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【コラム】「小説家になろう」でウケる小説を書くテクニック

【はじめに】


 小説を書いたことがない人か、あるいは書いたことはあるけれど投稿したことがない人ほど、人からの評価というものを軽視しがちです。自分の書きたいものを書くのだから自己満足で構わない。その考えは間違ってはいませんが、そこに少しだけ誤算があります。人間は、初めは本当に好意でやっていたことでも、それが当たり前のごとく受け取られるようになると腹を立て、やめてしまいます。これは小説を書くときも同じです。自分の作品に期待しない作者はいません。「自己満足の小説だから、人に読まれなくても仕方がない」と言い訳をしていても、心のどこかで誰かが読んでくれることを期待をしています。それなのに、いざ投稿してみると、誰からの反応もなく、読まれているのかいないのかも分からないとなれば、大半の作者はそこで心が折れてしまいます。


 ウケる小説を書くテクニックとは、大衆にすり寄って媚を売るためのテクニックではありません。むしろ、自分の欲求と上手に付き合って、本当に「書きたいものを書く」こと、そして書ききることのテクニックです。


 ウケる小説を書くということは、作品に対して責任を持つということにもなります。大勢の読者というのは、作者に納得のいく作品を模索させ、しっかりと作品に向き合わせるために重要な存在です。


 ではなぜ、たんにウケる小説を書く術ではなく、「小説家になろう」でウケる小説を書く術なのでしょうか。



【「なろう小説」を学ぶ意味とは】


 脚本術・創作論・小説論など、多くの本を読んだところで、結局のところ面白い物語を作るために何が最も重要なのか、答えは曖昧です。不正解はあっても、正解はないのが物語です。しかし、そんなつまらないことを言うつもりはありません。正解がわからないのは、対象とする範囲が広すぎるからだと考えました。映画にも演劇にも小説にも漫画にも、ドラマにもゲームにも通用する、普遍的に面白い物語を書くロジックを見つけることは容易ではありません。しかし、「小説家になろう」の中だけで通用するロジックならどうでしょう。見つかるような気がしてきませんか。


 このコラムの目的は、「なろう小説」という限られた範囲の物語の面白さを徹底的に分析し、曲がりなりにも正解のロジックを見つけ出そうという試みです。



【「俺でも書けそう」のカラクリ】


 なろう小説を読んでいると、「俺でも書けそうだな」と思うことはよくあります。また、それは多くの人が通ってきた道ではないでしょうか。それは、小説が書けそうという意味ですか。それとも、なろう小説が書けそうという意味ですか。おそらく、後者でしょう。夏目漱石の作品を読んで「こんなもの、俺でも書ける」と思う人は少ないでしょうが、なろう小説を読んでそう思う人はたくさんいます。これは、なぜでしょうか。この違いを読み解くことで、小説となろう小説の差を考えてみましょう。


 まず第一に、文章力が大きな要因として挙げられます。「小説家になろう」で連載している作者のほとんどがアマチュアですから、正確な文法や語法を身に着けていない人も多くいます。「俺でも書けそう」と言う人に、なぜそう思うか尋ねたら、文章力を理由に挙げる人も多いでしょう。しかし、文章力は根本的な原因でしょうか。文章はあまり上手ではないけれど、なぜか引き込まれる作品。文法はめちゃくちゃだけど、自分には書けないと思わされる作品。そんな作品に出会ったことはありませんか。つまり、文章力は大きな要因ですが、決定的な原因ではないのです。


 この謎を解くために、一つ例を出してみたいと思います。エプロンを想像してみてください。企業から製品として売り出されている、デザインがおしゃれなエプロンです。あなたには、これからそのエプロンを作ってもらいます。こう言うと、「エッ」と思ったかもしれません。エプロンの作り方を知らない人は、いきなりそんなことを言われても、難しそうだと考えます。やり方を知らないから、自分にはできないと考えるでしょう。では、初心者向けのエプロン作成キットを渡されたらどうですか。「それなら、まあ」と思ったのではないでしょうか。まして、完成例として渡されたエプロンが、縫い目の曲がったガタガタのエプロンだったら、「自分のほうが上手く作れそう」とまで思う人もいるでしょう。


 さて、この二つの感じ方の違いは一体何でしょうか。はじめ、あなたにとってエプロン作りは、全く未知の存在でした。使ったことはあっても、作ったことはないので当然です。しかし、キットがあるならば、作れそうな気がしてくる。なぜなら、キットには説明書が入っていて、それなりに体裁の整った素材が入っていて、誰が作っても完成するように意図された製品だということをあなたは知っているからです。そうすると、あなたはエプロンを作ったことがないはずなのに、なぜか作れそうな気がしてくる。


 とはいえ、いざ作る段になってみると、様々な困難にぶつかるでしょう。例えば、ミシンの使い方がわからなかったり、オリジナリティを出すために刺繍をしたくてもやり方が分からなかったり、まっすぐ縫えなかったり、作り方を勘違いしてしまったり。エプロン作りはあなたにとって未知のことですから、やってみて初めて分かる困難というものがたくさんあります。人によっては、最後まで作ることなく、途中で投げ出してしまうでしょう。


 なろう小説でも、全く同じことです。なろう小説を読んでいる人は、それがある特定の規格、いわゆる「お約束」からできていることを知っています。その「お約束」さえ守っていれば、誰でも簡単に書けると感じるのは、先に挙げたエプロンの例の通りです。しかし、実際に書き始めてみると、想定もしていなかった困難に次々とぶつかります。


 だからといって、なろう小説を書くことが難しいと言っているわけではありません。「思ったよりも難しい」というだけです。初心者用キットは、前述の通り誰でも作れるように意図して作られた製品です。思ったより難しくても、一から作るよりは遥かに簡単です。なろう小説でもそれは同じで、一から小説を書くよりもずっと、ウケるハードルが低い世界なのは間違いありません。大切なのは、しっかりと「お約束」を理解すること。つまり、求められているものが何か、正確に把握することです。



【物語論となろう小説 sec.1 「変化」】

 物語論の中には、「小説家になろう」で創作をするにあたって取り入れるべき考えと、そうでない考えがあります。はじめに、物語論で最も重要だと語られる「変化」について、人気のなろう小説に「変化」はあるのか考えてみましょう。


 「変化」は物語そのものです。変化しないものは物語ではありません。当然、なろう小説も物語ですから変化します。意外にも、「小説家になろう」においては、この「変化」という要素が非常に大切にされています。考えようによっては、商業誌の小説よりも重要視されているかもしれません。ただし、なろう小説の場合は他の小説と違って、「小説家になろう」によってパッケージ化された変化を取り扱っていることがほとんどです。


 代表例を挙げてみると、「ステータスシステム」は典型的なパッケージ化された変化です。「ステータスシステム」は毛嫌いされることもありますが、非常に優れたパッケージです。視覚的・直感的にとてもわかりやすく、説明の必要なくどの作品にも登場できる。これは、「小説家になろう」という、いわば巨大なサーバが、クライアント(読者と作者)に「ステータス」というパッケージを提供しているからです。


 ステータスは言うまでもなく変化です。数字が上がればキャラクターが成長したことがわかりますし、新しいスキルの存在は、否が応でも読者に効果を想像させ、わくわくさせます。ただし、変化の仕方に工夫はなくなります。あくまで、わかりやすさを重視したパッケージですから、物語が進むにつれて、数値のインフレなどを要因に形骸化する可能性が高いというデメリットもあります。しかし、物語のどこかで新しいシステムへ脱皮できれば、このデメリットもほとんど気にならなくなります。(例:ドラゴンボールの戦闘力→ナメック星でスカウターが爆発して役目を終えた・例2:実はステータスはその世界の神が作ったもので、最後にはその神と敵対する etc.)


 ステータスをたんに毛嫌いするのではなく、優秀なシステムだと認めた上で、自分なりに作品の上で昇華することができれば、とても心強い味方となってくれるでしょう。


 他にも、なろう小説で大切にされている変化はたくさんあります。しかし、普通の小説でもなろう小説でも、一番大切な変化は「人間の変化」です。もっと言えば「人間関係の変化」が最も大切です。これだけ聞いてもピンとこないかもしれませんが、これからいくつか、なろう小説で人気の「人間関係の変化」パッケージをご紹介します。


 例えば、「追放モノ」は最も人気なパッケージの一つです。「追放モノ」と聞いただけで、その作品がどんな作品か、ある程度想像がついてしまったでしょう。これが、パッケージの威力です。「追放モノ」では、既存の人間関係から排除された人間が(変化1)努力や才能によって新たな人間関係を構築し(変化2)元の人間関係に対して上位の関係を築く(変化3)という、分かりやすくカタルシスを得やすい展開がなされます。


 「美少女(年)奴隷」というのも、典型的なパッケージの一つとして人気です。心優しい主人公が、奴隷をかわいそうに思って購入する。怯える奴隷に優しく対等に接することで、奴隷は主人公の優しさに感動し、恋をするか忠誠を誓う。奴隷と主人という上下関係がきっちりしたコンテクストのなか、読者が感情移入している主人公(上位者)が既存の関係を破壊することで、二者の人間関係を従来的なものから劇的に変化させる。カタルシスまでの工数が少なく、インスタントかつ非常に優れたパッケージです。


 「悪役令嬢モノ」も、なろうで非常に人気なパッケージの一つですね。読者の頭の中には、本来的な悪役令嬢とそれを取り巻く人間関係がすでにインストールされています。それを、主人公が本来とは全く異なった行動を取ることで、人間関係を見事に逆転させていく。


 さて、この分かりやすさは、なろう小説において大きな武器です。多くの読者と作者は一定のパッケージとそれから得られるカタルシスをある程度まで共有しています。それによって、作者は読者に簡単に作品の価値を提示することができます。読者は、自分が求めるカタルシスを得られるパッケージが存在するかどうかを判断基準に作品を選びます。作者は、読者が探しやすいようにパッケージをぶら下げておくだけで良いのです。


 最後に実践的なテクニックですが、もし自分の示したい「変化」が「小説家になろう」が提供するパッケージの中に存在しなくても、何らかの人気パッケージを店頭にぶら下げておくことをオススメします。いわば「客寄せパンダ」としての役割です。店にさえ入れてしまえば、あとはあなたが考える面白さで勝負しても何も問題ありません。読者は決まった味を求めてやってきますが、思った味と違っても、美味しければ文句は言いません。



【物語論となろう小説 sec.2 「キャラクター」】


 なろう小説において、キャラクター(登場人物)が重視されるかと問われれば、答えは「イエス」です。ただし、キャラクターがボロボロの作品でも、タイトル・設定・あらすじが人の目を引くものであり、展開(変化)が予想しやすい作品がランキングで上位にきやすい傾向があるのは確かです。もちろん、キャラクターの作り込みは、上記のテクニックと両立できます。キャラクターを作り込まなければランキング入りできないわけではありませんが、なろう小説においても、面白い作品は必ずキャラクターが作り込まれています。ランキング入りすることだけが目標ならば、必ずしも必要とは言えない要素ですが、末永く愛される作品を作るためには、必須の項目と言えるでしょう。


 短編小説では、キャラクターよりも展開の面白さが優先されます。読者が登場人物に感情移入する間もなく作品は終わってしまいますから、キャラクターを作り込むことはあまり重要ではありません。


 対して、長編小説ではキャラクターが何よりも重要です。「変化」は物語そのものだと先述しましたが、実際に変化するのはキャラクターたちです。キャラクターに感情移入していれば、それだけキャラクターの変化に感動します。主人公だけでなく、登場する人間全てが作り込まれていれば、まるで実際に存在する人間関係が変化していくのを見るかのように、物語の展開を楽しめるでしょう。


 物語では、作者の意図が見えてしまうと冷めてしまいます。「こういう風に持っていきたいんだな」という風に意図がバレてしまえば、読者の心は離れていきます。そうならないためにも、全てのキャラクターの行動に必然性を持たせることは、面白い物語を作る上でとても大切なのです。



【物語論となろう小説 sec.3 「コンセプト」】


 テーマやコンセプトは、作者の伝えたいメッセージと密接に関わっています。しかし、「小説家になろう」においては、果たして本当にそうでしょうか。


 思い出してみてください。なろう小説を読んでいて、「誰かを愛することは素晴らしい」とか「人は一人では生きていけないものだ」というメッセージ性のあるコンセプト・テーマに出会うことはほとんどありません。


 いえ、そうではなくて、我々が、読者が探そうとしていないだけかもしれません。少なくとも、読者はそのようなメッセージをなろう小説から読み取ろうと作品を探すことはしないでしょう。


 仮に作者が何らかのメッセージを伝えたくて作品を作るならば、読者にはそれを押しつけるのではなく、むしろ発見してもらう必要があります。しかし、先述の通り「メッセージ性」はなろう読者のニーズではありませんから、ただ単に作品を作るだけでは、発見してもらえる可能性は低いでしょう。


 発見してもらうためには、まずなろう読者のニーズを知る必要があります。実は、「小説家になろう」で人気の作品は、ある特定のコンセプトを常に持っています。それは、いわば「インスタントなカタルシス」です。インスタントなカタルシスとは、頭を使わずに短い時間で得られる、栄養はないけれど味だけは濃くて美味しい快楽です。


 これもまた、「小説家になろう」がクライアントにサーブしている機能の一つだと言えますが、「ここに来れば、これがある」という市場を、「小説家になろう」は利用者に提供しています。「カレーが食べたいときは、カレー屋さんに行く」というロジックと、根本的には何ら変わりありません。


 しかし、読者は常にそれだけを食べて生きているわけではありませんから、インスタントなカタルシスだけを高く評価するというわけでもないのです。まずは自分の作品を発見してもらってから、作者が本当に伝えたいメッセージや、奥深い物語を提供しても、遅くはないのではないでしょうか。せっかくの面白い物語が、誰にも読んでもらえなかったら悲しいですからね。



【物語論となろう小説 sec.4 「ミッション」】


 何か表現をするときには、然るべきミッションを設定するべきだと言われています。例えば、売りたい商品があるならば、誰に売りたいのかをはっきりさせる必要があります。この「誰」にあたるのが、ペルソナです。


 「小説家になろう」においても、ミッションの設定は大切です。読者を笑わせたいのか、泣かせたいのか、作者は自分で決めなければいけません。商品の広告と違って、明確な目的がない物語においては、ミッションの設定は難しく感じるかもしれませんが、実はそうでもありません。


 なろう小説の読者というのは、ほとんど同一のペルソナです。読者全体の母数の中から、明確にターゲットを絞ってペルソナを想定する必要はあまりありません。というのも、先述した「小説家になろう」の市場特性とでも言えるものが原因なのですが、「本格ミステリーが読みたい層」や「派手なアクションのSFが読みたい層」などは、なろう読者の母体にほとんど含まれません。


 「小説家になろう」でウケる小説を書くためであれば、想定すべきペルソナはほとんど決まっています。それは「なろう読者」です。あなた自身も「小説家になろう」の利用者であれば、それがどんなペルソナであるのか、想像はつくと思います。特定の世界観や設定の中で得られる即席の快楽を至上の価値として求める集団N。それがなろう読者というペルソナです。パッケージの話を思い出してもらえれば、どんな世界観や設定が求められているのか、更に想像しやすいでしょう。


 そして、ミッションは彼らにカタルシスを与えることです。それがわかっていれば、どんな風に作品作りを進めていけばよいか、少し分かりやすくなるかもしれません。



【物語論となろう小説 sec.5 「構成」】


 物語を作るために「構成」の力は役立ちます。例えば、ハリウッドの脚本などでよく用いられる「三幕構成」や「神話の法則」は知っておけば物語の創作に大いに役立つことでしょう。


 物語の構成と聞くと起承転結を想像する人もいるかもしれませんが、起承転結はあまりオススメできる構成ではありません。なぜなら、起承転結とはもともと漢詩の構成であって、物語の構成ではないのです。新聞の四コマ漫画くらいでしか使えないテクニックだと思っていたほうがよいでしょう。


 それよりも、長編小説を書くならば、三幕構成を理解するほうが建設的です。三幕構成とは、物語を第一幕・第二幕(前半・後半)・第三幕の全三部(四部)で考える方法です。この方法論を知っていれば、論理的に物語の構成を詰めたいときに有用です。


 なろう小説でも構成は大切ですが、構成に従いすぎないことも同じくらい大切です。構成というのは、それと同じように作れば必ず面白い作品が作れる魔法の道具ではありません。実際に、ハリウッドの脚本や人気の漫画作品でも、いくつかのステージを行ったり来たりしていて、かなり構成を流動的に捉えていることがわかります。


 あくまで三幕構成や神話の法則は伝統的な物語の組み立て論であるということを理解しながら、「小説家になろう」ではどんな構成がウケているのか、自分の書きたい系統の人気小説をじっくり分析してみてもよいかもしれませんね。



【まとめ ~「書きたいものを書く」とはなにか~】


 ここまで読んでいただいた皆さんの中には、ウケるなろう小説を書こうとしたら、自分の書きたいものが書けないと考えている人もいるのではないでしょうか。しかし、それは本当でしょうか。


 そもそも、小説や物語には目的がありません。どんなことを書くのも、作者の自由です。だからこそ、「書きたいもの」というのは、必ずあなたが書くものに含まれています。


 シーンを考えるとき、書きたいシーンと書くべきシーンはくっきりと分かれます。前者はあなたがこんなシーンが書きたいと考えてこそ生まれるシーンですが、後者はそのシーンを書くために必要なシーンを論理的考察によって導き出して考えます。


 あなたが「本当に書きたいもの」を書くとき、あなたは「本当は書きたくなかったもの」も同時に考えなくてはなりません。これは、物語を書く上では避けられない苦しみです。これはどんな小説を書く上でも必ず訪れる課題です。だからこそ、あなたは「本当に書きたいもの」を書こうとしても、「本当にこんなものが書きたかったんだっけ」と悩まされることになるでしょう。


 そこで、読者の存在や、他人からの評価はとても強みになるのです。あなたが悩んでいるときも、他者はあなたの作品に何らかの評価を抱いてくれます。面白いと思ってもらえていることが分かれば、あなたは自信を持って物語を進めることができます。


 まずは、人に読まれる小説を目指し、それから自分の書きたいものを模索しても、決して遅くはないのではないでしょうか。

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