表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
エア・クラフト・スチール  作者: 山鳥のハラミ
蒼と鷹の目と狙撃銃
13/22

ep01-3 vivid next morning〈一騒動の鮮やかな翌朝〉

前回のあらすじぃ!

目が覚めるとそこは、美少女がいるハーレム世界だった!

主人公の命都は、そんな世界であらゆる女の子を手駒としてゆき世界最強のハーレムを宣言した!

そして、目の前に現れる巨大な悪『ユウカ』。そいつはまさかの一夫多妻崩壊拳の持ち主だった!

一夫多妻崩壊拳で徐々に美少女を失う、命都。そんなピンチの中、天から光が!

どうなる、命都のハーレムは!?









違うでしょ。これあらすじじゃないでしょ。何書いてんのよ。自分。

 学生寮の廊下。

 その角からとある影が命都達のことを見ていた。

「……何だ、あれは」

 見ていた本人、優華は半ば戸惑っていた。

 シリルと命都が親しく話しているところを見てしまったのだ。その戸惑いと命都たちの会話に接点がないと考えているが、なんだが引っかかる。

「………」

 一度、廊下の角に隠れるが少し考えると優華は再び命都たちがいる廊下の方を覗き見る。

「何してんだ。お前」

「!!」

 すると瞬間、後ろから聞きなれた声がする。

「…………」

 ゆっくりと、顔を振り返るとそこには最近、メインテナンスルームに来るようになった詩音がいた。

 今日は、日曜日という理由もあるので彼女は私服姿であった。クールで厳つい雰囲気を出して口調や態度などは男勝りだが着ている服がカジュアルでキュートなフリルが目立つ服だった。本当にこれでも不良なのか?

「何か、変なこと事考えなかったか?」

「何の事?」

「………」

 詩音はぴくぴくとこめかみを動かしているが優華はそんなこと関係ない。命都達のことが気になって再び命都達の方を覗き見る。

「って、おい何見てんだ……よ………。お前、そう言う趣味か?」

「………違う」

「じゃあ、なんであいつらを覗き見てるんだよ」

 そういわれるとなんでだろう、と優華は考えるがすぐに考えるのをやめる。どうせ、無駄だから。

 なら少しは考えるのをやめてみようかと思ってもしょうがないと思う。うん、死syぉうがない。

「………好きなのか? あの男の事」

「!! な、何を根拠に……」

「顔、赤くなっているぞ」

「!!」

 慌てて顔を手で隠すが詩音は更に追い打ちを掛けるかのように、口を開く。

「好きなんだな」

「……」

「好きなんだな」

「……………」

 優華は我慢できずそっぽを向いた瞬間、詩音は確信する。

『あぁ、こいつ本当にあの男のことが好きなんだな』

 そう確信した詩音が優華の肩にポンッ、と軽く手を置く。

「なんだ」

「まぁ、がんばれ」

「なにがだ」

 優華は詩音の言われていることが理解できず、半ば不機嫌顔で答えるが詩音は顔色一つも変えずに去ってしまう。

「俺、食堂に用があるからじゃあな、がっ」

 だが優華はその言葉を逃さない。詩音の襟首を掴み廊下の角へと引き込む。

「なっ、何しやがるっ!」

「静かにしろ、次は命は無い」

「………………………」

 静かになったことを確認した優華はそのまま命都達の陰の偵察という名の監視を続けた。たった一人の巻き添えを含めて。

先の前書きで記入ミスがありました。

それは、あらすじ全般が間違っており、今回は優華と詩音側から見た命都達の視点となるところ、あのようなことになってしまいました。

誠に申し訳ありませんでした。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ