表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

異世界シリーズ

神様「エロゲーかギャルゲーの世界へ強制的に行かせてやろう。どちらか選べ。」

作者: 夜乃桜

僕は以前、神の声を聞いたことがある。

それが聞こえなくなったと思ったのも束の間だった。

「エロゲーかギャルゲーの世界へ強制的に行かせてやろう。どちらか選べ。」

また空から降り注ぐように声が聞こえたんだ。




僕は悩む。

何故なら僕はDTだ。

エロゲーで無理矢理好きじゃない子から犯されるくらいなら、

ギャルゲーに…、って。



ギャルゲーの世界はコミュ障陰キャには辛い程、

ドロドロしているもんな。

メンタルやられてヤンデレEDになるのは目に見えている。




それなら、腹を括ってエロゲーに…。

エロゲーだってルートはある。

エロシーンを排除していけばいいんだ。



正直、好きではない女の子から犯されるのは嫌だが

女の子の造形は見てみたい。

絵師のクオリティーはどんなものだろう。

僕は、フィギュアを見るような感覚へと陥っていた。




「そろそろ決まったかのう?」



「どちらも嫌です。

僕の得になることがひとつもありません。

あなた、この間の小悪魔ですか?」



「バレた?

私は、神様の面を被った小悪魔よ!

今回は、強制的にゲームの世界へ行かせて、あなたの魂を頂いちゃうんだから!」



「これって、僕が一生どちらも選ばなければいいだけですよね?」



「なっ!

キーーー!!!

悔しいわ!!」


小悪魔は何処かへ行ってしまったようだ。

僕はそれから神の声が聞こえなくなった。



が!

また来るのだろうか?

僕は疲労感に襲われていた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ