新に
サカツキは後ろへ回り込んでおり、化け物を蹴った
「っ……まさか」
サカツキの足はドロドロの化け物に飲み込まれ、取れない
「こいうとき、捕まえたと言うですか?」
別の化け物は答えた
「らしいですね」
日本語を勉強してきた様子だった
─サカツキ─
取れない……
にしても何で作られた生物なんだ?
弱点が無いってことはないよな?
サカツキはありとあらゆる液体や物をダストボックスから出した
しかし、傷を負うものは無かった
化け物は体を伸ばし鞭を作り、三人でサカツキを何度も殴る
サカツキは頭を手で守る
頭以外を殴られ、痛みはくる
「くっ……」
サカツキは何かを思いつく
ダストボックスからシラユキを出した
「ここは……なるほどね、私はダストボックスの中にいたのか」
シラユキは氷で椅子を作る
そして手を叩いた
反響により、全ての物や人の位置を把握した
「んで、サカツキちゃん 何をやっているんだ?」
「交換材料はヒメアだ。こいつらを倒せ」
シラユキは考えた
「いいよ。そして、ダストボックスを使えば一瞬で消せると思うけど、それをしない理由があるのかな?」
「能力が通用しないって話だ」
サカツキは笑っていた
「ふふふ サカツキちゃんは昔から笑顔しか見せないよね。いいよ、私の氷が通じるならね」
シラユキは再度手を叩いた
「アイス」
化け物は固まる
サカツキの足だけ残して、氷漬けにした
サカツキは足を引っこ抜く
緑の液体が着いてきた
サカツキは液体を蹴り飛ばし、自身から離す
「やっと取れた。にしても、あいつらは無敵か?」
サカツキがそう言い化け物を見ていると、化け物は氷を溶かして出てきた
シラユキは聞いた
「火は試したのかな?」
「いいや、」
サカツキは指を弾き火を付ける
そして火を強風で飛ばした
ヒメアもやっていた技だ
ヒメアはフェニックスと名付けていた
緑の化け物は三人とも溶けていく
「ほら、炎が弱点だろ?」
「らしいな」
サカツキは本部へと戻っていく
ポケットに手を入れながら
そして片手を上げた
「忘れ物があったな」
ヒメアをシラユキの近くに置いていった
「辞めてって言ってるでしょ? 全く、エッチなんだから」
ヒメアはシラユキの存在に気づく
おそらく暗闇の中で妄想をしていたのだろう
「お姉……ちゃん?」
シラユキはヒメアに言った
「無事で良かった」
「お、お姉ちゃんこそ! フェアリーズ! 私が帰ったよ!」
一方サカツキは本部へと向かっていた
─サカツキ─
クローズは後回し
今は一旦帰って傷を……
サカツキが歩いていると、前から赤い化け物が現れた
その化け物は緑の化け物よりガタイが良く、緑の化け物は左右に一人ずついた
「次から次へと……」
サカツキはそう呟き、指を弾く
そして口から息を吹き、火を熱風へと変え飛ばす
緑の化け物は溶けていった
─サカツキ─
赤の化け物は溶けてくれないのか?
ったく、面倒なやつだ
とりあえず念には念を こいつには効果あるかもしれないしな
サカツキはダストボックスで赤い化け物を消そうとした
勿論のこと消えなかった
赤い化け物はサカツキの視界から消えた
─サカツキ─
どこに消えた?
サカツキは後ろから首を締められる
「っ……」
─サカツキ─
全く見えないし気配もない
これが最後の足掻きになりそうか
サカツキは赤い化け物の体に直接炎を入れた
しかし指が浸かっただけで、炎は消えてしまった
「っ……」
サカツキは唾液を流しながら気絶した
化け物は全世界に現れていた
あらからヒカリノ、コウジと合流したレイト
現在緑の化け物と交戦中だ
「とりあえず消えろ!」
とヒカリノは木刀を振るう
街は大爆発を起こすが、化け物は粉砕しただけでまた戻る
「粉々にするだけじゃ駄目っぽいな」
ヒカリノはそう分析
レイトは「ブラックショット」と炎の弾を放つ
緑の化け物は燃えて溶けていった
「俺ってあいつら相手に強そうだな」
レイトは銃を見ながらそう言った
「しかしレイトの昔から使ってた"ブラックショット"がここまで役に立つとは」
そう感心するコウジ
「失礼だな。こいつは昔から活躍してくれている」
「そ、そうか?」
コウジは首を傾げた
三人は行く宛も無く、家のある千葉へ戻ろうとしていた
そしてサカツキは目を覚ました
山小屋の中だった
「んで、世界最強の能力者さんが何故倒れてたんだ?」
と聞いたのはレイトだ
ヒカリノ、コウジもいた
「能力も炎も効かない化け物に出会ってね」
レイトは目を細めた
ヒカリノは聞いた
「何か心当たりとかないのか?」
「んとな、あるとするなら、ラスイングの能力だな」
「ラスイングの能力?」
レイトは聞き返す
「ラスイングの能力は能力無効。そしてコネクトがクローンを作っているというデマもあったが、もしラスイングが自分の能力のクローンを作っていたのなら……。それなら説明が付く」
三人は驚いた
「ラスイングか……。ちなみに、ラスイングの顔を知ってるのか?」
レイトは聞く
「数年前の顔なら知ってる」
サカツキは笑った
「えっと……なにゆえ笑ってるんだ?」
コウジは聞いた
「ああ、気にするな。この追い詰められた感覚が面白すぎてな」
「そ、そうか」
一方ルシファー、エングラン、マカロンは
「さて、この緑の化け物は不死身かな?」
ルシファーは首を傾げる
「さて、試してみるか。デストロイ!!」
と言いエングランはその場でパンチ
周りのものは消えていくが、化け物だけは消えない
「どうやら能力無効らしいな」
「エングラン様の攻撃が効かない……」
マカロンも驚いていた
エングランはサカツキに電話をした
「うい、どした?」
「今能力の効かない敵と戦ってるんだが、弱点が分からなくてな。何か知らないか?」
「そいつらは炎に弱いで。私も負けてな……」
「そか、分かった」
エングランは電話を切る
ルシファーは指を弾き炎を作る
そして炎を風で運び、敵を次々と倒す
ルシファーは空を見上げる
「ねえ、僕は奴らが空から降ってきてるように見えるんだけど」
「俺もそう見えた」
エングランはそう返す
そして空に飛行船が見えた
「さて、あの飛行船から降ってるっぽいね」
と言いルシファーは空を飛ぶ
飛行船は大きく、日米の海をまたいで位置する
エングランもマカロンと飛行船へ瞬間移動した
─エングラン─
流石に俺らより早いやつはいないな
さて
「デストロイ」
エングランは飛行船を破壊した
飛行船は大量の化け物と墜落エングラン、マカロンも落ちていく
「ったく」
ルシファーはエングランとマカロンを風で受け止めた
化け物達は地に墜落したが、再生する
「さて、ここから本番だ!」
エングランは張り切っている
そしてAAKは
「うちらも行くか?」
ハクリエは聞く
「例の化け物現場にか?」
ライスは聞き返す
「せや」
「ほなら行く必要ないだろ」
イチドクは言った
「向こうから来てくれるってな? 事前情報として、相手の弱点は炎らしいで」
そして戦場では
日米をまたいだ戦場では、多くの人が戦っていた
「フェニックス!」
ヒメアは熱風を放つ
多くの化け物は死ぬ
「アイス」
シラユキは敵を氷刺しにする
そして指を弾き、炎で燃やす
「ブラックショット!」
レイトは炎の弾を放つ
「邪魔だ化け物」
ヒカリノは木刀を振りまくり、爆発で全てを破壊していく
「キリがない。早くラスイングのところへ向かうぞ」
ヒカリノはそう焦ろうとした
「待て、レイト、化け物の頭を焼いてくれ」
サカツキはそう指示を出す
「頭? 分かった。ブラックショット」
レイトは化け物達の頭に炎の弾を放つ
「よし、行けるんじゃないか?」
化け物の頭は溶け始めた
サカツキはダストボックスで化け物を消した
「これが能力ならば、弱点は頭ってことやろ? んなら余裕だな。さて、懸念すべきは赤色のやつか」
─サカツキ─
にしても最悪のタイミングにラスイングも来たな
日米しか残っていない今に来るとは……しかも戦争中に




