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ホリデイ

作者: みくた

 部屋の明るさに目を覚ます。

 いつもならスマホのアラームが鳴り響いているのだが、今日は休みであるためアラームは寝る前に解除してしまった。

 部屋に差し込む明かりは日光にしては随分弱い。全体を包むようなザーという水音から察するに雨が降っているようだ。

 身体を起こし傍らにある出窓のカーテンを開けると、空には厚い雲が掛かっており、庭に出来た水溜りは激しく波打っている。そして、窓には雨粒が連続して叩きつけられていた。

 こんな日も悪くはない。ただ、昨晩窓を締め忘れたことを除いては・・・

 半開きの窓からは雨が降込み出窓の床板をビチャビチャに濡らしていた。

 やれやれ、起きて最初にやることが出窓の掃除とは、なんとも幸先の悪い休日だ。

 そう思いながら窓を閉め雑巾を取りに走るのであった。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 雨の日あるあるですね。忙しなく始まる休日も、たまにはいいかもしれないと思いました。
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