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Hrwad  作者: シフェアル
2章
17/25

繋に

その後上層部は帰った

「んで、サカツキ 本当に組むのか?」

エングランは聞いた

「あいつは世界征服と言ったが、それは矛盾だ。全てを破壊することは世界征服と呼ばない。私は全ての人類を配下に置きたい。つまり、あいつらの言う世界征服をあいつらが実行した場合、それは私たちの世界征服でなく裏切りとなる。裏切れば消すと私は伝えた」

エングランは笑った

「世界征服には時間が掛かると思っていたが、あいつらを利用すれば……ってことか?」

サカツキは鼻で笑った

「なるほどな。ったく、恐ろしい女だ」


そしてファーストは洞窟を歩く

「おいおい止まれや! ああんっ? 俺様は第二幹部のキラマ様だぜ!? この釜で切り裂いてくれるわ!」

「そうか。じゃあ切り裂いてみろ」

キラマはファーストを切り裂こうとした

ファーストは一瞬で回し蹴り

蹴りの風でキラマを飛ばした

飛んだキラマは壁を何個も突き破り、気絶

ファーストは先へ進んだ

ファーストは下への階段を見つけた

「にしても敵が弱すぎる。コネクトとは名だけの弱い組織なのか?」

下への階段を降りるファースト

階段は鉄でできており、真っ暗だ

「明かりはここまでか」

ファーストは指を擦り、炎を付けた

指の炎の明かりを頼りに前へ進む

「これは……」

降りた先には死体の山があった

ファーストは死体を見流す

若い男女の死体ばかりだ

「趣味が悪いな……」

「そう思いましたか?」

声が聞こえた

ファーストは視線を死体から正面に変えた

そこには幼女がいた

「こんな所でどうしたの? 君は……コネクトの仲間?」

ファーストの問に答えた幼女

「そうですよ! コネクト第五幹部のヒナと言います」

「そうなんだね」

ファーストは回し蹴りで幼女を殺そうとした

その時、ファーストの動きは止まった

「私の能力は停止。相手の動きを止めれます」


─ファースト─

これはまずいな……

能力は使えるはず

能力者は脳さえ正常なら問題ないしな


しかし……私は能力者じゃない

能力者が増えれば、それだけ大きな争いも増える


「この地下ではクラスと私が強いです。あとウルフさんも強いですね」

話しながらヒナはファーストの仮面を取る

「どこかで見覚えのある顔……あ、もしかしてトワラント? 伝説って謳われてた」

ヒナは気づいた

「そうか、喋れないから言葉も返ってこないか」

ヒナはトワラントの髪にマッチで火を付けた

そしてカメラで動画を取る


─ヒナ─

焼け死ぬ所は記録しておかないとね


─トワラント─

まずい……勝算が見えない

体が氷で固まったかのように……


その頃アカツキ、ハクリエ、トルテは敵を前にしていた

「わては第四幹部のレイカよ。あたしが可愛がって、あっげっる!」

「おいらもいるぜ! 第六幹部のヒートだ!」

そしてヒートは頭に力を入れ

「アクアストーム」

水の竜巻を出した

ハクリエは笑った

「あれって……うちの能力の餌食よな?」

ハクリエは水の竜巻を操り、跳ね返した

「ちょ、レイカ、どうにかして」

「無理よあたし……だって無能力者だもの」

「そんなぁ」

二人は水の竜巻で気絶した

「さっきから雑魚ばっかやなあ」

とハクリエは呟く

「ま、楽に越したことはない」

アカツキはそう言い前へと進む

「せやな」


そしてイチドクたちは

「あ、あたくしはコネクト第三幹部のサカツキですわ」

サカツキのような格好をした男が、無理して高い声で喋っていた

「えっとあの……」

イチドクが何かを聞こうとしたが

「ブラックショット」

レイトは燃やしてしまった

「あちいー」そう言い残し灰となった

イチドクは言った

「おいレイト……あいつにも深い思いがあってだな」

「知るか んなもん」

そして進む四人と猫一匹

「これは……」

イチドクは下への階段を見つけた

「階段だな」レイトは進んだ

少し躊躇っていたイチドクも続く

下には鉄階段 そして真っ暗な洞窟

「しかし真っ暗だ。まあシャドーシャドーを使うにはうってつけの空間だが」

「この猫野郎にもうってつけだな」

ナゾマトがそう言うと「にゃあ〜」と返事した

「その猫戦えるのか?」

イチドクは聞いた

「敵の足止めくらいならできる」

と答えると、ナゾマトは腕を噛まれた

「ったく……我が超人間でなかったら、今頃は病院のベッドの上だぞ?」

そして進むと

猫がジャンプした

そして爪と爪のぶつかり合う音が聞こえた

一同は上を向く

しかし何も見えない


─セカンド─

忘れてた……

シャドーシャドーは使いやすいが、敵が見えなきゃ意味がない


「やっちまえ、猫」

「猫と何かは暗闇の中で戦う」

ナゾマトは指を弾き、炎を付ける

うっすら見えたのは、人のように立つ狼だ

「ふふふ、俺は能力狼人間のウルフだ。この能力はこの暗い空間で更に強くなる」

「にゃあ」と猫は鳴いた

「ほう、お前もこの空間で強くなると……。面白いじゃないか!」

そして猫とウルフの攻防は続く

「きょにぇにゃくぇにゃとぉきぃにゅあ」

猫は何かを伝えようとしたのか、言葉を話す

ナゾマトは首を傾げた

「どうした猫? そんなんじゃ言葉は通じないぞ?」

ナゾマトは少し考える

「我も戦えってことか?」

猫は頷いた

「オーキードーキー」

ナゾマトは地を蹴り、ウルフの元へ

ウルフを一蹴り

「ぐはっ……全く見えなかった……だと!?」

ウルフは倒れた

「先へ進むぞ」

ナゾマトは先へと歩き出す

その後を追う一同

猫はナゾマトの肩に乗った

「ったく……本当変わったコンビだな。お前ら」

イチドクは猫の顎を撫でながら言った

猫は喜びイチドクの肩に乗る

「おっ、乗った」

イチドクは猫を撫でていた

「おお、よしよし。可愛いにゃあ」

その光景を眺めレイトは頬を赤くした


─レイト─

いかんいかん……

ったく、保てSAN値


一方トワラントは

「待っててくださいね」

ヒナはそう言いトワラントから離れた


─トワラント─

離れた……今なら能力も弱まったりしないか?


……いや、動けない


ヒナは戻ってくると、大鍋を持っていた

そして大鍋に火を付け水を入れ始める

ヒナは喜んでいた

「トワラントお姉様の為に用意しました!」

ヒナは水が少ししか溜まり切っていない鍋の中にトワラントを入れた

まだ熱くもない

「いい出汁が取れそうですわ」

トワラントはされるがままだ

鍋は徐々に水を増し、熱くなっていく


─トワラント─

実感した……能力社会は始まってると

そして、それに適応できない者はこうやって死んでいく

『なあトワ子』

『ん? どうしたラスイング』

『もしの話だ。もし、能力者が溢れる世界になったとして……お前はそれでも能力を拒み能力者にならないのか?』

トワラントは即答だった

『勿論だ。ラスイングは未来と言わず、今にでも能力者になりたいんだろ?』

『ったく、お見通しかよ』


トワラントは嘗ての記憶が走馬灯として現れた

トワラントは固まった体で涙も流せないが、心では泣いていた


それから時は経ち

ヒナは鍋を開いた

トワラントの死体は鍋の底に沈んでいた

「美味しく仕上がりました! ここに麺を入れて」


そして西、東から入った一同は更に下へと進んでいた

鉄の階段はしばらく続いている

ナゾマトは言った

「我が最新の幹部だ。つまり、幹部は我を除き七名」

「その中で一番強いのは?」

レイトは聞いた

「ヒナだろうな。ヒサナキツルギのエスタと似通った能力だ」

「エスタって……。あの動けなくなる?」

イチドクは驚いた

「ああ。ヒナとエスタの差別化点は、エスタは範囲内なら何人でも可能なのに対し、ヒナは指定した一人だけ。そしてエスタは体内を動けなくする……つまり」

ナゾマトは説明方法を考えた

「言うなら脳が恐怖で震え、動けなくなる……的な? 逆にヒナは外側を固める……シラユキのように氷で固める感覚だ」

イチドクは思った

「私たち人数いるし、相手が一人ってなら余裕で勝てることないか? ほら、動きを封じれるのは一人なんだろ?」

「それもそうだが、下に行けば我も知らぬ敵が潜んでいるやもしれん」

「そうか……」

そして下っていると、洞窟から鉄へと背景が変わる

それと同時に照明も付いていた

ナゾマトは炎を消した

階段は終わり、平面に出た

そこには一つの小さな蔵があった

見張りと思われる男が一人

「ここはコネクト様の家だ。故に、第零幹部のハヅキが命に変えても守ってみせよう」

ハヅキの体から目を開けられないほどの光が出た

「まさか……一が最初と思ってたが、零がいたとはな」

ナゾマトはそう驚いた

「まあいいさ。この光は止まない。そしてお前らは動くこともなく死ぬ」


─セカンド─

俺の能力と相性最悪か……


「ブラックショット」

レイトはハヅキの方向へ闇雲に弾を撃つ

「それは当たらないよ」

ナゾマトは手を叩いた


─ナゾマト─

後ろ


ナゾマトは後ろを蹴った

そして蹴った風でハヅキは吹っ飛ぶ

壁にぶつかり、倒れる

「っ……なぜお前がそれを!?」

ハヅキは腹を抑えながら聞いた

「これは……昔の友達が使っててな」

「昔の友達……」イチドクは一つの答えに辿り着いた


─イチドク─

シラユキの技を知ってるということは……

まさか伝説の冒険者!?


「ハヅキとか言ったな? 我が力の前に生きて帰れるものはいないと思え!!」

ナゾマトはそう言った

「ブラックショット」

レイトは蔵に向かい炎の弾を撃つ

「ちょ、レイト!?」

イチドクは驚いた

「相手はコネクトだぜ? 先手必勝だろ?」

「ま、まあ、……それはそうだけど」

蔵は燃え尽きた

ハヅキは慌てていた

「コネクト様……」

しかし蔵からは何も出てこなかった

全員驚いていた

「コネクト様……確かに姿を拝ませて頂いたことは無いが……まさか、いないだと……」

ハズキは顔を俯かせた

そして後ろの階段から足音が聞こえた

ハヅキは階段の方を見た

「……お前は」

「ハヅキくんっ……こんにちは」

その声を聞き振り向く一同

そこにはサカツキがいた

「サカツキ……なぜここに……?」

イチドクは聞いた

「私のアジトに私がいて何が悪い?」

「嘘言え! ここはコネクト様のアジトだ」

サカツキは笑った

「コネクトはネットでの名前。ハヅキさ、コネクトとリアルで会ったことあるか? ないよな?」

「っ……本当にあなた様がコネクト……」

サカツキは階段に足を組み座った

「お前らを切って捨てようってわけじゃない。歓喜するよ ヒサナキツルギへ」

「コネクトさ……いや、サカツキ様」

サカツキは聞いた

「さて、君たちには選択権がある。ヒメア、シラユキ、シフェアル この三人のうち、誰が欲しい?」

サカツキは声を出して笑っている

イチドクは疑問を話す

「待て、シフェアルとシラユキは死んで、ヒメアは攫われた。つまり……っ、まさか」

イチドクは何かに気づいた

「サカツキ……お前、ヒメアまで殺して」

「逆だ。全員生きているさ」

サカツキは立ち上がり、階段を降り切る

「その上で問だけどさ、誰が欲しい?」

一同は驚いていた

「っ……シフェアルが生きてるのか!?」

イチドクは確認した

「正確には全員生き返らせた。言わなかったっけ? 私のダストボックスはリサイクルが可能と。ゴミ箱からそのまま取り出すこともできれば、リサイクル……言い換えるなら再構築も可能というわけだ」

サカツキはイチドクたちの方へ歩き出す

「缶はゴミ箱へ。誰もゴミ箱から拾い上げなければリサイクルされ、新たな鉄として生まれ変わる。つまり、全く同じものを作ることが可能。記憶も形もいじれるがな」

イチドクは答えた

「選択はシフェアルだ。シフェアルを生き返らせてくれ」

「待て、選択はシラユキだ」

ナゾマトはそう言う

猫はナゾマトの肩から降りた

そしてサカツキの方へと近づく

「猫……?」

猫は口を動かした

サカツキはそれを見て「なるほど」と笑う

「猫からシフェアルに一票だ」

セカンドとレイトはどちらも選ばず黙っていた

「おい猫! ……っ……そうだよな。そっちを選ぶよな」

ナゾマトは溜息をついた

「んで、シフェアルでいいんだな?」

「ああ、頼む」イチドクはそう言った

サカツキの横に檻に入ったシフェアルが出てきた

「勿論記憶や体の形はいじってない。服は元着ていた服と全く同じものだ」

サカツキはそう言い階段を登っていく

「舐めやがって」

レイトはブラックショットを放つ

しかし弾はサカツキの元へ行かず、弾き返ってきた

階段の上の方を見ると、ルシファーがいた

「ルシファー……」

レイトはそう呟く

「こんにちはイチドクです」

「今日はイチドクちゃんの豆知識コーナー! 司会はわたしくツイ子ちゃんだぜ!」

イチドクはツイ子の方を見ていた

「それじゃ、イチドクちゃん 豆知識をどうぞ」

「急に言われてもな」

髪の毛をもじもじと触るイチドク

「おお、可愛い仕草ですね!」

「黙れっ」

気を取り直して

「それでは豆知識をお願いします!」

「えっと……」

イチドクは言った

「納豆は大豆を腐らせたもの。腐ってるのに賞味期限があるとかいう矛盾を人は『納豆の法則』と呼ぶ」


※嘘です

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