士〉〈魔法使い〉〈プリースト〉〈斥候〉〈踊り子〉〈騎士〉〈ネクロマンサー〉〈精霊使い〉〈吟遊詩人〉と10の基本ジョブを覚えた特典として、〈アイテムボックス〉のスキルを覚えました。 また、神が授けしユニークスキルをここまで達成してきた努力を讃えて〈神従〉のジョブが追加されます。」


 「神従(しんとだって?! 私も初めて聞くジョブだよ。」


 俺達の中で一番博識であるトラバスさんが驚きを隠せずにいる。


 「ラッキー、どんなジョブなのか調べてみてよ!」


 食い入るようにアルトが興味を示してくる。

 

 「そうだね。〈神眼〉で確認してみようか。」


 神従(しんと〜神から与えられたユニークスキルに惜しみない努力を注いできた者にだけ与えられるジョブ。 神によって以下の力が与えられる。


 ・状態異常無効〜毒や麻痺、混乱、眠り等の効果を防ぐ

 ・神器召喚〜神の武器を手元に一時的に召喚する

 ・祓魔(ふつま)の庇護〜祈りにより、魔族や悪霊等の力を弱める

 

 「なんというか…相変わらず、ぶっ壊れた成長を見せてくれるよね。 これ以上の成長があるようなら想像がつかないわ…」


 「ラッキーがどんどん人間離れしていく気がするよ…」


 アルトとコルネの発言に、セレナさんまで密かに頷いている。


 「まぁ、皆んな。 ラッキー君が強くなる事に関してはとても心強い事なので良いじゃないか。 盛り上がっているところ申し訳ないけど、明日の今頃には、いよいよ天空の城の真下にある巨大な大渦に到着する予定だ。 ここには水の上位精霊であるクラーケンがいて、この辺一帯の海を支配しているらしい。 出来れば無駄な戦闘を避けるよう、大渦に近づく前に、従魔達の力を借りて一気に天空の城を目指すのが得策ではあるが、ラッキー君とコルネさんはどうしたいかな?」


 「新たな上位精霊を仲間に出来るチャンスか…でも大渦に近づいてクラーケンに接触を試みるのは大変かもしれないよね…」


 「皆んな、少しだけコルネと一緒に考える時間を貰えないかな?」


 「勿論だとも。 私もクラーケンと接触する決断に決まった場合を想定して対策案を考えておこう!」


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