11.オレたちには愛がある!!(?)
☆ ★☆ ★ 次の日 ☆ ★ ☆★
「てーんこっ! ねぇ、きのうはどーだったの?」
花音が、目を輝かせて言う。
「くわ~~しく聞かせろよな♡」
棗も、ニヤニヤしながら続けて言う。
「えッ!? そ・それは・・///」
天子は、顔を赤くしてとまどう。
「ん? 言えないのぉ?」
「ってコ・ト・は~ そーとー×××なことしたんだなっっ!」
「ち・ちがっ・・!!///」
トサッ
何かが落ちる音・・。
それは、天子のバックから落ちた・・・ あの手帳!!
しかも、落ちたショックで、例のキスプリのページが開いてしまった・・!
「ん? プリクラ・・?」
「ダメッ! それは・・!!///」
なんと、その手帳は、棗に拾われてしまった。
「なになにー?」
その手帳を、花音ものぞきこむ。
(うわーん! も・もうダメー!!///)
「・・やらしープリクラ~♥」
「だ・だってこれは聖夜が・・っ!!///」
天子は顔を真っ赤にして、どうにかごまかそうとする。
「ん? オレがどーしたって?」
3人がふりむくと、そこには、聖夜が立っていた。
「せっ・聖夜!!///」
イキナリ聖夜があらわれ、天子の心臓がバクッとなる。
(うぅ・・ なんか顔合わせづらいよぉ~~(>_<;)///)
「おぉ、聖夜っ いいとこに来たな!」
「で? で!? ほかにはなにがあったの!?」
手帳をふりまわし、花音が言う。
「はぁ? なにが」
「きのうのことよ! 天子はテレ屋だからさぁ~
聖夜がかわりにくわ~しくおしえてよね♡」
「ちょっ・・///」
天子は聖夜の口を止めようとしたが、もう遅かった。
「んー・・ きのうはー
公園で遊んでージュース飲んでープリクラ撮って・・帰った?」
聖夜は、簡単に説明する。
「えー それだけ?」
「つっまんね~」
花音と棗は、ブーブー文句を言っている。
(あ~もうっ はずかしい・・っ!!///)
天子の顔はさっきよりずっと真っ赤。
「2人とも もう高校生なんだし~
そろそろヤっちゃてもいーんじゃないっ?(♥v♥)丿」
そう言って、花音が聖夜につきだした
本のタイトルは・・・【H♥ 特集:女のコのヒミツ
おしえちゃうよ\(> <)/
I♥性教育】
「 ブッ 」
ジュースを飲みながら聞いていた聖夜は、吐き出しそうになった。
「ギャアアアアアッ!!///」
そこに天子がわりこみ、あわてて花音に本をつき返す。
「ヘ・ヘンなこと言わないでよっ花音!!///」
「えー? 聖夜はそう思ってないかもよ~?」
花音はそう言って、ニヤッと笑う。
「こんな本いらないよねっ!? 聖夜!!」
「ほしいよね? 聖夜~♫」
天子と花音が、聖夜をじっと見る。
「・・まぁ、天子がいらないってゆーなら、いらねぇかなー」
「せ、聖夜・・♢+.」
天子は目をキラキラさせ、聖夜を見つめる。
「そんなもんなくても、オレはヤれるかんな(・v<)-☆」
聖夜は、バチッとウインクでキメる。
「あ~ そっかー☆」
花音も、ウインクを返す。
「・・・せーいーやぁ~!!!╬」
ゴオオォオォォオォオォォオォオォ・・
「て、天子・・?」
怒りがバクハツしそうなて天子に気づき、聖夜の額にあせがにじむ・・。
「あ・ヤバイかも☆」
バキッ バコッ ドカッ ドゴッ ドスッ ・・・・バシィッッ!!
天子は、聖夜をボコボコにした後、さっきの花音の本をなげつけた。
もう聖夜は瀕死状態。。
「もう知らない! 聖夜なんか大っっキライ!!╬」
ガラッ・・・ ピシャッ!!
天子は教室を出ていった。
「あーあー、天子行っちゃったよ~?」
花音はそう言って、ニヤける。
「ほかの男のトコに行ったのかもな~♪」
棗が、聖夜をからかうように言う。
「う゛・・」
2人の言葉に、聖夜はギクッとしたようだ。
「・・だ、大丈夫! オレたちには愛がある!!」
「「 へー 」」
聖夜の言葉は信じていないという顔で、花音と棗は言った。
と、その時。
ガラッ
「聖夜~~ッ たすけてーー!!」
天子が猛スピードでもどってきた。
「ん? 天子どーした?」
「あ・あの、廊下にいる、、ゴ・ゴ〇ブリどーにかしてッッ(;_;)」
天子は聖夜にしがみつき、涙目で言う。
「天子、オレのこと好き?」
「うんっ 好きだから早くッ(;_;)」
天子はもうパニクッている。。
「ほらなっ☆」
聖夜が再びウインク。
「・・・なんか無理やりじゃなーい?」
花音がいじわるく言う。
「本当は自信なかったくせに・・・」
棗が笑う。
「うるせっ」
「聖夜っ 早く~~っ(;_;)」
――――――――――――――――――――・・・
天子と聖夜は、学校がおわり、今、天子の部屋にいる。
聖夜が、天子の家によって帰ることにしたのだ。
「そーいえば、天子ん家玄関から入るのって
オレ初めてだよな」
「う、うん 聖夜いっつも窓か、ら入っ・・てくるん、だ、もん」
天子はさっきから、ずっとギクシャクしている。
「 ? ナニ硬くなってんだよ~ キンチョーしてんの?」
聖夜は笑う。
「だ・だって・・///」
「オレ 天子の部屋 何回も来てんのに今さら? かわいー♡」
「 !!/// 」
天子は顔を赤くする。
「あ、そ・そーだっ たしか冷蔵庫にケーキが・・っ」
天子はなんとか話を逸らそうと、立ち上がった。 ・・・その瞬間。
グイッ
「きゃっ」
ドサ・・
「せっ・・聖夜・・・?///」
聖夜が天子のうでをひっぱり、そして・・・ ベットに押し倒した。。
「んッ・・!!///」
聖夜は、今まで天子にしたことないような、激しいキスを落とす・・
「ちょっ・・ 聖夜・・・!? 待っ・・ やっ///」
聖夜は、天子の制服のネクタイをほどき、
シャツのボタンを外しはじめた・・・・!!
「オレ、もうガマンできねぇよ・・」
それから、聖夜は天子の首すじをなめた。
「やッ 聖夜っ 待って・・・!!///」
「つきあってんだからいいだろ・・」
「だっ・だめ・・ッ 待って・・!」
天子は、顔を真っ赤にして抵抗する。
「・・・ぷっ アハハハハッ」
急に、聖夜が笑いだした。
「へ・・?」
天子には、ワケがわからない。
「あ~ 天子マジでウケるっ・・! ジョーダンだって」
かあぁぁッ・・
天子の顔が熱くなる。
「~~~っ/// 聖夜のバカッッ╬」
「アハハハッ」
天子が言えば言うほど、聖夜は笑う。
「だますなんてヒドイよっ╬」
(今のあたしってすっごいハズカシイじゃんッ(`´///)
「あ、もしかしてジョーダンじゃないほうがよかった?」
聖夜はニヤッと笑った。
「ちっがーう!!///」