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平々凡々に暮らしたい~異世界転生を300回繰り返した結果~  作者: 活字中毒者
ハジマリの霊視官
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特殊障壁魔法 『アクセラレーター』

本日1話目







「っ、この」


 相手選手が体でリクのコースに割って入ったが、リクの方が速かった。もっとも、多少判断に要する時間を要したので、少しの時間が生まれた。


 そのすきをついて別のスカイランナーの選手がリクの進行方向に障壁を展開。妨害を行おうとし、さらにジャマーの選手が下からリクの持つボールにもけて『エアボール』を発射する。


 リクはその全ての敵の動作を霊視で先読みし、そのうえで彼らの狙い通りの進行方向に進むことをあえて選んだ。


(これで!)


 決まった。リクと、リクのことを少しは知っているタケル以外のだれもが思った。


 しかし、リクは文字通り一歩先を行った。足場として展開している風の障壁に干渉、ただのフィールドに対する絶対座標を固定した宙に浮かぶ風の板から、別の魔法へと、障壁魔法が変化する。


 『アクセラレーター』。スカイボールではそう呼ばれている特殊な風の障壁魔法である。トランポリンのように跳ね返る性質を持った風の障壁を利用した加速方法のことで、高校生レベルで使用できる選手はまずいない魔法である。


 一瞬にして特殊障壁魔法『アクセラレーター』、そして霊視による敵の動きの先読み。それらが合わさりリクの体をさらに加速する。


 数人の相手チームの選手を置き去りにすると、リクはシュート、とみせかけて障壁を使用し途中でその軌道を変えジンへとアシストをした。


 相手チームの注意が完全にリクに向いていた今、スカイボール部屈指の実力をほこるジンを止められるものは無く、ジンは簡単にシュートを決めた。


 もはや、リクのチームでリクの動きについていけるのは、キャプテンのジンしかおらず、突出した動きをするがゆえに、味方が萎縮し、敵の注意を引き付けすぎ、さらに体力を消費するという悪循環にリクは陥っていた。









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