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俺はダンジョンが嫌いだ  作者: ポン酢
13/19

第13話 ドレス

前まで・・・を使っていたのですが、...に変更します、多分こっちが正しい使い方だと思うので全て直しておきます、間違ってたら教えてください、お願いします!

朝9時をすぎた頃、体育館には全生徒が集合して、いまかいまかとうずうずしている様子が伺える


そして、


「みなさん!おっはよーございまーす!、今回の司会役をやらして頂きます、学園祭実行委員長の尾崎です、みなさん、よろしくお願いしますー!!!」


『うぉぉぉおおお!!!』


ステージの上に立つあの人によって、生徒がいよいよ始まるという期待感からか、声に力が入っている


「それじゃあ、さっそく言っちゃいましょう!第21回学園祭のぉーーー、開催です!!!」


『イエェェぇーいいい!!』


そうして、オープニングセレモニーが成される

そして、俺はこれに出なくては行けない、サッカー部の人達と......


「よしっ、昨日まで散々練習したんだ、絶対に成功するぞ!」


と、サッカー部男子Cが燃えている


「当たり前だ!ここでカッコイイとこ見せて学祭中に彼女作るぞ!」


と、サッカー部男子Eが意気込んでいる


「だな、照一も大丈夫か?」


と、小野が心配してくれる


「いや、みんな熱くなってとこ悪いんだけどさ俺、筋肉痛なんだけど...」


そう、筋肉痛なのだ、でも仕方なくない?ダンスなんて初めてやったようなもんだしさ、あんなに練習させられたらそうなるしょ!


「大丈夫!俺たちがしっかりお前をフォローしてやるから!」


と、サッカー部男子Aが励ましてくれた


『おう!当たり前だ!』


「そういう事だ、だから照一はこの1回を死ぬ気で踊ればいいんだ!」


...え?フォローってそういうこと?俺が力尽きた後のことは任せておけってこと?


「いや、あのね、筋肉痛なの、動かすと痛いの、足上がらないの、わかる?」


「心配すんなって、上がらないなら全力で上げるまでだぜ!」


と、サッカー部男子Bが脳筋なことを言う


「いや、無理だと思うんだけど?!」



「それじゃあ次はサッカー部1年生によるダンスです!どうぞーー!」


あ、もう出番だ、どうしよう、やるしかないの?


「よしっ!じゃあ俺たちの練習の成果見せつけてやろうぜ!......サッカー部、ファイ、オー!!」


『オー!!』


いや、俺、サッカー部じゃない



──♪・♪・♪・♪──


あー、曲も流れ始めたよ

てか、ステージ立っちゃったよ

はぁ、やるしかないじゃん


──♪・♪・♪・♪──


うん、おかしい、すごくおかしい


何が変ってみんなの動きが硬い


え、なに?緊張ですか?練習ときはサルみたいにピョンピョン飛んでたのに、今は猿人になって上手く飛べなくなったみたいになってるじゃん!


ほら、観客も俺の方見て、あの子が1番上手いんじゃない?とか言い出してるよ!


お前ら、サッカー部の癖に目立つと緊張しちゃうってなんなの???


──♪・♪・♪・♪──


あ、最後のとこだ、これで終われる!


トン、トン、タンっ!ピタッ


うん、いいんだけどさ、その最後に決まったみたいな顔するのどうなの?それ以外全部ダメだったじゃん?



ダンスが終わり、ステージを降りると


「ふぅー、終わったなぁ、中々良かったんじゃないか?」


え、本気で言ってます?


「だよな!最後とかチョー決まってたじゃん!」


『それな!』


うん、最後だけな


「にしても、照一なんだかんだ良く踊れてたじゃん!」


「あぁ、お陰様で頑張らせていただきましたよ」

もうダンスなんてごめんだね


「ほんとにありがとうな、助かったわ」


と、サッカー部男子Dが礼を言ってきた


『ありがとう!』


......まぁ、良しとするか


そうして、セレモニーも終わり、生徒は各々のクラスの出し物や、部活での出し物のために準備を始めて行く



一般客が招き入れられるようになる11時に迫った


「それじゃあ、E組売り上げ1位取るぞー!」


『おー!』


みんなの気合いは十分のようだ


「照一、この後どうするんだ?」


と、健二がやってきた


「あー、俺は他の高校行くんだわ」


「え、まじで?!どこどこ?」


「んーと、聖マレスティア学院高校ってとこ」


「うぇ?!そこって超お嬢様学校のとこじゃねーかよ!どゆことだ?!」


「どうもこうも、そこの人に招かれてるから行くだけだよ」


そう、学祭初日に藤崎さんの学校へとお邪魔することになっていた


「なん、だと?!お前、そこに知り合いがいるのか?!」


「そういう事だ、てな訳でこっから結構距離あるし、そろそろ行くな?」


「ちよーと待った!それ、私も行く!」


いきなり、美紀が会話に入ってきた


「なら俺も行く」


「待て待て、俺一人で行くことになってるから急に増えても無理だと思うぞ?」


「えー、行きたーい!おねがーい」


美紀、可愛く言っても困るんだが


「俺も、行きたーい!おねがーい」


いや、高明がやってもキモイぞ?


「照一、こいつらも行きたがってるんだ、連れれってやれよ」


「はぁ、わかった、今聞いてみるから少し待っとけ」


「うわぁい、照一、優しい〜!」


「うわぁい、照一くん、す・て・き♡」


だから、高明はキモイからな?


藤崎さんに連絡を入れると5分くらい経ち、問題ないと返信が来た


「じゃあ行くか、という訳だから健二行ってくるわ」


「え、何言ってんの?俺も行くよ?」


え、そうなの?


「じゃあ俺も行こっかな」


え、耀大まで来るの?てか、いつからそこに居たの?


「そ、それじゃあ、行くか」


『おー!』



30分程度あること学校の校門が見えてきた、その前には高級そうな車などが何台も止まっている、校門の前には警備員がしっかりと警備している感じだ


俺たちはここで待っていると


「お待たせしたわ」


と、校門の奥からやってきたのは藤崎さんだった


「ふ、藤崎さん?」


「うわっ、すげぇー」


「すごい、オシャレ〜」


「か、かわいい」


「うん、いいね」


と、俺も含め三者三様につぶやく


「藤崎さん、その格好はどうしたの?」


「似合ってなかったかしら?」


「いや、すごい似合ってる!けど、なんでドレス?」


そう、藤崎さんは真っ赤なドレス姿で現れたのだ


「あー、そういう事、これはあなた達が今着てるクラスTシャツならぬ、クラスドレスってとこね」


「つ、つまり?」


「自分たちでデザインしたドレスってことよ」


『......はぁー?!』


みんな驚きましたとさ


「え、え、藤崎さんがそのドレスをデザインしたの?!!」


と、美紀が問う


「その通りよ、どうかしら?」


「すげぇ、お嬢様すげぇ」


「かわいい、お嬢様かわいい」


と、高明と健二は関心している


「それって、どの位の値段なの?」


耀大が俺たち全員が気になっていたことを聞く


「そうね、私のは確か...25万程度の物よ」


「あ、あはは、25万だって、みんな聞いた?あはは」


美紀、それがお嬢様なんだよ


「それより、こんなとこに居ないで早く中に入りましょう」


そうして、この超お嬢様が通う学校に足を踏み込んでしまった


「うわぁ、何この庭〜」


「あっ、あそこになんかすごい噴水あるよ!」


「やばい、この学校の子みんなドレスだぁ、中々に女子校生のドレス姿も乙なものですなぁ」


「へぇー、この学校って中高一貫なんだぁ」


と、俺と藤崎さんの後ろで4人は、はしゃいでいる


「藤崎さん、なんかごめんな、こいつら連れてきちゃって」


「大丈夫よ、別に私が案内する訳じゃないもの」


「え?そうなの?じゃあ俺たちはどうすれば?」


「それは問題ないわ、そろそろ向こうから来るから」


と、藤崎さんは学校の玄関の方を見つめながら言った


よく分からず、俺が首をかしげていると


「あっ!ルイ様!遅れてごめんなさーい」


と、向こうからこれまた青々としたドレス姿の女子が走ってきた


「待ってたわよ、なーこ」


「はぁ、はぁ、ってあれ?なんか、人多くないですか?私、男性が一人と聞いていたんですが...」


「えぇ、そのことあなたに言ってないもの、彼が友達を連れてきたから増えたの、でも問題ないでしょう?」


「え、あ、はい!問題ないです、えっと〜先に自己紹介しますね、私の名前は浜辺 菜々子です!ルイ様のお友達兼下僕です!どうぞ、よろしくお願いします」


と、背が低く元気で可愛らしい感じの浜辺さん


「それじゃあ、この子が案内してくれるからついて行けばいいわ」


「ん?藤崎さんはどうするの?」


「何言ってるの?私は宮田くんを案内するのよ、まぁ当初の予定はなーこに案内させようと思ったんだけど、人が増えたなら私が個人的に案内するのもありかなって思った訳よ」


「なるほど、2人っきりで、学校を回ると?」


「そう、2人っきりで......あっ、ち、違うわよ?別にそういう意味じゃなくて、...そう!お礼よ、日頃のお礼に!」


日頃のお礼ってなんか俺したっけ?


「えー、ルイ様いなくなっちゃうですか!?」


「おいおい、照一!今のはどういうことだぁ?」


「そうよそうよ、本田さんがいるのに浮気するつもり?!」


「照一、お前とは絶交だ!!!」


あー、どうしよう、こいつらに何を言っても俺が責められる未来しか見えない、こうなったら!


「い、痛たたた、筋肉痛が痛いなぁ、ここに留まるのは良くないかもしれん、よしっ、藤崎さん行こう!」


と、俺は藤崎さんの手を掴み強引にこの場を抜けるのであった


『待てー!!!』


「ルイ様〜、待ってくださーい」



玄関を抜け、廊下へと出た


「藤崎さん、どうすればいい?」


「そうね、まずは演劇を見に行きましょう、いいかしら?」


「わかった、案内よろしく」


廊下ですれ違う女子が皆ドレス姿で本当にここは学校なのかと疑ってしまう


「やっぱり俺みたいな普通の学生は見当たんないな」


「そうね、招待制だから一般客は入れないし、来る人も家族や父兄の人ばっかりだそうよ、でも気にしなくていいわよ?」


と言われましてもね、俺の格好ってクラスTシャツに学生ズボンだからね?めっちゃ浮いてるのよ


「そういえば、前に送ってくれたやつって...」


「あぁ、あすかのコスプレ姿のやつね、気に入らなかったかしら?」


「いや、とても素晴らしかったです、ありがとうございます!」


「ふふっ、それは良かったわ、私もあれは気に入ってるわ、今度はあの姿で買い物でも行かせてこようか考え中なのよ」


と、藤崎さんがすごいことを言ってると


「あらあら、これはこれは藤崎さんではありませんか、さては密会ですか?」


いきなり藤崎さんは白いドレスを着た女子から話しかけられた


「アメリさん、そのドレス素敵ね、それとこんなに堂々と密会なんてしないわよ」


「それもそうですわね、でしたらデートということになるのでしょうか?」


「さぁ、アメリさんにはどう見えるのかしら?」


「そうですわね、まだ手を繋いでいないとこを見ると付き合いたてのカップルといったとこでしょうか?」


藤崎さんが1歩前へ出る


「ふふふ、それはアメリさんとこの彼氏さんとの関係でしょ?一緒にされちゃ困るわ〜」


「な、な、何を仰っているのかしら!?」


「あらら、そんなに焦らなくても私は誰にも言いふらしたりなんかしないわよ?」


「言っていることがさっぱり分かりませんわ!わ、私、急用を思い出したので失礼するわ!」


と言って去っていこうとすると


「あ、それと私と彼はそんな関係じゃないわよ、けど手ならほら、簡単に繋げてしまうけどね」


と、どこか挑発気味に藤崎さんは言う


「ふんっ」


今度こそ去っていった


「今の人は友達?」


「そうね、私はそうなりたいわ、メアリさんはいい子なのよ、ふふっ」


藤崎さんはどこか嬉しそうに言う


「向こうにその気がないと?」


「さぁ、どうなのかしら」


「彼女となにかあったの?」


「そうね、大したことでは無いのよ、私がね、この学校に入学する少し前なのだけど、まだこの土地に来て僅かだったから道に迷ってしまったのよ、その時にたまたま道を聞いたのが彼女だったの、それで目的地まで連れてもらうことになってその道中に色々の話したのよ、その時に彼女がぬいぐるみが好きって知ったの、彼女は学校では大人の女性でいたいらしくぬいぐるみが好きなんて知られたくないらしいの、けど私がこの学校に高校から入学してきてしまって、唯一それを知ってる人となってしまったのよ、そしたら私だけ弱みを持ってると言いふらしてしまうと思ったのか、ことある事に私の弱みを見つけてこようとするのよ、ふふっ、彼女可愛いわよね、だから私もついからかっちゃうのよ」


なるほどねぇ、藤崎さんってもしかして...


「藤崎さんは女王様気質なの?」


「ふふっ、急に何言ってるの?そんなこと言ってないで早く行かなきゃ始まっちゃうわよ、それとも首輪をつけて無理やり引っ張りましょうか?」


だから、そういうとこだと思うんだけどなぁ



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