表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

覚醒者

作者: 尚文産商堂

目が覚めると、何かが違っていた。

それは、周りがはっきりと認識できるというものだけでなく、何がどこにあって、それがどうなるのかというところまで分かるものだ。

超能力でも手に入れたかのような、そんな高揚感がある。

それだけではない、何といったらいいかわかりにくいが、相手が誰かということがわかるようなものだ。


何かわからない、ともかく誰かにこのことを言いたいと思って、2chに書き込んでみた。

今はそういえば5chとかいうんだったが、それも気にならないほどだ。

書き込んだところで何か変わるわけではないが、書き込んで乙られたところで、その書き込んできたやつらについても、全部わかる。

名前だけじゃない、住所も年齢も性別も、どこで生まれてどこで育って、そしてどうやって死ぬのか。

過去も今も未来も、全部が今見える。


ただ、それに合わせて頭痛が激しくなってきているのに気付く。

頭の処理が追い付いてきていないようだ。

そこでまた寝ることにする。

寝てみても治らないときには、また別のことを考えよう。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ