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健康・メンタルの鍛練編

ホリエモンは問題の本質を履き違えてないか? 「糸引きマフィン事件」と「日本人の今後の食のあり方」について

作者: 中将

筆者:

 今日はご覧いただきありがとうございます。


 お菓子と言えばふるさと納税は毎年お菓子を選んでいます。

 まぁ、住民税の取り合いみたいな感じで諸費用もかかり制度としての問題があるとは分かっているんですけどね。



質問者:

(制度に問題があると思っているのならふるさと納税使うなよ……)


 今回は食中毒を起こした「マフィン事件」について何か独自の見解があるようですが……。



筆者:

 この「マフィン事件」はCLASS1判定(毒物や健康被害があった場合、フグなどと同等)だったようで相当な問題だと思います。

 添加物なしで5日常温放置する神経がよく分からないですね。

 

 ただ、これに関して砂糖半減することやオーガニックそのものに対して反発意見が多いことがちょっと驚きです。



 特に実業家でタレントのホリエモンこと堀江貴文さんのコメントが気になっています。


 動画配信サイトでは


「マジで怒りを覚えるね。何のために保存料があるんだ、と。スイーツって砂糖をたくさんいれることで日持ちがしたりとかするんで、それを半分にするってアホか<中略>子どもがこのマフィン買って、食中毒になったらヘタしたら死ぬよ? 

 マフィン事件はマジで殺人につながっちゃうからね。本当、おまえら反省しろよ、マジで。オーガニック信仰のやつら。保存料使え。砂糖ふつうにいれろ」


 などと反応したようです。

 これに一部の料理研究家なども同調しており、影響が大きいと思われます。



 ※一部の見解では堀江氏が補助金を国からもらうために「国のプロパガンダを担当している」と予測している方もいるようですが真偽は不明です。



質問者:

 これの何が問題があるんですか? 皆が食べるものが安全かどうかはとても大事じゃありませんか?



筆者:

 ちょっと堀江さんの議論の“軸“がズレているように思うんですよね。


 確かに、食中毒を出したことは問題ですし、子供の生命にかかわることは間違いないです。

ですが、砂糖を減らすことやオーガニック食材や保存料は本件の本質ではないと思います。


 この事件を起こした経営者の、


「保存料使ってないけど5日、常温で置いても大丈夫だろう」


 という食品衛生管理者としてのモラルが酷過ぎることがこの事件の最大の問題なのです。



質問者:

 あぁ……なるほど。

 つまり、砂糖を減らすことオーガニックや保存料が問題ではなく、

 管理やモラルが問題だとおっしゃりたいわけなんですね?



筆者

 そうです。オーガニックそのものに罪はありません。


 つまり、添加物を入れても同様のリスクは起こりえるわけです。


 ただ、作ったら即日食べる必要があると思うので、保存料を使った食材と比べて管理・廃棄の問題が如実に出てくるということです。



質問者:

 きっと勿体なくなっちゃったんでしょうかね……。



筆者:

 そもそも、オーガニック食材を重視する人たちは白砂糖などの健康リスクについて考えている方だと思います。

 白砂糖は糖尿病などの病気の原因になるだけでなく、“中毒性”があるために制限することには意義があると考えています


 添加物の蓄積だけでなく、海洋汚染の問題など複合的に現代人の体は蝕まれていることから一定以上の健康にプラス効果はあると思っています。


それらの考え方“そのもの”を否定する堀江さんの意見には僕は賛同できないということです。



質問者:

 しかし、思ったんですけどオーガニック食材の管理状態がどうなのかどうかとか分からないじゃないですか?


 そうなるとやっぱり消費期限などが長い添加物を使った食品の方が安全のような気がしなくもないんですけど……。



筆者:

 添加物が危険だという方に重きを置くか、

それとも無添加だけど管理状態については分からないほうを取るかということです。


 ようはどこにリスクを取るか、どちらの方が危険なのか? どこの食品販売会社が安全なのか? を値段なども含めて比較検討することが重要だと思っています。

 

 結論が例え同じだとしても考えずに頭ごなしに否定することは良くないことだと思っています。



質問者:

 なるほど、確かにそうですね……。


 うーん、そうなると大手の食品のほうが良いのでしょうか?



筆者:

 ただ、大手の会社であったとしても産地偽装や食中毒などの問題はありますからね。

 他よりはマシの可能性が高いというだけですからね。


 また、株主資本主義を重視するあまりに利益を出さないと取締役はクビになってしまいます。

 物価高のために削れるところは削って価格競争もしてくるんですね。


 23年4月からは栄養成分表の規定も変わり、「より分かりにくくなった」状態になっています。より、誤魔化しやすくなりつつあるのです。


 日本はまた農薬などの基準はEUやアメリカと比べて緩いですから、「安心」の基準が低いと言えます。


 このように政治的な問題ということもありますが、


「利益を出すために消費者の健康は犠牲」


 になることも今後は十分考えられるのです。



質問者:

 そうなると我々消費者はこれからどうしたらいいんでしょうか……。



筆者:

 凄く理想を言うのであれば、自分で作った農作物を使って、オーガニックの料理をすれば安心安全でしょう。


 しかし普通に働いていれば、そんなことをしている暇はどこにもありません。


 これもやはり、リスクをどこまで取るのかのバランスだと思っています。

 

 そうなると現実ラインだと“手作り”となると思います。


 手作りをすれば少なくともどのような食材を使ったかは自分で選ぶことができるのでわかります。

 食材についてもどの程度の値段の商品にするのか、商品表示をどこまで信用するのかそこもリスクのバランスだと思いますけどね。



質問者:

 なるほど……。

 少なくとも見た目や匂いなどで食材を選ぶことができますからね。



筆者:

 仕事に忙しく、買ってきたものをそのまま食べるなどの食生活をされ、ある程度の添加物のリスクを許容する方は、解毒デトックスも大事になってくると思っています。


 2016年にその研究がノーベル生理学・医学賞を受賞したオートファジーという考え方があります。


 オートファジーが活発であれば、感染症に対する免疫力の向上も期待でき、細胞内に侵入してきた病原体を殺す能力も向上するようです。


 このオートファジーは食べ終わってから12時間から働き始めることから最低でも16時間「食べない時間」を作る16時間断食というのを推奨しています。


 これについて書くたびにマイナスの意見が飛んでくるのですが、諦めずに書いていきます(笑)。


 特に添加物(コンビニ弁当など)などの許容度の高い方は行うべきだと思っています。



質問者:

 かといって1日2食って難しいしハードルが高いように思えます……。



筆者:

 まぁ流石に育ち盛りの未成年のお子さんにはお勧めできませんね。

 

 ただ、それ以外の方に関しては胃腸を休めておくことで体の疲労も減ることができます。


 僕も16時間食事を開けるようになってから肌の状態は良くなりましたね。

“バラ色の頬”とか言われるようになりました。



質問者:

 (頭の中もバラ色で染まってそうだけどな……)


 なるほど、老廃物を細胞が食べてくれるなら肌も良くなるということですか……。



筆者:

 まぁ、どうしても食事を抜くのがキツイというのでしたら添加物の無い健康茶(それこそ消費期限に注意)などを飲んだり食物繊維を多く食べて便通を良くすることをお勧めしますね。


 とにかく、今後は自分自身で健康をコントロールしていく必要がより出てくると考えています。


 もちろん、健康で長生きをするのであれば生きる目的を見つけることも大事だと思いますけどね……。


 ということで今回も最後までご覧いただきありがとうございました。

 今後もこういった社会問題や、政治・経済、マスコミの問題点などについて個人的な考察を書いていこうと思いますのでどうぞよろしくお願いします。

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[気になる点] ホラエモンは一部の企業や政府に忖度した発言が多く、問題の本質についての言及はあまり無いように感じられます。 彼の発言は「お前らバカなんだから俺の言うことしとけ!」という態度に見えるんで…
[一言] 今回の件の問題点は、業務用冷蔵庫などが無く経営者の食品衛生への知識不足にあると感じますよね。ネイルとかしていたとか、タイルにカビが生えていたとか、パイ生地にこばえが止まっていたとか・・・割と…
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