表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
この連載作品は未完結のまま約4ヶ月以上の間、更新されていません。

なんで先輩が俺の家に!!?!!?

作者:じゃがマヨ
目が覚めた瞬間、俺は確信した。

「……やったな俺、ついに脳がバグったな」と。

だって、目の前にいるのは美涼先輩だ。あの“氷の微笑”と名高い、誰にも懐かず、昼休みに屋上で文庫本ばっか読んでた、俺の中で完全に二次元扱いだった先輩。
その人が今、俺のくっそ狭いアパートの台所で、玉子焼き焼いてるんだぞ?

しかもだ。

上は男モノの白いシャツ一枚(それも、ボタン半分開け)、下は……パンツ。
いや、厳密には下着。女子の。グレーと白のボーダー。
冷蔵庫の前で背伸びした拍子に、シャツの裾がふわっとなって、俺、理性、限界。

「ちょっ……! 美涼先輩!? な、なんで俺んちに!? てか、その格好どうしたんですか!? 俺、何もしてませんよね!? してないっていうか、できる器じゃないし、俺!」

「……あ、起きた。おはよう、葛城くん。ご飯できるから顔洗ってきなよ。味噌汁、わかめと豆腐で合ってたっけ?」

「味噌汁の前に説明求む!」

もう頭の中が交通事故だ。いや、むしろ大地震か。まじで思考が瓦礫の下敷き。

昨日の夜、何をしてた? 飲んだ? 飲んでない。そもそも未成年だし。
熱がある? ない。……夢か? 夢にしてはリアルすぎる。目の前で美涼先輩が卵を巻くたびに、ぷるぷる揺れてるアレが完全に現実的質量を伴っていた。

「先輩、あの……いや、ほんと、お願いだからまず着替えてください。俺の理性が耐久レースに入ってるんで……」


ドタバタ恋愛ファンタジー✖️コメディ✖️バトル物小説、ここに開幕ッ!
第一章:おかしいのは俺か、世界か。
プロローグ
2025/05/04 01:07
第1話
2025/05/04 01:11
第2話
2025/05/04 03:48
第3話
2025/05/11 20:31
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ