第7話 コスプレ
それから1週間が経った学食であれから5人一緒に昼を食べるようになっていた
「今日から学祭の準備に入るけどさー、2人の方は何やるのー?」
と、ななさんが聞いてきた
「よくぞ聞いてくれた!俺たちのクラスはコスプレバーだ!」
と、健二が答える
「え、......コスプレ?バー?」
葵さんが困惑している、その気持ち分かります
「照一、健二の話しに補足説明お願い」
彩さんにお願いされちったよ、しょうがない
「俺もよくわかんないけど、とりあえずコスプレします」
『うんうん』
「バーやります」
『うんうん』
「以上。」
『...ん?』
あれ、3人とも理解してないらしい
「ねぇ、照一くん」
はい、なんでしょう葵さん
「説明する気ある?私たち何ひとつわかんなかったんだけど?」
ですよねー、だって俺もよくわかんないもん
「おいおい、照一、わかってないのか?...仕方ねぇーな、俺が説明してやるぜ」
え、お前何するか知ってたの?
「いいか?まずな、コスプレは男女混合でやるんだ、そしてバーはもちろんジュースだぜ?あ、あと確かつまみでたこ焼きもやるって言ってたな、つまりコスプレした奴らがバーテンやったり接客やったりするって訳よ!!」
おー、なるほど!!
だが、なんでつまみにたこ焼き??
「健二、私たちの疑問はそこじゃない、なんでクラスの出し物がそれになったかだよ」
「そうそうー、なんでコスプレ?!なんでバー?!」
彩さんとななさんが健二に質問している隣で
「そういえば、ダンジョン生誕祭までダンジョンどうしよっか?」
と、葵さんが俺に聞いてきた
「んー、やっぱりお互い準備もあるし忙しいから休みでいいんじゃないか?」
あれから1週間ちょっとが過ぎ俺たちは13階層までクリアしていた
「そうだよね、......わかった!」
そう言ってまた一瞬だけ暗い顔をしていた
「逆にそっちは何するんだよ?」
健二が葵さんたちのクラスについて聞いていた
「そりゃあもちろんー、ここには美少女のあおちんがいるんだからー、やることはひとつー!」
お、てことはメイド喫茶とかか?
「そう、......射的だよ」
なんでだよ!!葵さん関係なくない?
「もちろんただの射的じゃないよー?あたりはなんとねー、あおちんと30秒間の握手券なのだー」
それ、どこのアイドル?!
「私は恥ずかしいから辞めてって言ったんだけどねぇ、あはは〜」
「え、でもなんで葵さんだけなの?彩さんもななさんも可愛いんだからやればいいじゃん」
...ん?なんか変な空気になったぞ?
「えっとー、さらっと言われるとちょっと照れるかなぁー、......あははー」
「照一、いきなりすぎ...」
ななさんと彩さんは顔を真っ赤にしていた
「なぁ、お前は天然たらしなのか?」
健二に呆れられた
「照一くんのばか...」
あれ、葵さんは拗ねてらっしゃるぅ?
俺、どうしたらいいの?...
ダンジョン生誕祭、それは7月の12〜14に掛けて行われるお祭りだ、その期間はダンジョンに入ることを禁止され、ダンジョン関係の職員もお祭りに参加することができる
7月14日に日本にダンジョンが出現し、誰かがその一年後に今日はダンジョンが現れた日だから、ダンジョンの日と呼び、さらにいつからか誰かがダンジョンの日にダンジョン周辺でお祭りをしだし、さらに誰かが「せっかくダンジョン都市になったんだから街全体でお祭りすればよくね?」といいだし、それからこの期間はダンジョン生誕祭と呼び、全国さらには世界から注目されるお祭りとなった
ちなみにこれは日本発祥で、今では海外の国でもやっているところがあるらしい
そして、ダンジョン都市の学校はすべて、学園祭は7月の9〜11でおこなわれる、なのでこの時期はどこの学校も準備に躍起になっている頃なのだ
かくいう俺たちのクラスも
「それじゃあ午後からは学園祭の準備になるので、係ごとに集まって進めましょう!」
と、委員長が促しいていた
俺も自分のとこに集まろうと思ったら
「ねぇ、宮田くん、ちょっといい?」
なぜか、委員長こと佐々木 里穂に呼び止められた
髪型はこげ茶のワンサイドと言うやつで、身長が
165ない程度で優しく美人で、お姉さん的存在である、そして巨乳だ!うん、ほんとにすごい
残念ながら学年美少女トップ3には入っていないらしいが、学年巨乳トップ3というかダントツで1番だ、もしかしたら学校でかもしれない...
「委員長が俺になんか用?」
そう言いつつ俺の視線は胸に集中
「えっとね、買い出しをお願いしたいなーって」
「お?...、俺は一応バーテンの係だしそれ関連なら責任者に言った方がいいんじゃ?」
疑問に思いつつ、視線は胸に...
「全然違うものなんだけど、そのね、私が個人的にあったらいいなって思ってクラスには当日まで秘密にしておきたいのね、それで内緒で買い出しお願いしたいなって」
「ふむふむ、でもなんで俺なの?委員長なら仲いい子にお願いすれば良くない?」
喋るだけで胸が上下に動くとは!!
「まぁそうなんだけど、ほら、宮田くんは村田くんと一緒の係でしょ?でも、あんまり上手くいってなさそうだから集まったらやりづらいんじゃないかなって思ってね」
「それで俺に気を使って買い出しを?」
服の中ではあの胸はどうなってるんだ?!
「うん、だめかな?」
「いや、委員長の言う通りだし、買い出し行ってくるよ」
凝視してたらいきなり透けたりしないかなー
「ありがとう!それと......」
ん!?巨乳が迫ってきたぞ!
「胸ばっかり見すぎ、宮田くんはへ・ん・た・い、かな?」
と、委員長に耳元で囁かれた
バレてらっしゃいましたかぁー、でも悔いはないけどね?
「ふふっ、じゃあ買い出しよろしくね!帰ってきたらヨシヨシしてあげるからねー」
と、言って去っていった
ヨシヨシ?......まじですか?!
そうして俺はウキウキしながら学校を出た
駅前のデパートへと来た、ここならだいたい揃ってると思ったからだ
それで、何を買ってこればいいんだー?
渡されていた紙を見ると
『露出の高いメイド服で男子でも着れそうなやつを2着お願いね♡』
と書かれていた
え、委員長何考えてるの?!
これからそれを買いに行かなきゃならんの?うそでしょ?店員に露出の高いメイド服ってありますか?って聞くの?!
誰が?......俺しかいないじゃん!!!!
どう考えてもヤバいやつみたいな目で見られるよ?!
マジでかよぉー、そうならないようになんか考えなきゃじゃん!!!
.........ふぅ、よしっ!これなら行ける!
まず、店を探そうと思いデパートの案内の地図を見たがわからず、どうしたものかと考えていると
「誰かに聞くのが早いな、うん」
そう思い、ちょうど目に止まった服屋の前で服を見ていた制服の女の子に聞いてみることにした
「あの子でいっか」
「あの、ちょっといいですか?」
「はい?!?!......私ですか?」
めっちゃびっくりさせちゃったよ、そりゃ急に声掛けたらそうなるか
「はい、あのメイド服とかコスプレ用の服を売ってる場所分かりません?」
「こ、コスプレ?...なるほど、その手があったか...、すみません、場所は分かりませんね」
途中なにか言っていたような?
「そうですか、すみません急に、では」
「あの、一緒に探しませんか?コスプレのお店を」
「え、いいんですか?」
「はい、私もちょうどそこに用が出来ましたので」
「はぁ、じゃあお願いします」
「では行きましょう」
探している中で彼女と会話してわかったことは、彼女の名前は藤崎 ルイといい、外人のように金髪でセミロングな少しパーマをかけているのか髪が波打っている、背は160くらいだろう、肌が白くとても綺麗で葵さんに負けないくらい美少女だった
そして、俺と同じく高1だが今日は学校が午前で終わったそうだ
「ありましたね」
「はい、ここですね」
俺たちは見つけたのだった
「それじゃあ、中を見てみましょうか」
「そ、そうですね」
俺が躊躇っていると彼女が先に入っていった
だってさ、こんなとこ来たことないし、なんかとりあえずカラフルですごいのさ
俺は頼まれていたメイド服を探すため店内を見ていると
「お、バニーガールがある!こっちにはチャイナ服まであるじゃん!すげ〜」
初めて見たので少々興奮してますわ
「とりあえず、店員にメイド服について聞こっと...、すみません〜、露出の高いメイド服ってありますか?」
俺は意を決して、店員に聞いた
「露出の高いメイド服ですか?......」
あれ、なにその間は?!
「いや、違いますよ?!ただ、学祭で使うらしいので買いに来ただけですよ?!」
「あ、あー、学祭ですね!...え、学祭で露出の高いやつを?」
あ、なんか疑われてる〜!
「えっと、男子を罰ゲームで着させるんですよ!!」
「な、なるほど、女装させるということですね」
「そうです、そうです!!」
なんとか理解してくれたかな?
「えっと、どこまで露出が高いのがお求めなのかは分かりませんが、メイド服はこちらです」
「あ、ありがとうございます」
ふぅ、とりあえず店員にあらぬ疑いをかけられずに済んだかな
(なりませんでした、後日にショップ店員が昨日来た学生が学祭で男子を無理やり服を着させて楽しむらしいという噂になりました)
「んー、それにしてもなかなかに露出が高いな、これはスカートが短いし、こっちは胸周りの布面積が少ないし、さらにこっちはネコミミかぁ...、悩む!...そうだ、藤崎さんに聞いてみよっかな」
そうして、メイド服を持って藤崎さんを探し、
「お、いたっ!......藤崎さん、ちょっといいですか?」
「どうしました?」
「これらの中で藤崎さんならどれがいいと思いますか?」
「...え?」
あれ、なんか聞き方違ったかな?
「ほらさ、女子が着るものじゃん?だから女子視点でどうなのかなぁって」
「えっとー、どれも嫌ですよ?」
......あ、そっか、普通そうだよな
「そうですよねー、アハハー......じゃあ着させて見たいやつとかありますか?」
これならどうだろうか?
「着させて見たいやつですか...、なるほど!いいですね、...なら私はそれがいいと思います!」
お、急に積極的に答えてくれたぞ!
「この胸周りの布面積が少なそうなやつですか?」
「はい、これなら相手さんも着るまでは抵抗なく着るような気がします」
た、たしかに!見てわかるほど露出が高いと嫌がってしまうかもしれない!
「じゃあ1個はこれにします、それともう1着はどれがいいと思います?出来れば男も着れるようなやつだと〜」
「え、2人で着るんですか?!」
まぁ2人分買って来いってことだしな
「そうですよ?」
「そ、そういうプレイですか......ならいっそ、このおへそが見えるほど短く、さらにスカートも短いやつはどうでしょう?」
1番露出が高いやつだと!?
「なんでそれなんですか?」
「男性も着るならこの方が逆に恥らわなくて済むのじゃないかと思いますして」
なるほど、たしかに男子が着るならこれの方が下着に近く恥ずかしくないかもしれない!
「わかりました!これにしましょう...、それで藤崎さんはなんでコスプレを見に?」
「あ、私ですか?...これを着ればいつもの私ではなくなると思ったのと、あすかにこれを着させてやろうと思ったからですね」
なるほど、たしかにコスプレをすれば普段と違う自分になるのかもしれない、藤崎さんは今の自分になにかコンプレックスでも持っているのだろうか?
そして、あすかって人にコスプレを着させてたいということはいじめだろうか?
やはり、なにかでストレスを溜め込んでいるのかもしれない
となると、今俺が声をかけるなら
「藤崎さんは今のままでも十分に魅力的だと思いますよ」
うん、これで少しは自信がつけばいいが
「え?!き、急になんですか?!!」
「大丈夫です、あまり思い詰めないで下さいね」
「は、はぁ?」
それから藤崎さんも選び会計を済まそうと思ったら、なんとコスプレ台が思ったより高く困っていると藤崎さんが「ここは私が払います、2人で楽しくなさってください」といい払ってくれた
すごくいい人だなぁ、理由がよくわかんないけど、今度どこかであったら絶対にお礼しよ
「ほんとに今日は付き合ってもらって、しかもお金まで出していただいてありがとうございます!」
「いえいえ、こちらこそですよ、それじゃあまたどこがあったら」
「はい!それじゃあこれで」
そうして俺は学校に戻って行くのだった