コルネの生還
新作始めました。
よければこちらも読んでみてください。
https://ncode.syosetu.com/n7775kf/
「先に行ったコルネが心配だ。 イフリート、フェニックスの居場所について何か知らないか?」
「主人よ、フェニックスだったらお前の連れが向かった先にある、活火山の火口付近に自分の巣を構えているぞ。 我とは違って非常に警戒心が強く、この人数で行くのであれば火山の火口に飛び込んでしまい姿を見せなくなるであろう。」
その時、シルフの力を使ったコルネの声が聞こえてくる。
「ラッキー、そちらは無事? 驚いた事に、私の目の前にはフェニックスが舞い降りてきているの。 私の事を主人として相応しいか、見極めようとしているみたい…ここは、私1人に任せてもらいたいの!」
「わかった! こちらはイフリートを仲間にする事が出来たから安心してくれ! コルネもどうか無事に戻って来てくれ!!」
俺はひとまずジュピターとイフリートを元いた場所に帰還させると、コルネが戻ってくるのをその場で待つ。 その後、1時間が経過する。
「流石にコルネの事が心配だ。 様子を見に行こうか…」
俺が火口部に向かって進もうとした時、上空からコルネの声が聞こえてくる。
「ラッキー、お待たせ! 私も無事にフェニックスと契約して仲間にする事が出来たよ!!」
フェニックスの背に跨って、笑顔のコルネが俺の元に戻ってきた。
「コルネ、良かった! どこか怪我は無いか?」
「フェニックスからの試練で、仲間の精霊達の力を借りて、炎による攻撃から耐え抜く事が条件だったの。 酷い火傷を負って危ない状態だったけど、私の事を主人として認めてくれて、全身に負った火傷も綺麗さっぱりと魔法で治してくれたんだよ!」
「いつも俺の事を無茶しないように言ってくる癖に、そんな危険な真似をするなんて…無事に戻って来たから良かったけど、なかなか帰って来なかったから心配してたんだぞ!」
「心配かけてごめんね…今度からはなるべく無茶をしないから許してね。」
「わかった。 俺の方もできるだけ無茶をしないよう気をつけるから、おあいこにしよう。 アルト達が待ってるだろうから、そろそろ戻ろうか。」
「うん、フェニックスだけでなく、イフリートも仲間になった事を知ったら、皆んな驚くだろうね。」
俺はスレイプニルを召喚して背中に跨ると、後ろにコルネを乗せてアルト達と合流予定にしていた港に転移する。
港に転移が済むと、こちらに気づいたアルトが駆け寄ってくる。 トラバスさんとセレナさんも笑顔で迎えてくれる。
「ラッキー、コルネ! 無事に戻って来たから安心したよ! 2人とも怪我とか無かったの?」
「大丈夫だ! これから皆んなに結果を報告するからびっくりするなよ!」
俺とコルネは、それぞれ仲間に加えたイフリートとフェニックスを召喚して、皆んなに紹介する。 皆んなが驚きのリアクションを見せていると、森からタクトも戻ってきたので、約束していたフェニックスの羽を渡してあげる。
「まさか本当にフェニックスを仲間にして戻ってくるとはびっくりしたぜ! あんた達には色々と迷惑をかけてしまいすまなかったな。 俺はこの港から定期便でユニオンに戻るから、ユニオンにまた来る事があればお礼をしたいから遊びに来てくれ。」
タクトはそう言うと、俺に名刺を渡してくる。
「実は俺の本業は情報屋をやっているんだ。 何か情報が必要になったら、いつでも俺を頼ってくれ!」
タクトと港で別れると、俺達は再び天空の城に向かって航海を再開する。
小説を読んで「続きが気になる」「面白い」と少しでも感じましたら、ブクマと↓の☆☆☆☆☆から評価頂けると嬉しいです。 更新された『いいね』の機能も是非試してみてください!




