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エア・クラフト・スチール  作者: 山鳥のハラミ
蒼と鷹の目と狙撃銃
11/22

ep01-1 vivid next morning〈一騒動の鮮やかな翌朝〉

何もない、いや、無くなったいつも通りの日曜の朝。

そんな中、普通じゃない生活をしているたった一人の元女装(本意ではない)女子のとある爽やかで慌ただしい朝。


シリル・メフシィの朝は早い。

 太陽がほんの少し出ていても、学生寮の自室の部屋でシリルは起きて朝の支度を整える。洗面台の前に立ち、鏡に映る自身の顔とにらめっこをした後に顔をよく洗い、歯を磨き、再び鏡とにらめっこをし、髪を櫛で解かすと満足そうな顔で洗面台の前から去る。その後は、寝間着から制服に着替える。

 それも学園の制服ではなく、黒のメンズスーツを着る。

「はぁ、なんで休日でもこんなものを着なきゃいけないのでしょう」

 ため息を漏らしながらも、メンズスーツに袖を通す。

(けれど、昨日の問題を出さなきゃいけませんし)

 内心、そう思いながらもメンズスーツを整える。

「んっ、こんな感じでしょうか」

 ネクタイを締め、メンズスーツを着終えるとデスクに置かれている茶色い封筒を手に取ると、そのまま部屋を出る。

「行ってきます」

 同居人は居ないが、一応、礼儀としてそう言って出ていく。

 ただ帰ってくるのは空虚であろうと、シリルには関係なかった。

 彼女(シリル)の日曜はいつも、このような感じだったのだから。

お久しぶりです。山鳥のハラミです。

今回は少し趣向を変え、書き方を変えてみました。ほら、やっぱり読みやすさって大事じゃないですか?

………えっ、単にお前がめんどくさがっているだけ?はっはっはっ、まっさかぁ、そんなわけないじゃないですかぁ。読みやすさって大事。本当にね!

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